24時間365日、最新の気象・防災情報を発信し続ける「ウェザーニュースLiVE」。YouTubeの登録者数は81万人を突破し、日々の生活を支えるコンテンツとしてますます多くの人に愛されています。この番組を毎日生放送でお届けしているのが気象キャスターたち。GetNavi webではそんな皆さんの活動を紹介するとともに、それぞれのプライベートな一面に迫った連載「夕虹は晴れ! ウェザーニュースキャスター」を展開中! 第2回は大島璃音キャスターの登場です。
ウェザーニュースLiVE×GetNaviweb連載 第2回・大島璃音キャスター
題字・駒木結衣
【大島璃音さん撮り下ろし写真】
キャスターとして番組を進行しながらも、まだまだお天気のことを勉強中です!
──連載第2回にご登場いただくのは大島璃音キャスターです。前回の駒木結衣キャスターからは、「のんちゃんは明るくて、溌剌としていて、天真爛漫という言葉が本当に似合う女性です」という紹介コメントをいただきました。
大島 嬉しいです! 実はさっき、ちょうど結衣さんと社内ですれ違って、「楽しんできて!」と言っていただきました。私、GetNaviさんのことはWebも雑誌も存じ上げていて。ガジェットや文房具が大好きなので、本屋さんで見かけるとつい表紙に目がいったり、“今はこういう便利な家電があるのかぁ”と記事を読みながら感動しています。“いや〜、時代は進んでいるなぁ”って(笑)。
──ありがとうございます。いきなり恐縮です(笑)。大島さんが「ウェザーニュースLiVE」に気象キャスターとしてデビューしたのが昨年12月。気づけば、もう半年以上が経っていますね。
大島 そうなんです、びっくりしました。始める前はいろんな方から、「気象の仕事は最低でも一年間はやらないと何も分からないよ」と言われていて、そのとおりだなと実感しているところです。冬は寒く、夏は暑いという当たり前のことは分かっていても、寒さや暑さにもいろんな種類や体感の差があるんですね。そうした細かな違いをしっかりと届けられているかなと、放送後はいつも自分の中でその日の言動を振り返るようにしています。
──これまで冬・春・夏の季節をキャスターとして経験されてきましたが、それぞれにどのような印象を持ちましたか?
大島 私は出身が東京ということもあって、それほど多く雪景色を見たことがなかったんです。映像やニュースなどで見たことはあっても、視聴者さんから送られてくるリポートの写真を見ていると、生活に密着した雪国での暮らしに新鮮さを感じることがあって。もちろん豪雪地域にお住まいの方にとってはさまざまな苦労があるかと思いますが、皆さんからいただく写真を見て、雪がもたらす景観の美しさや風情によく感動していました。春は一番好きな季節なんです。いろんなお花が楽しめますから。それに、これもやはり皆さんからの写真リポートで全国のいろんなお花を知ることができて、ますます好きな季節になりましたね。夏は、ずばり試練の季節です! 多くの気象予報士さんから「夏は大変だからね」と言われていたんです。大気が不安定になって大雨に見舞われたり、それに伴う被害も出たり。「ウェザーニュースLiVE」では注意喚起の度合いによって、番組の帯の色を青→黄→赤と変えているのですが、それだけじゃなく、キャスターとしても言葉による伝え方には細心の注意を払わなければならない。帯の色が黄色や赤だった時の放送後は、毎回スタッフさんたちと良かった点、ダメだった点を話し合っています。
──また、大島さんは昨年9月のキャスター募集に応募されて見事合格となったわけですが、ちょうど一年前の今頃は何をされていたのでしょう?
大島 気象予報士の資格を取るための勉強をしていました。毎年1月下旬と8月下旬に試験が行われるのですが、“これ、何度目だ?”と思うぐらい落ちているので(苦笑)、“今回こそは!”と最後の追い込みをしていました。
──気象予報士の合格率は5%前後だと聞いたことがあります。
大島 そうなんです。本当に難しい。とにかく難しい!(笑) しかも、勉強を始めた頃はこの資格を取ったとして、自分の将来にどう影響してくるのかが、あまりはっきりとイメージできていなかったんですね。ですから、ただ闇雲に知識を詰め込むだけの作業になっていて。勉強をしていても、全然頭に入ってこなかったですし、本当に辛かったです。
──学生時代は理系だったんですか?
