長距離ドライブが大好き!
Cピラーを太くできるセダンはボディ剛性が高く、長距離走行も得意な傾向にあります。最新のクルーズコントロールで“武装”すれば、500kmを超えるドライブも楽しいものに!
【その7】快適性と安全性は長距離でも疲れ知らず
フォルクスワーゲン/パサート
392万9000円〜
2015年デビューの8代目。安全運転支援装備、快適装備、動力性能のどれをとっても非常にコスパに優れる一台です。またディーゼルエンジン搭載のTDiならば長距離もラクラクなうえ、エコランを心がければハイブリッドカーに匹敵する30km/ℓに迫るほどの燃費を叩き出します。
SPEC【TSI Elegance Line】●全長×全幅×全高:4785×1830×1465mm●車両重量:1460kg●トランク容量:586ℓ●パワーユニット:1394cc DOHC直列4気筒ターボエンジン●最高出力:110kW(150PS)●最大トルク:250Nm(25.5kgf-m)●JC08モード燃費:20.4km/ℓ
川端さんオススメ「至極の理由」
ドイツ人にとって、クルマの“メートル原器”は「ゴルフ」ではなく、「パサート」です。実際、世界最大級の自動車メーカーの技術の粋を集めて開発されており、プラットフォームはアウディと共有するのですから、お買い得なのは間違いありません。高速での走行性能もドイツ基準。
走行性能 | ★★★★☆ |
デザイン | ★★★★☆ |
インテリア | ★★★☆☆ |
居住性 | ★★★★☆ |
【その8】ハンズオフが生み出す余裕のクルージング
日産/スカイライン
547万4520円〜
13代目となった現行モデルのデビューは2014年。ビッグマイナーチェンジを今年の7月に受けました。注目は、条件付きながら同一車線内でハンズオフ運転が可能な自動運転技術ですが、往年のグレード400Rのネーミングがカタログモデルで再登場したのも話題に。名前通りの400PSを誇ります。
SPEC【GT Type P Hybrid】●全長×全幅×全高:4810×1820×1440mm●車両重量:1840kg●トランク容量:502ℓ●パワーユニット:3498cc DOHC V型6気筒ガソリンエンジン+モーター●システム合計最高出力:268kW(364PS)●最大トルク:350 Nm(35.7kgf-m/エンジン)、290Nm(29.6kgf-m/モーター)●JC08モード燃費:14.4km/ℓ
川端さんオススメ「至極の理由」
旧ダットサンの魂が宿る日産の“ザ・セダン”かつ“3ナンバー・セダン”。この7月には“プロパイロット2.0”を搭載したハイブリッドのモデルが登場。高速道路では一定の条件下でハンズオフ運転が可能になりました。長距離ドライブでの疲れを軽減してくれること、間違いありません!
走行性能 | ★★★★☆ |
デザイン | ★★★☆☆ |
インテリア | ★★★☆☆ |
居住性 | ★★★★☆ |
【その9】アウトバーンで鍛えた抜群の安定性
メルセデス・ベンツ/Eクラス
715万円〜
数あるセダンのなかで、マイカーとしても営業車としても優れているのがEクラス。海外ではタクシーにも利用されるほどしっかりしたクルマなのです。その魅力はなんといっても“長距離エクスプレス”と例えられる通り、長い距離を速く快適で、安全に移動できるところです。
SPEC【E200 AVANTGARDE BSG搭載モデル】●全長×全幅×全高:4923×1852×1460mm●車両重量:1460kg●トランク容量:540ℓ●パワーユニット:1497cc DOHC直列4気筒ターボエンジン●最高出力:135kW(184PS)●最大トルク:300Nm(30.6kgf-m)●燃費:非公表
川端さんオススメ「至極の理由」
高速道路での走行性能の高さこそ、メルセデス・ベンツの真髄です。主戦場はドイツのアウトバーンですが、セミ自動運転の機能を搭載しており、日本の渋滞でもドライバー・サポートは万全です。音声コマンドに対応し、「Hi メルセデス」と声をかければドライバーの要望に応えてくれます。
走行性能 | ★★★★★ |
デザイン | ★★★☆☆ |
インテリア | ★★★★☆ |
居住性 | ★★★★★ |
文/海野大介、上岡 篤(本誌)
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