TVS REGZAは2026年4月21日、4Kテレビ「REGZA」の最新製品5シリーズ18モデルを発表しました。ラインアップと市場想定価格(税込み)は以下の通りです。
4K RGB Mini LED搭載液晶テレビ ZX1・ZX2シリーズ
・100ZX1S(100V型)……198万円
・85ZX1S(85V型)……132万円
・75ZX2S(75V型)……77万円
・65ZX2S(65V型)……55万円
4K Mini LED液晶テレビ Z890Sシリーズ
・85Z890S(85V型)……71万5000円
・75Z890S(75V型)……55万円
・65Z890S(65V型)……44万円
・55Z890S(55V型)……37万4000円
・50Z890S(50V型)……30万8000円
・43Z890S(43V型)……28万6000円
4K Mini LED液晶テレビ Z770Sシリーズ
・75Z770S(75V型)……44万円
・65Z770S(65V型)……35万2000円
・55Z770S(55V型)……27万5000円
・50Z770S(50V型)……23万1000円
・43Z770S(43V型)……19万8000円
4K有機ELテレビ X770Sシリーズ
・65X770S(65V型)……49万5000円
・55X770S(55V型)……38万5000円
・48X770S(48V型)……33万円
一気に複数のモデルを展開したことになりますが、TVS REGZA取締役副社長の石橋泰博氏は今回のラインアップについて次のように語りました。
「2025年末にRGB Mini LEDを採用した116インチの『ZX1R』を発売しましたが、その際にみなさまからインチ展開はないのかという声を非常に多くいただきました。今回RGB Mini LEDやMini LED、OLED(有機EL)のラインアップを追加したことで、必ずお客様の要望に合った商品が見つかるというのを我々は続けていきたいと思っております」

RGB Mini LED液晶レグザを2シリーズ4機種拡充
TVS REGZAのブランド統括マネージャーである本村裕史氏は新REGZAシリーズについて「RGB Mini LEDテレビの本格元年」だと自信を見せました。
「RGB Mini LEDのバックライトを使うと広色域になるのはみなさんご存じですが、実は視野角も大きく改善し、コントラストも通常LEDやMini LEDに比べてはるかにアップします」(本村氏)


RGB Mini LEDが高画質を実現する仕組みについては、担当者が次のように語りました。
「RGB Mini LEDはRGBの3原色のLEDが発色することで、色域が広がるのが基本的なメリットです。斜めから見たときにバックライトが白い場合、色があせてしまいます。しかしRGB Mini LEDの場合は斜めから見た光にも色がついているため、広視野角を実現しているわけです。高コントラストは次のような仕組みです。たとえば赤い被写体を映像で再現する際、緑と青のLEDの発光させないことで、よりピュアな赤と黒を表現できます。これによってコントラストが高くなります」(担当者)

ZX1S/ZX2Sシリーズは、Mini LEDモデル(2025年発売の「75Z875R」)に比べて約115%の広色域を実現しています。

第三者機関に従来モデルの「65M550R」、Mini LEDに量子ドットフィルターを採用する「85Z875R」、RGB Mini LEDを採用する100ZX1Sの実測比較を依頼したところ、輝度や色域、コントラスト比などにおいて大幅な進化を遂げたことを実証できたとのことです。
「カラーボリュームは約1700倍、コントラスト比は254倍という差を実証しました」(本村氏)

映像エンジンとして自社開発の「レグザエンジン ZRα」を搭載し、AIを用いて色表現力を最大化しつつ、自然な色再現を両立させる「広色域映像再現テクノロジー」などを搭載しています。

「たとえば音楽ライブのように、アーティストの後ろでレーザー照明が演出しているような場合、透き通るようにピュアなレーザーの色を表現しつつ、人物の顔や衣装は自然に再現します。夜景のように自発光の被写体がメインのところでは色域を生かして輝かせる一方で、バラのような反射光の被写体のときには物体の鮮やかさの限界を超えないように表現し、濃厚な赤を表現するようにしています」(画質担当者)

そのほかの画質・音質向上機能もざっと紹介していきましょう。



量子ドットMini LEDは約1.2倍の高輝度化を実現し、有機ELテレビも拡充
量子ドットMini LEDモデルのZ890Sシリーズは従来モデル比で約1.2倍の高輝度化を実現したMini LEDバックライトに加えて、4倍速のワイドアングル液晶パネルを採用しています。

Z770Sシリーズは高輝度Mini LED液晶と2倍速のワイドアングル液晶パネルを採用し、量子ドットは採用していません。

また、従来は有機ELモデルを2ライン展開していましたが、今回はフラッグシップの「X9900R」シリーズ、ハイエンドモデルの「X8900R」に加えて、“ハイグレードモデル”という位置付けの「X770S」シリーズという3ラインに拡充しました。

そのほかの高画質化・高音質化機能もざっと紹介してきましょう。




さらに、テレビ本体のオーディオシステムと、サウンドバータイプの「レグザサウンドシステム」を組み合わせて再生する「新シンクロドライブ」機能も全機種に搭載しました。


テレビ本体とレグザサウンドシステムの音をシンクロさせることで、低音から高音までの広がりが出るだけでなく、画面から音が出てくるような体験になることが印象的でした。
生成AI機能「レグザインテリジェンス」もパーソナル化に対応
生成AIを活用して、好みのジャンルや視聴履歴に合わせたコンテンツをおすすめしてくれる「レグザインテリジェンス」も進化し、新機能としてプロフィール切り替え機能が付きました。
プロフィールのアイコンを選んで切り替えられることに加え、「プロフィール切替対応AIボイスナビ」を搭載しました。家族の声を認識することで、認識した人のプロフィールに自動的に切り替えられるようになっています。