大島 いえ、これ以上ないっていうぐらい文系でした。それもあって、よりきつくて。物理なんてチンプンカンプンですし、全然問題が解けなくて、しょっちゅうノートに穴が空いてましたね(笑)。
──イライラしてペンで突っついちゃって?
大島 そうです、そうです!「あーーーーーーーー、もう、分かんないぞ!!!!」って叫びながらザクザクと(笑)。独学だとさすがに限界があるのでスクールにも通っていたんです。そこで先生に質問をしに行くと理解はできるんですけど、次にまた問題を解こうとすると、“あれ? どういう意味だっけ!?”となってしまって。根本的な部分で理解していないということなんでしょうね。で、また絶望(笑)。“一体、何回これを繰り返してるんだ、私は……”と、毎日落ち込んでました。
──物理が苦手だとおっしゃいましたが、数学はどうだったんでしょう?
大島 これも全く! テストはいつも赤点スレスレでしたから。しかも、さじを投げて勉強すらしない中での赤点スレスレだったらまだ希望が持てたんですが、むしろ、“私、どれだけの時間を数学の勉強に費やしてるんだろう?”という状況での結果がそれでしたから、“勉強してなかったら0点だった可能性もあったの……!?”と恐怖でしかなかったです。
──気象予報士の資格の勉強をしながら、心が折れそうだったことはなかったんですか?
大島 “どうしてチャレンジしようと思っちゃったんだろう?”と後悔するタイミングは何度もありました。“もう、やめとけ!”って心の声が必死に止めようとしてくるんです(笑)。“苦手って分かってるんでしょ”って。それでも今なお、合格を目指して何とか頑張っています。
──そもそも気象予報士を目指そうと思われたきっかけは何だったのでしょう?
大島 大学2年生の秋に気象予報士の資格があることを知って興味を持ったんです。それまでも空を見るのが大好きでしたし、資格を持つことでもっと楽しく空のことを知れるかもしれないと思って。ウェザーニューズのキャスターに応募したのも、そうした流れの中でのことでした。
──実際にキャスターになっていかがですか?
大島 すごく楽しいです! これまで学んできた知識が多少はあるので、天気の移り変わりを読み解きながら自分の予想が当たった瞬間はなんとも言えない喜びがあります。それに、番組の中では気象予報センターの解説員の方に天気の様子を細かく分析していただくのですが、たまに自分の中で勘違いしていた知識の発見などもあるので、講義を受けているような気持ちで思わず聞き入ってしまっていることもあります。
──大島さんのF1好きは有名で、番組内ではレースウィークになると海外のサーキット周辺の天気を紹介していることがありますよね。以前、解説員の方がレース中の天気の流れを見事に的中させていて驚きました。
大島 そうなんです。天気図の見方や知識があれば、世界中のどんな場所でも天気の流れが分かるんです。ロマンのあるお仕事ですよね。今でもたまに勉強が難しくて挫折しそうになることがあるのですが、そうした解説員の皆さんのかっこいいお姿を見ていると、“よし、私も頑張るぞ!”という気持ちになりますね。
夕方から夜の時間の担当は、視聴者にちゃんと癒やしを届けられているか不安です
──大島さんが普段、キャスターとして大事にされているのはどんなことでしょう?
大島 やはりお天気キャスターですので、天気に関する情報をお伝えする際は、何気ないひと言でも言葉の選び方には気をつけるようにしています。「ウェザーニュースLiVE」は全国で見ることができる番組ですから、「今日はいいお天気ですね」という言葉一つとっても、それは今自分がいる場所の天候の話であって、中には天気が崩れそうなエリアでご覧になられている方もいる。そうした、誤解を生むような表現はしないように心がけていますね。
──では、キャスターとなり、天気と触れ合う機会が増えたことで日常に変化はありましたか?
大島 週間の天気予報をよくチェックするようになりました。ウェザーニュースの予想は精度が高いので、本当に助かるんです。“次のお休みの日は雨が降りそうだから、この予定は別の日にしよう”とか、事前に計画が立てやすくて。特にウェザーニュースアプリは手軽にいろんな情報を入手できるので、すごく便利です。
──ちなみにアプリの中で一番のお気に入りの機能は?
