グルメ
2022/7/12 19:45

人気店の監修で「コンビニサラダ」は進化するか? 4社のサラダを食べ比べて最新トレンドをチェック

【成城石井】ベーコンとドレッシングのウマサが際立つ!

↑「自家製ベーコンとケールのシーザーサラダ」。内容とボリュームともに比較的おとなしい印象ですが、ベーコンやクルトンなど一つひとつのこだわりは凄そうです

 

成城石井
自家製ベーコンとケールのシーザーサラダ
496円

 

ラストはハイクオリティなフードを多数そろえる成城石井のサラダを紹介。同店は惣菜も大人気で、数あるサラダから今回のテーマに最も近しい商品として選んだのが「自家製ベーコンとケールのシーザーサラダ」です。

↑野菜はシャキシャキ、クルトンはサクサク、卵はほろほろ、ベーコンはジューシー。それぞれのメリハリがいい感じです

 

ケールとベーコンのほかにはレタス、ブロッコリー、大根、砕いたゆで卵などが入っています。大根は一見違和感を覚えましたが、食べれば納得。シャキッとしたみずみずしさのアクセントになっていて、濃厚なシーザードレッシングとも好相性です。ベーコンは小さいながらもジューシーで存在感が大きく、ケールは「スパイシー・ケール・バイマイ」ほどインパクトはないものの、あまり食べ慣れていない層向けにはちょうどいい量だと思いました。

 

ヘルシー&シンプルがコンビニサラダのトレンド

4つを食べ比べ、やはり圧倒的に個性が際立っていたのはクリスプ・サラダワークス×ナチュラルローソンの「スパイシー・ケール・バイマイ」。ある意味クセが強いので好みが分かれる味だと思いますが、ハマる人にはドンピシャでしょう。

 

今回は1都3県134店舗のナチュラルローソンで期間限定発売とのことですが、ここまで個性的なサラダを販売したことは、コンビニ業界の大きな一歩になったのではないかと思います。

 

全体を俯瞰して感じたのは、たんぱく質を意識した内容と打ち出し方が顕著になっているということ。一方で、今回の「チリミートとローストチキンのサラダ」のような多品目でご馳走感のあるサラダは若干息をひそめ、ボリュームはあってもシンプルな方向性になっているのがトレンドという気がしました。

↑ラベルなどに、たんぱく質や糖質、カロリーなどを目につきやすく表記する傾向も見られました

 

なお、クリスプ・サラダワークスのプレスリリースによると、今回の商品は「CRISP GREEN EDITION第一弾」とのことで、であれば第二弾があるかも? コンビニではスイーツやレジ横フード、米飯類、冷凍食品などが話題になりがちですが、これを機にサラダの注目度も上がるかもしれません!

 

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