4月から一人暮らしを始めたという人もいるでしょう。元気に毎日すごすために大切なのが食事。一人暮らしの食事はどうしても「主食だけ」ですませてしまいがち。パンやごはんに、肉や魚といったタンパク質、そして野菜を揃えるのは意外とハードルが高いのではないでしょうか。コンロが1口しかない、調理に時間がかけられない、後片付けが面倒といった状況が重なれば、自炊を続けるのが難しくなるかも。
そこで試したいのが 日立の「2in1トースターレンジ MRT-F100」。トースターと電子レンジを1台2役でこなす本機を使えば、「パンと目玉焼きを同時に作る」「チキンと野菜を一緒に焼く」「煙や後片付けを気にせず焼き魚が焼ける」「ミートソースや煮物も火加減をレンジ任せで作る」など、タンパク質や野菜を「一緒に用意する」ハードルがぐっと低くなります。
日立の「2in1トースターレンジ MRT-F100」とは
日立の「2in1トースターレンジ MRT-F100」は、その名の通りトースターとレンジが1つになったアイテム。付属の「グリルプレート」がポイント。マイクロ波を吸収して発熱する仕組みで、上からのヒーター加熱に加え、下からも加熱できます。一般的なオーブンレンジでトーストをする場合、下火が弱く途中でひっくり返す必要があるが、本機なら、裏返すことなく焼き上げられます。焼きムラや手間を減らせるというわけです。
庫内容量は15L。調理モードはグリル強、グリル弱、トースト、アレンジトースト、パンリベイク、レンジが選べます。レンジは200W/500W/600W/1000W。タイマーは10秒刻みで30分まで設定できます。グリルは直火で食材に熱をあてる調理法のため、オーブンのような細かな温度設定はできません。庫内の高さは、一般的なオーブンレンジと比べると低く食材との距離が近いため、予熱いらずで調理がスタートできます。一応、本機にはクッキーなどおやつを作る時に使う予熱モードがありますが、今回は日常的な食事の用意を想定していたため、使いませんでした。





トーストと目玉焼きを一緒に焼く朝食セットができる
早速トーストから試しました。グリルプレートの上にパンを置いて、時間をセットします。グリルプレートは、食パンなら2枚横にならべて置けます。チーズなどをのせて焼いて具がこぼれても、グリルプレートの上に落ちるので、具がアミからこぼれてヒーターにも落ちてしまう一般的なトースターに比べると掃除が楽。


焼き上がりは、きれいな焼き目が付き、サクッとした歯触りが心地良く、中もふんわりしています。最近の「高級トースター」のようなもっちり感は控えめ。ちょっと水分が抜けている部分もありますが、日常的な食事では十分な美味しさといえるでしょう。
レシピは日立の専用Webサイトから確認します。中でも朝に便利なのが朝食セット。これは、トーストとおかずを一緒に用意できるメニュー。グリルプレートから熱が伝わりやすいよう、グリル加熱用の器ではなく、クッキングペーパーで作った器を使います。高さ1cmくらいのクッキングペーパーでつくった器に卵を落とし、プレートの空いたところに野菜やソーセージなどをセットしてトーストモードで4分ほどで焼き上げます。こうすることでバランスのよい朝食が手軽に作れます。


もっと簡単に朝食をとりたいというときに便利な惣菜パン。これは、「リベイクモード」を使うと香ばしさが蘇りおいしい。カレーパンは、中まで温かくなりソーセージパンもフワフワです。なお、グリルプレートを使う際は、火花などを避けるためアルミホイルは使えません。


解凍から調理まで活躍するレンジ
レンジは、200Wから1000Wまで4つの設定が可能。200Wは、冷凍した肉や魚の解凍に使ったり、アイスクリームやバターをちょっと柔らかくしたいときにも使えて重宝します。冷凍ごはんの温めや、野菜の下ごしらえなどには600Wを使います。冷凍ごはんは1杯分600Wで3分程度で温められます。ご飯を冷凍するときは2~3cm程度の厚みにしておくのがオススメ。
操作がシンプルなので、解凍ボタンのような一発で使えるボタンはなく、自分で温度と時間を設定します。日常的な温めだけでなく、ミートソースやキーマカレーのような煮込みも可能。決められた分量と材料で作るオートメニューではないので、公式レシピ以外にも、好みのレシピで調理ができます。また、600Wと200Wの加熱を組み合わせて炊飯もできます。



グリルは食材を置いて焼くだけ。崩れやすい食材も上手に焼ける
グリルはおかずづくりに使い勝手のよい機能です。チキンのグリルは、鶏もも肉に塩コショウ、オイルをつけてグリル強で30分。ブリや鮭などの魚は味付けしてグリル強で10分~15分。空いている場所にカットした野菜を並べれば、付け合わせも同時に用意ができます。バンズとパテを一緒に焼けばハンバーガーも簡単に作れます。
グリルは、強火で焼き上げる分、調味料や食材の脂がこびりついたりすることがありますが、グリルプレートを使うため、汚れがさっと落ちて洗いやすいし、気になるときはクッキングペーパーを敷けばOKです。片付けが楽なのはうれしいポイント。身が崩れやすい食材でも、裏返さずに焼き上げられるので調理も気軽にできます。






1品まかせて食事のハードルを下げる
専用プレートで下から加熱することで、焼き加減やひっくり返すタイミングなども考えなくてよいし、食材が身崩れしません。タイマーで自動的に停止するため、スタートボタンを押したあとは、洗濯など他の家事ができます。温めもできるので買ってきたお惣菜をおいしく食べるサポートも。2in1トースターレンジは、料理の手間だけでなく「考えるポイントを減らす」家電といえます。キッチンが狭くて家電や調理器具を増やせない、調理や片付けを簡単にしたいという一人暮らしの環境では、その価値を実感しやすいのではないでしょうか。
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