大島 私は「雨雲レーダー」のヘビーユーザーですね(笑)。大好きで、見ているだけで楽しくって。“お、この雨雲はどこに行くんだい?”って雲の動向を追ったり、“1時間後に一瞬晴れ間があるぞ!”ってワクワクしたり。本当に見ていて、飽きない。有料会員だと30時間先まで調べることができますし、出かける時はしょっちゅうチェックしていますね。特にこれからは台風が来たりと、天候が変わりやすいのでおすすめです。
──キャスターのお仕事の質問に戻しますが、「ウェザーニュースLiVE」では基本的にキャスターが3時間の生放送を担当されています。日によって時間帯も変わりますが、特に好きな担当時間はありますか?
大島 キャスターとしてデビューしてから「アフタヌーン」(午後2:00〜5:00)を任されることが多いので、やはり思い入れは強いですね。ほかの時間を担当してから「アフタヌーン」に戻ってくるとホッとできて、ホームに帰ってきたような安心感があります。逆に、慣れすぎてしまって、夜の「イブニング」(午後5:00〜8:00)の時間帯なのに、ついうっかり「こんにちは」とあいさつしちゃったりして(笑)。スタジオに入ると時間の感覚が分からなくなって頭の中が混乱しちゃうことが多いです(苦笑)。
──そうなんですね。その「アフタヌーン」を担当する際に意識されていることはありますか?
大島「ウェザーニュースLiVE」では朝5時から夜11時までキャスターが生放送をしていて、それぞれにお届けする情報も少しずつ異なるんです。朝の「モーニング」(午前5:00〜8:00)や「サンシャイン」(午前8:00〜11:00)ではその日のお天気を、夜の「イブニング」や「ムーン」(午後8:00〜11:00)では翌日のお天気を中心にお伝えしていて。そうした中、「アフタヌーン」ではリアルタイムの天気の様子以外にも、お天気にまつわる生活の情報を届けることが多いので、家事やお仕事の合間にちょっとしたリラックスできる時間を感じてもらえたらなと思ってやっていることが多いですね。
──「イブニング」や「ムーン」はキャスターの皆さんの声のトーンも少し落ち着いている印象があります。
大島 お仕事帰りの電車の中や、帰宅されてゆったりとしながらご覧になられている方が多いので、少しでも癒やしになればいいなと思いながら番組を担当しています。ただ、私は「アフタヌーン」だとチャキチャキとテンポよく進行していくことが多く、逆に「イブニング」や「ムーン」になると、時間帯に合った余裕のあるまったりとした感じが出せないんです(笑)。そこを課題に感じていて。できるだけゆっくりしゃべろうと意識しているんですが、皆さんが求めている癒やしと違ったらどうしようという不安はいつもありますね。
──では、好きなコーナーを挙げると?
大島「イブニング」の中の「おかえりメール」が大好きです。アプリ登録者の方の帰宅時間に合わせてその日の「イブニング」の担当キャスターが皆さんにメールでメッセージをお届けするのですが、その中に私たちからのちょっとした質問のようなものを入れているんですね。そこにお答えいただいた方の中から、いくつかのコメントを番組内で紹介しているんです。
──以前、コメントを読みながら泣いていらっしゃいましたよね?
大島 ……はい、号泣した記憶が2度ほどあります(苦笑)。私が涙もろいというのもあるんですが、それだけ強い思い入れができるコーナーなんです。登録者さんにメールを送る時も、“どんな内容が返ってくるのかな”とワクワクしながらテーマを考えていて。質問といっても、受験の思い出とか家族のお話とか、些細な話題ではあるんですが、皆さんの生活が垣間見えますし、お顔は分からないのに、文面から“こんな方かな”と想像を膨らませていると、皆さんとの距離がすごく近くなった感じがして、気持ちが温かくなるんです。
《ダンゴムシ》の動画の反響は山口さんのお人柄のおかげです
──もうすぐキャスターになって1年になりますが、目標にしているキャスターさんはいらっしゃいますか?
