ここ最近のフラッグシップiPhoneはワイヤレス充電に対応するため、背面がガラス製になっています。そのため割れやすくもなっていますが、修理には意外と時間がかかるものです。
しかし、iPhone 14とiPhone 14 Plusは修理しやすいように、背面ガラスパネルが取り外し可能になったと報じられています。これによりiPhone 4S以来、初めて「裏側から簡単に開けられるiPhone」になったとのことです。
iPhone 12およびiPhone 13の背面ガラスを交換するには、Apple Storeやアップル正規サービスプロバイダの修理業者が、ディスプレイ側から本体を開けて分解し、ディスプレイと背面カメラ以外の全パーツが付いた「iPhoneリアシステム」に取り替える必要がありました。
The iPhone 14 and iPhone 14 Plus need to be disassembled from the back cover. No need to dismantle the screen. Be careful not to break it. pic.twitter.com/DSRw2H8PV3
— DuanRui (@duanrui1205) September 15, 2022
それ以前のiPhone 11などは、背面ガラスが割れた端末はデバイスごと交換するしかありませんでした。それが「背面ガラスだけ交換」となれば、修理にかかる時間も短くなるほか、廃棄する部品が減って環境に優しくなると思われます。
かといって、修理代が安くなるわけではないようです。日本では延長保証サービスAppleCare+に加入している場合、iPhone 14/14 PlusもiPhone 13も、同じく3700円かかります。また加入していない場合は2万5900円と見積もられ(他の故障があれば上積み)ます。
AppleCare+の料金は機種によって異なり、iPhone 14 PlusはiPhone 14より画面サイズが大きいためか、少し高くなっています。iPhone購入日から30日以内までAppleCare+は購入できるため、じっくり考えたいところです。
SourceTechCrunch ,CNET
via:MacRumors