首位の「金麦」が攻めすぎだーー2020年は「四季で味が違う」そのワケは?美味しさは?

ink_pen 2020/3/21
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首位の「金麦」が攻めすぎだーー2020年は「四季で味が違う」そのワケは?美味しさは?
中山秀明
なかやまひであき
中山秀明

GetNaviお酒・グルメアドバイザー。GetNavi内食・外食のトレンドに精通した、食情報の専門家。現場取材をモットーとし、全国各地へ赴いて、大手メーカーや大手小売りから小規模事業者まで、幅広く取材している。酒類に関する知識量の多さでは、大手ビールメーカーでも一目置かれる存在。GetNavi・GetNavi webのほかに、テレビや大手企業サイトのコメンテーターなど幅広く活躍。

 

季節に合わせて「変える」ではなく「ととのえる」

四季に合わせた味作りのことについても聞いてみました。すると、「味を変える」という考え方とは少し違うとの答えが。いったいどういうことでしょう?

 

「春夏秋冬で明確に味の違いを出す、というよりは、お客様の味覚の感じ方についていくという考え方です。たとえば、秋になると夏に比べて味が濃い料理を食べたくなりますよね。積極的に変えるというより、微妙に調整をする『ととのえる』という合わせ方です。明確には気づかれないくらいのわずかな変化かもしれませんが、春は軽やかに、夏は爽やかに、といった余韻を感じていただけるように仕上げました」(齋藤さん)

 

↑「ととのえる」のイメージ

 

ということで、改めて春以外の「金麦」も飲み比べてみました。確かに、この違いは意識して飲んでみてかすかに感じるレベル。それぞれが打ち出している特徴を、発売予定時期とともにまとめてみました。

 

↑爽やかさが特徴の、夏の「金麦」。5月初旬から店頭に並ぶ予定とのこと

 

↑まろやかさが特徴の、秋の「金麦」。8月ごろの店頭発売を予定

 

↑豊かな味わいが特徴の、冬の「金麦」。11月ごろの店頭発売が予定されています

 

なお、発表会では定番の「金麦」で飲み比べましたが、四季の提案は「金麦〈ゴールド・ラガー〉」と「金麦〈糖質75%オフ〉」でも同様に実施されます。

 

↑より力強い麦のうまみを感じたい人も、ヘルシー志向な人も、ぜひ春の味をお試しあれ

 

また、切り替え時期に欠品するようなことがないよう、季節を冠していない「金麦」もあるとのこと。そのタイミングでお店の棚をチェックしていけば、読者のみなさんも飲み比べができるはず。まずは春の金麦で、軽やかなおいしさを体験してみてください。

 

 

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