大島 あいりん先輩(山岸愛梨キャスター)です! ……あ、いつもつい“先輩”って付けちゃうんです(笑)。ウェザーニュースのキャスター内では“先輩”を付けてお呼びする文化がないんですが、あいりんさんだけは“先輩”をつけてしまう癖があって。それぐらい私の中では特別な存在です。あいりんさんとは担当する時間が前後になることが多いのですが、いつも早い時間に出社されて、ご自身のパソコンに向かって準備をしている姿をお見かけします。近くで拝見していると、「こういうことをしておくと便利だよ」とお仕事の仕方を教えてくださったりもして。それに、ポン子ちゃん(ウェザーロイドAiri)のマネージメント業務もある中で(笑)、番組内での占いやラッキーアイテムなどのイラストもすべてご自身で描かれている。しかも、そうした膨大な量のお仕事を抱えていらっしゃるのに、一つとして手を抜くことがない。その姿勢は本当に尊敬しかないです。
──また、大島さんの同期には戸北美月キャスターがいらっしゃいますね。
大島 みーちゃんとはデビューしてから、なかなか会う機会がないのが寂しいですね。でも、だからこそ会社の中でたまに会うと、「最近どう?」っていうような、ざっくばらんな同期トークで盛り上がっちゃいます(笑)。仕事に関する悩みや相談も、やっぱり同期だからこそ何でも聞けるところがあって。お互いに遠慮なく、同じ目線、同じ温度感で会話ができる存在がいるのは本当にありがたいなって思いますね。
──番組内では、そうしたキャスター同士の素に近い会話が聞けるクロストークのコーナーも人気ですが、特に印象に残っていることはありますか?
大島 デビューして2日目に魂が抜けちゃったことがあります(笑)。デビュー日がいきなり3時間の生放送で、その日と翌日の番組をなんとか乗り切ったまではよかったのですが、クロストークで次にバトンタッチするゆかりんさん(白井ゆかりキャスター)のお顔を見たら、一気に安心感が押し寄せてきて。トークが終わってからもまだカメラに映っていたのに、完全に電池が切れたような生気のない顔になっていました(笑)。視聴者さんからも「魂が抜けてましたよ!」というコメントがきて。まだ段取りに慣れていなかったというのもありましたけど、思いっきり油断した顔をお見せしてしまって、本当に恥ずかしかったです(笑)。
──(笑)。最近ではそんなユニークな瞬間を狙ったような切り抜き動画の反響も多いかと思いますが、ご覧になられたりしますか?
大島 自分から率先して見にいくことはないのですが、たまにSNSのおすすめで上がってくる動画を見ることはあります。大抵、“あ〜、やられた!”って苦笑いしながらも楽しく拝見していますね。気象予報センターの山口(剛央)さんとの間で起きた《ダンゴムシ事件》はいろんな方から逐一、再生回数の報告がきますし。先日、920万再生を超えたと聞いて驚きました(笑)。“うそでしょ!?”と思ってYouTubeで「ダンゴムシ」と検索すると、本物のダンゴムシの動画より上に表示されるし、もうやんなっちゃいます(苦笑)。
──山口さんのことをダンゴムシと紹介してしまって回ですね。ちょっとした言い間違いではありましたけど、確かに何度見ても笑ってしまいます。
大島 あの日は最終的にどうやって番組をエンディングまで持っていったのか、その後、どうやって家に帰ったのか記憶にないんです(笑)。しかも、ただでさえショックだったのに、あんなにもバズるとは思っていなくて。ホント、怖いですね。ただ、ひと言付け加えておくと、これほど再生回数が伸びて、皆さんが楽しんでくださっているのは、間違いなく山口さんのお人柄の良さと、見事な返しがあってのことなんです。山口さんは普段から本当に優しい方で。《ダンゴムシ》の件の時も、「全然気にしなくていいから。あれがオイシいんだから」ってフォローしてくださって。その時の言い方も、私が落ち込まないような言葉をあえて使ってくださるんです。だからといって、それに甘えていてはいけないなといつも思っているんですけどね。
──これからも大島さんと山口さんのトークを楽しみにされている視聴者も多いと思いますよ。
大島 お天気が穏やかで、ちょっとした脱線トークができるような日は私も楽しんでいますね。ただ、何が飛び出すか分からないので、お互いビビリながら身構えているところもあります。“今日は一体、どんな話題を振ってくるんだ!?”って(笑)。それに、山口さんに限らず、気象予報センターの皆さんはどなたも優しくて、楽しい方ばかりなんです。経歴を見ると本当にすごいのに、番組内でのトークや気象の解説ではそれを感じさせないところも素晴らしくて。視聴者の方から「説明が分かりやすい」というコメントを多くいただくのも、そうした皆さんのお人柄があってのことだと思いますね。
──では最後に、次回にご登場いただく白井ゆかりキャスターのご紹介をお願いします。
大島 ゆかりんさんはデビュー当時から“仕事はどう?”と気にかけてくださり優しい心遣いにいつも救われています。先ほどお話した魂が抜けてしまったクロストークもゆかりんさんの存在に心の底からホッとしてしまい魂が抜けてしまいました(笑)。それくらい安心感や癒やしがあり、夕方から夜の番組を担当している時はお手本によく番組を見ています! ゆかりんさんは私の憧れの大人の女性です!
