文房具
2017/9/22 21:43

いい意味で非常識! 細長く自在に曲がるから用途無限大の「なわ文鎮」誕生

文鎮やペーパーウエイトといえば、ずっしりと重い鉄や石、ガラスの“塊”をイメージするでしょう。オブジェとして楽しむこともできますが、基本的には机の上で書類を押さえる“重石”としての使い道しかありません。

 

この「なわ文鎮」を見てください。まったくその名前の通りですが、ロープ状の文鎮です。

↑バラけた書類もまとめて固定。カラーは鮮やかな緑のほか、黒の全2種↑バラけた書類もまとめて固定。カラーは鮮やかな緑のほか、黒の全2種

 

これを作ったのは、海光社という網などの漁業資材や鳥害対策グッズを製造販売する会社。世界で初めて、線状のおもりを漁業に応用したメーカーでもあります。本業で培った技術を転用し、細く連ねたおもりをポリエステル糸で編み上げた文鎮を開発しました。

↑文鎮といえば書道。おなじみのシーンで、なわ文鎮が活躍する
↑文鎮といえば書道。おなじみのシーンで、なわ文鎮が活躍する

 

質量は約150gとしっかりとした重さがありながらも、しなやかに曲がるのが特徴で、対象物に合わせて形を自在に変化。書道用の文鎮としてだけでなく、読み途中の書籍を押さえたり、机の上の書類を押さえたり、手芸の際に型紙や生地を固定したりと、さまざまなシーンで活用できます。また、対象物に傷をつけることもありません。

↑書籍の上に乗せて、ページを押さえることも可能。細いので、ページを隠すことなく固定できる
↑書籍の上に乗せて、ページを押さえることも可能。細いので、ページを隠すことなく固定できる

 

名が体を表すがごとく、どんなシーンにもしなやかに対応する「なわ文鎮」。細く(太く?)長いヒット商品となりそうです!

 

【商品情報】

20170922wadafumiko04

海光社「なわ文鎮」3000円