レグザ最高峰モデル登場! AI全録「タイムシフトマシン」が声で家族好みの番組を自動提案

ink_pen 2026/10/13
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レグザ最高峰モデル登場! AI全録「タイムシフトマシン」が声で家族好みの番組を自動提案
安蔵 靖志
あんぞうやすし
安蔵 靖志

IT・家電ジャーナリスト。家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)。AllAbout 家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。

TVS REGZAは、地デジ最大6チャンネルの全録が可能な「タイムシフトマシン」機能を搭載する4K有機ELテレビ「X990S」と4K Mini LED液晶テレビ「Z990S」を発表しました。

ラインアップと実売想定価格(税込み)は以下の通りです。

4K有機ELテレビ X990S
・65X990S(65V型)……682,000円
・55X990S(55V型)……550,000円

4K Mini LED液晶テレビ Z990S
・85Z990S(85V型)……880,000円
・75Z990S(75V型)……660,000円
・65Z990S(65V型)……550,000円

↑4K有機ELテレビ X990Sの2モデル。左から55V型の「55X990S」、65V型の「65X990S」
↑4K Mini LED液晶テレビ Z990S。左から75V型の「75Z990S」、85V型の「85Z990S」、65V型の「65Z990S」

TVS REGZA 商品企画部長の高根隆一氏は「今回はタイムシフトマシン搭載モデルを拡充するコンセプトで新モデルを導入します」と語りました。

「2009年に発売した『CELL REGZA(セルレグザ)』で誕生したタイムシフトマシン機能はみなさまにご好評いただいております。お客様アンケートでも、タイムシフトマシンモデルを使っているお客様の87%以上がテレビを買い替える際にはまたタイムシフトマシンモデルを買いたいと答えられていました。1日あたりの放送視聴時間も、タイムシフトマシンを使っている方は、使っていない方に対して約1.7倍。タイムシフトマシンがみなさまの生活の中で大きな付加価値を生んでいるということを私たちは自信を持っていえます」

↑タイムシフトマシン機能についてのアンケート調査結果

従来比最大1.4倍の高輝度を実現したZ990S

4K Mini LED液晶テレビのZ990Sは、新開発の「高輝度ファインMini LED液晶」を採用しているのが大きな特徴です。R&Dセンター 副センター長の山内日美生氏は「バックライト電源システムを新開発したことで、全白映像で従来比最大1.4倍の高輝度を実現しました」と説明します。

↑新開発「高輝度ファインMini LED液晶」の概要

加えて、明るいシーンをAIが識別して、太陽光に当たったかのように映像をより明るくする「光景再現AIシーン高画質」を新搭載。「リゾート地の非常に明るい日差しの中で歩いているような情景をリアルに再現できるようになりました」(山内氏)とのこと。この光景再現AIシーン高画質機能を支える技術が、ハイライト部のバックライトの輝度をより高める「Mini LED光景再現輝度ブースト」です。

↑Mini LED光景再現AIシーン高画質機能の概要
↑Mini LED光景再現輝度ブースト機能の概要

「従来は明部の中にさらにハイライト部があるような映像に対して、輝度をより上げるのが非常に困難でした。今回ハイライト部をさらに上げられるようになったことで、まぶしいリゾート地の光景を再現できるようになりました。この機能には、新開発のバックライト電源システムも活躍しています」(山内氏)

輝度ブースト性能が向上したことで、動きの速い映像の残像を低減する「アドバンスドクリアスムース」機能も搭載しました。映像のエリアごとに黒映像を挿入することで残像を低減するのに加えて、明るい映像のエリアでは輝度をさらに上げることで明るさを損なうことなく動きのぼやけを除去するというものです。

↑動きの速い映像の残像を低減するアドバンスドクリアスムース機能の概要
↑「従来通り花火のシーンなども得意で、暗部の沈み込みとピークの輝きが十分に表現できております」と山内氏は説明

従来比約1.3倍の高輝度を実現したX990S

4K有機ELテレビのX990Sは、従来比約1.3倍の高輝度を実現したRGBタンデム有機ELパネルを搭載するモデルです。

↑X990Sが搭載する新世代RGBタンデム有機ELパネルの概要

「独自開発のダブルアルミ高放熱システムで非常に効率よく放熱することで高輝度を実現しました。従来の放熱システムはアルミのほかに放熱樹脂層を用いていたのですが、これをアルミに変更することでさらに高効率に放熱することができます。これにより、輝度を非常に高くすることが可能になっています。新アドバンスドARコートで外光の映り込みも約半減しており、より引き締まった黒を表現できています」(山内氏)

