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2019/3/26 17:00

ニッカウヰスキー生産拠点のひとつ「宮城峡蒸溜所」が50周年。7つのトリビアと30万円の記念ボトルで深掘り解説

宮城峡蒸溜所では50周年特別企画展が開催中

ここからは、50周年記念の一環で発売される、特別商品を紹介。それが「シングルモルト宮城峡リミテッドエディション2019」と、「シングルモルト余市リミテッドエディション2019」です。それぞれ700本限定で、バーやホテルなどの業務用を中心に発売されるというレアもの。

 

↑左が「シングルモルト余市リミテッドエディション2019」、右が「シングルモルト宮城峡リミテッドエディション2019」。3月12日に発売され、価格はなんと1本30万円(税抜)!

 

ともに、各蒸溜所のモルト原酒から、1960、70、80、90、00年代の原酒を厳選してヴァッティングさせたシングルモルトウイスキー。なかでも宮城峡のほうは、宮城峡蒸留所で最初に蒸溜された超希少なモルト原酒も入っています。

 

↑まさに50周年を記念する歴史的なウイスキー。特別に、テイスティングをさせてもらえることに!

 

↑宮城峡の色の濃さは、シェリー樽熟成によるもの。ハーブとフローラルをまとった、パウンドケーキを思わせる甘い香りとコクに加えて、カシューナッツのような滑らかさ、ほのかなピートの余韻がリッチな気分にいざないます

 

↑オーク由来のウッディなバニラ香と、ダークチョコのようなビターな味わいや、香ばしい麦のコク。アフターには、華やかなオレンジピールのニュアンスと、力強いピートの余韻が

 

50周年記念のウイスキーはなかなかお目にかかれないと思いますが、蒸溜所は見学が可能。2017年に蒸溜所内に新設されたビジターセンターでは、50周年特別企画展「A traveler of whisky 竹鶴政孝が目指した理想のウイスキーと、その到達点としての宮城峡蒸溜所」が開催されています。

 

↑ビジターセンターでは、歴史やウイスキー製造工程のミニチュア模型なども展示。別館の売店ではここだけのお土産も!

 

今年の4月末からは、最長10連休となるゴールデンウィークが控えています。旅行を計画している人は、ぜひこの機会に訪れてみてはいかがでしょうか!

 

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