《大島キャスターに12の質問!》
Q01.ご自身ではどんな性格だと思いますか?
大島 デビューの時にも自己紹介でお話ししたのですが、天真爛漫なところは今も変わらないなと思います。
Q02.“パブリックイメージとはここが違う”というところはありますか?
大島 う〜ん……(長考)。ないんじゃないかと思います。番組の中で自分のことをたくさんしゃべってしまっているというのもあるんですが、完全に視聴者さんにはすべてを見抜かれてます(笑)。
Q03.好きな天気は?
大島 やっぱりよく晴れている日が好きですね。でも、快晴というより、ちょっと雲が浮かんでいる感じの空が好きです。いろんな雲の形を見るのが大好きなので、青空に白い雲のセットが最高です!
Q04.一日の中で好きな時間帯は?
大島 マジックアワーの瞬間。夕日が沈んでからのあの特別な時間がたまらなく好きです。たまに番組中に定点カメラに映ったりすると、“もう、しばらく私のトークはいらないんじゃないかな” “みんなで静かにこのマジックアワーを楽しもうよ”って言いたくなります(笑)。
Q05.好きな季節は?
大島 お花が大好きなのでやっぱり春ですね。ただ、ものすごく花粉症で。お薬を飲んでいても、時々、放送中にピンチになることがあります。鼻をこっそりすすろうにもマイクで拾っちゃうので、それもできなくて。仕事をする上では辛い時期ですが、それでもやっぱり春を愛する気持ちは譲れません!(笑)
Q06.休日は何をして過ごすことが多いですか?
大島 チャチャという名前のワンちゃんを飼っているので、晴れていればよくお散歩に行きますね。雨だったらもっぱらお部屋のお掃除。家の中をきれいに整えるのが大好きで、「今日はこの棚をきれいにしよう」と1か所決めたら、徹底的に掃除します。汚れてなくても掃除します(笑)。普段生活している時でも家の中を行ったり来たりして、「よし、次はあそこをきれいにするぞ」って目星をつけています(笑)。
Q07.チャチャちゃんとシエルちゃんの自慢をお願いします!
大島 チャチャは人間の言葉が分かるんです! 本当です!! 親バカでごめんなさい!!!(笑) というのも、おすわりとお手は基本として、日常会話も理解しているんです。例えば、「そろそろ一緒に寝よっか」と話しかけると、お座りして抱っこしてもらう姿で待っていたり。私が仕事に出かける時も玄関までついてくるんですが、「帰ってくるまで待っててね」と話すと、自分の指定の位置まで戻っていってかわいい顔を向けてくる。そんな姿を見たら、早く帰るしかないですよね。あ〜、本当に愛おしい!
猫のシエルは私のことが大好きで、放送中は画面に映る私の姿をずっと見てくれているみたいですね(笑)。ちなみに姉の家にもワンちゃんがいて、その子も私の番組を見てくれています。なのに、チャチャだけは見ない! そこだけはあの子の心が分からない(笑)。あ、もしかしたら、寂しくてあえて見てないのかも……。うん、そっちの理由にしておきます。
Q08.番組の中でもたびたびご家族の話題が出ますが、最近家族愛を感じたことは?