↑放熱樹脂層とアルミ背面カバーを採用する従来構造から、放熱アルミ層とアルミ背面カバーのダブルアルミ高放熱システムを採用しました

Z990Sシリーズと同様に、シーンをAIが識別する「有機EL光景再現AIシーン高画質」も搭載しています。

「元々有機ELが得意だった星空のシーンとか、そういったところをAIでシーン判別したときには、さらに鮮やかに光の輝きを表現することが可能になりました」(山内氏)

レグザインテリジェンスによってタイムシフトマシンもさらに進化

最大6チャンネルの地デジ放送を全録できるタイムシフトマシン(利用には対応する別売のUSBハードディスクの接続が必要)も、2025年モデルから搭載するAI機能「レグザインテリジェンス」によってさらに進化を遂げました。

↑タイムシフトマシン機能の概要。放送中の番組を最初から視聴できる「始めにジャンプ」機能や、過去の番組表一覧から番組を選べる「過去番組表」、好みに合わせたコンテンツを提案してくれる「ざんまいスマートアクセス」機能などを備えています

特に注目したいのが、家族一人ひとりの好みに合わせておすすめの番組を切り替えてくれる「パーソナルざんまいスマートアクセス」機能です。これは好みのタレントやジャンル、番組などをまとめて簡単に検索・視聴できる従来の「ざんまいスマートアクセス」機能をパーソナル化したもの。家族のプロフィールを作成して声紋を登録しておくと、リモコンに話しかけることでプロフィールを自動で認識し、その人の好みに合わせたコンテンツを提案してくれるというものです。

↑パーソナルざんまいスマートアクセス機能の概要
↑パーソナルざんまいスマートアクセス機能のプロフィール一覧画面

デモで担当者が「OKレグザ、僕のプロフィールに変えて」と話しかけると、「パパ」と認識してパパの好きなゴルフや映画などのリストを表示しました。

↑パーソナライズしていない状態のざんまいスマートアクセスの画面
↑担当者がリモコンに話しかけると「パパ」と認識し、ゴルフ番組や映画などが一覧表示されました

2つの映像を同時に視聴できる「ダブルウインドウ」もタイムシフトマシンに対応し、放送波、HDMI入力、ネット動画、アップルのAirPlayから、組み合わせを選んで2画面視聴ができます。

↑タイムシフトマシン対応ダブルウインドウ機能の概要

また新たに、レグザに近付くだけで天気予報やニュースを自動的に表示し、タイムシフトマシンの録画コンテンツから注目のシーンやおすすめ番組なども表示する「インフォメーションウィジェット」機能も搭載されました。

レグザに近付くと内蔵するミリ波レーダーが人の動きを検知し、インフォメーションウィジェットを表示するというデモが行われました。

↑担当者がレグザに近付くと……
↑レグザの電源が自動的にオンになり、インフォメーションウィジェットが表示されました

ニュース番組で取り上げられたトピックが表示されており、リモコンで選択して詳しく見ることができます。

デモでは、担当者が「OKレグザ、1番を再生して」と話しかけると、ブラジル大統領選の記事が表示されました。リモコンで「再生」を選ぶとニュース番組の該当シーンを再生することも可能です。

↑リストの中から「1番を再生して」と話しかけることで番組のシーンを再生することが可能です
↑該当シーンが再生されたところ

「ニュースの見出しを読むだけでなく、映像を該当のシーンから再生できるのも録画機能を持つレグザならではのポイントです。ニュース以外にもおすすめの録画番組を再生したり、これから放送される番組の予約をしたりすることも可能です」(担当者)

タイムシフトマシンをはじめとする全録機能は膨大な録画コンテンツに手軽にアクセスできるのが魅力ではあるものの、一方で見たいコンテンツにたどり着きにくいという難点がありました。家族のプロフィール登録など初期設定が必要ではありつつも、パーソナルざんまいスマートアクセスによって自分好みのコンテンツにたどり着きやすくなったのは確かでしょう。

新機能のインフォメーションウィジェットも、出かける前の忙しい時間に気になるニュースだけサッと見たいといったニーズに合致しそうです。高画質化や高音質化に加えて、こうした便利機能をさらに充実させるのがレグザらしいところといえそうです。

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