グルメ
ラーメン
2020/4/30 17:00

自宅で「すごい!煮干しラーメン」を食せる話題の「家凪」を取り寄せ! サニーデイ・サービス田中貴太鼓判の味と、凪店主が語る魅力とは?

巣ごもり需要が高まるなか、ラーメン業界でもデリバリーやオンライン販売を行う店が増えている。そこへ、年間600杯のラーメンを食すラーメン好きで知られ、GetNavi・GetNavi webでも連載をもつサニーデイ・サービスの田中 貴さんから連絡が。なんでも、「凪が通販を始めた」と言う。

↑メッセージとともに送られてきた画像がこちら。自分で作って盛り付けたとのことだが、プロクオリティじゃないか!
↑メッセージとともに送られてきた画像がこちら。自分で作って盛り付けたとのことだが、プロクオリティじゃないか!

 

この凪(なぎ)とは、煮干しや豚骨のラーメンで有名な「ラーメン凪」のこと。当サイトの連載でも紹介している。

ラーメン界に台風を巻き起こす!煮干しも振り切り方も凄い「凪」――サニーデイ・サービス田中 貴とRockなRamen
https://getnavi.jp/cuisine/275387/

 

凪が発信したニュースリリースによると、「店舗でご提供する『すごい!煮干ラーメン』がそのままご自宅やオフィスでお楽しみいただける冷凍ラーメンです。」とのこと。取り寄せる前にまずは、ひと足先に堪能したと言う田中さんに、今回の「すごい!煮干ラーメン」は何がすごいのか、よりおいしく食べるコツなどを聞いてみた。

↑以前、ゴールデン街の凪を取材した際の一枚。手前が田中さんで、奥が凪の生田智志代表
↑以前、ゴールデン街の凪を取材した際の一枚。手前が田中さんで、奥が凪の生田智志代表

 

田中 貴

サニーデイ・サービスのベーシスト。日本全国を食べ歩くラーメン好きとしても知られ、TVや雑誌などでそのマニアぶりを発揮することも多い。2019年にはグルメ誌「食楽」で表紙を飾った。バンドは5月22日に通算13作目となるニューアルバム「いいね!」を発売。配信ではすでに先行リリースされている。エレキギター・ベース・ドラムという最小限のバンドアンサンブルに立ち帰り、自身たちのルーツたる音楽性を詰め込んだ傑作が誕生した。

 

「完全に店と同じウマさでした」(田中 貴)

味の感想を田中さんに聞くと「完全に店と同じウマさでした」とのこと。これは店で提供しているスープと同じものを冷凍しているからだという。

 

「昔はストレートスープで販売する店は少なかったんですが、パックしやすく湯煎しても破れないなど、パッケージの進化にも感心しました。あの製法は、ほかのラーメン店にとっても参考になると思いますよ。麺もイイですね。あのくらいの極太麺は、冷凍の仕方が悪いと茹でる時に切れたりするんですが、まったくそんなことなくて。食感も素晴らしかったです。凪の特徴でもある『いったん麺』もバッチリでした」(田中さん)

 

「いったん麺」とは、群馬名産のひもかわうどんのように幅広い、凪独自の中華麺のこと。いずれにせよ、あの田中さんが同じ味と言うなら間違いないだろう。期待はますますふくらむ。では、よりおいしく食べるコツは? もし何かひとつトッピングするとしたら、何がオススメなのだろうか?

 

「ネギですね。店のような形に切ると雰囲気が出ますよ。凪では『駒葱』というんですけど、これは大将(生田さんのこと)も好きだった『めじろ』へのリスペクトでもあるはず。あとは、丼をその都度変えると、店とは違うルックスになって楽しいですよ」(田中さん)

↑田中さんが凪の丼で作った同ラーメン。生田さんの結婚式の引き出物として、れんげ(写真右)とともにいただいたものだという
↑田中さんが凪の丼で作った同ラーメン。生田さんの結婚式の引き出物として、れんげ(写真右)とともにいただいたものだという

 

早速注文&作ってみて感じたのは……

田中さんに教えてもらって予習も万全! 早速注文して数日後、ついに届いた。

 

注文したのは「すごい煮干ラーメン凪のお土産ラーメンセット」の2人前。冷凍の宅配便で、段ボールに入っていた。このままだと冷凍庫に入れづらいので、まずは開封。

↑「すごい煮干ラーメン凪のお土産ラーメンセット」。2人前で送料税込み2980円だ。レシピも入っているので安心
↑「すごい煮干ラーメン凪のお土産ラーメンセット」。2人前で送料税込み2980円だ。レシピも入っているので安心

 

中には、麺、チャーシューとメンマが入ったスープ、そして「鰮唐華タレ」という辛い調味料に漬かった煮干が入っていた。1人前で525gだという。

↑これが1人前。麺の袋には、いったん麺が折り畳まれ入れられているのがわかる
↑これが1人前。麺の袋には、いったん麺が折り畳まれ入れられているのがわかる

 

いよいよ、レシピに沿って調理スタート。鍋は麺用とスープ用の2種類を用意しよう。ひとつは大きめの鍋に2~3Lのお湯を沸騰させ、凍ったままの麺を入れる。もうひとつはスープの袋が入る程度の鍋で湯を沸かし、10分湯煎しておく。

↑麺用のお湯はたっぷり入れないと、麺同士がくっつきやすくなってしまうので注意
↑麺用のお湯はたっぷり入れないと、麺同士がくっつきやすくなってしまうので注意

 

麺は茹でてから1~2分経つとほぐれるようになる。そうしたら箸を入れてほぐし、約4~5分を目安に茹でる。そのタイミングで丼にスープを移して麺はざるにあけ、湯を切ってから丼に流し込めば、あとはトッピングで完成だ。

↑スープの中に入っているメンマとチャーシューは、麺を入れてからトッピングするのがきれいに盛り付けるポイント。スープの袋を開封する際、全開にならないように口を切るといい
↑スープの中に入っているメンマとチャーシューは、麺を入れてからトッピングするのがきれいに盛り付けるポイント。スープの袋を開封する際、全開にならないように口を切るといい

 

↑「鰮唐華タレ」はお湯にさっとくぐらせて解凍すればOK。スープ用の鍋を使えば問題ないだろう
↑「鰮唐華タレ」はお湯にさっとくぐらせて解凍すればOK。スープ用の鍋を使えば問題ないだろう

 

↑ざるに移し、お湯を切った麺。いったん麺も、しっかり茹で上がっている
↑ざるに移し、お湯を切った麺。いったん麺も、しっかり茹で上がっている

 

ス―プに麺を流し入れる際、いったん麺は丁寧に盛り付けたい。これを整えるかどうかで、完成時の印象に雲泥の差が出る。メンマとチャーシューも同様。できるだけきれいに盛り付けたほうが、シズル感も達成感も全然違うのだ。

↑できた! 「鰮唐華タレ」は中央にのせる感じで盛り付けると、よりお店っぽくなる
↑できた! 「鰮唐華タレ」は中央にのせる感じで盛り付けると、よりお店っぽくなる

 

  1. 1
  2. 2
全文表示