大島 日々感じていますね。お仕事はすごく楽しいんですけれど、やっぱり緊張から疲れが出ることもあって。そうした時、お家に帰って家族とお話をしているだけで一気に疲れが取れるんです。それに、いつも支えてくれて、側にいてくれるだけでも幸せなのに、「今日も大変なんでしょ」と言ってお弁当を用意してくれたり、仕事の合間に手軽に食べられるようにとパンを買っておいてくれたりして。本当に最高の家族です。たまに母親からは「いつまで子育てさせるの?」って言われますけどね(苦笑)。
Q09.F1好きで知られていますが、きっかけは?
大島 父が大好きで、レースがあると何度も繰り返し見ていたので、物心ついた頃から私も見ていました。ですから、これが好きになるきっかけだったというレースはないんです。最近は特に熱が再燃してきたので、私が生まれる前のレースのことを知りたくて、古い本を取り寄せて勉強しています。アイルトン・セナ選手とアラン・プロスト選手がいたホンダF1の第2期では、1988年に16戦15勝もしていて。日本の技術のすごさに改めて感動しつつ、この輝かしい成績を知らない人にもっと知ってもらいたいなという思いでいっぱいです。
Q10.もし自動車の免許を取ったら、どんなクルマでどこに行きたいですか?
大島 野望だけはたくさんあるんです(笑)。というのも、目的や場所によって車種を変えたくて。先日、近くのケーキ屋さんに行った時、ホンダのS600というクラシックカーで買いに来られていた方がいたんです。その姿が本当に素敵で。ですので、近所にちょっとお買い物に行く時はS600に乗りたいですね。あとは、キャンプに行く時だとレンジローバーで、高速を走って旅行に行く時はスポーツカー。それぞれのシチュエーションのイメージは完璧にできています。あとは免許だけです!(笑) いえ、そんなぜいたくなクルマを買うお金もないです。
Q11. 今、新たに趣味にしたいなと思っていることは?
大島 お菓子作りですね。以前、ハリネズミの形をしたスイートポテトを作って、その写真を番組でもお見せしたのですが、あまりにも出来栄えがかわいくなくって(笑)。それ以来、お菓子作りが苦手なイメージがついてしまったので、その印象を一新したいなと。皆さんからの写真リポートを見ていると、本当にお上手なので、私も頑張って女子力あげたいです(笑)。
Q12.最後に、GetNavi webということで普段愛用しているアイテムをご紹介いただけますか?
大島 たくさん持ってきました! まずは、中学生の頃から愛用しているブックカバー。革素材なんですが、質感や手触りがよくて、本を長時間読んでいて手汗をかいても気にならず、ずっと持っていられるんです。もう古くなったので新しいのを探しに行くんですが、これ以上のものが見当たらないですね。学生時代は集会の時間とかにこっそり持っていって本を読んでいたので、当時の思い出も詰まったお守のような存在です。
ペンはゼブラが出しているサラサのボールペン。これ、1000円もするんです! 同じサラサでももっと安価のものがあるのに、“どうしてこんなに高いの!?”と信じられなかったんですが、いざ使ってみたら、ものすごく書きやすくて。しかも表面が宝石のようにキラキラしていて、字を書いていると気分があがるので、最近のお気に入りです。
手帳はPLOTTERです。ルーズリーフになっていて、スケジュールはもちろん、ちょっとしたメモも全部これ1つです。手帳は昔からずっとアナログ派ですね。その手帳と一緒に使っているのが入社祝いに姉からもらった名前入りのペン。この2つは常にセットです。
そして最後は、最近の私のブームであるハンカチ。特に近沢レースのハンカチが大好きで。カラーバリエーションが豊富ですし、レースの柄が一つひとつ違うのもオシャレで。しかも今治タオルの素材でできているので吸水性も抜群なんです。まだまだ暑い時期が続きますので、おすすめですよ。
大島璃音さんのサイン入り生写真を3名様にプレゼント!
<応募方法>
下記、応募フォームよりご応募ください。
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※応募の締め切りは9月7日(水)正午まで。
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撮影/中村 功 取材・文/倉田モトキ