1本は欲しい、明るい標準レンズ「7Artisans 35mm F1.2」
iPhone11Proの望遠レンズの焦点距離は52mmです。銀塩時代は標準レンズの画角だったのですがいまでは格上げされています。この35mmも「X-E3」に取り付けると52mmになるのでやや望遠に感じられます。歪みが少なく遠近感は自然な印象。そして、ズームレンズでは実現できない開放絞り値F1.2という明るさがポイントです。絞り値が明るいほど背景がボケるので主役を強調しやすくなります。邪魔者はボカせとばかりに画面構成も簡単にできますし、F8まで絞ればパンフォーカスでスナップもOK。風景から人物まで撮れる万能レンズといえるでしょう。最短撮影距離は35cm、重さは150gです。
【作例】普通に写って誰にでも使いこなせる
私も普段、52mmというレンズは使っていないので、これ1本しかないと思うと最初は戸惑いました。思ったより画角が狭く感じます。やはりもっと広角をメインにして、このレンズは望遠寄りとして使った方がいいでしょう。クセのないレンズなのでポートレートに向いています。広角は歪みやすいので、明るい標準レンズで人物を撮る方が失敗しません。建物も歪まない。35cmまで寄れるので料理やスイーツも撮れますね。
次回は25mmF1.8、55mmF1.4、60mmF2.8 Macroレンズが登場します!
モデル/こうやもゆ
撮影協力/ペンギンカフェ(Penguin café)
【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】
【この記事を読んだ方はこちらもオススメ】
実用性と趣味性を兼備したAPS-Cミラーレス一眼の到達点はコレ!
プロカメラマンが惚れた“ネオクラシック”コンデジ! 撮影意欲をかき立てるこだわりの逸品