圧倒的な色表現をもっと身近に! RGB Mini LED搭載の高コスパ4Kレグザ「ZX3S」が登場

ink_pen 2026/7/15
  • X
  • Facebook
  • LINE
圧倒的な色表現をもっと身近に! RGB Mini LED搭載の高コスパ4Kレグザ「ZX3S」が登場
安蔵 靖志
あんぞうやすし
安蔵 靖志

IT・家電ジャーナリスト。家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)。AllAbout 家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。

TVS REGZAは、RGB Mini LEDを搭載する4K液晶レグザ「ZX3S」を発表しました。このシリーズはフラッグシップモデルのZX1S/ZS2Sシリーズに次ぐRGB Mini LED搭載モデルという位置付けです。

↑TVS REGZAが7月8日に発表した4K液晶テレビ「ZX3S」5モデル
↑TVS REGZAが2026年5月に発売した4K液晶テレビ「ZX1S」シリーズ3モデル
↑TVS REGZAが2026年5月に発売した4K液晶テレビ「ZX2S」シリーズ2モデル

ZX3Sシリーズのラインアップと実売想定価格(税込み)は以下の通りです。

・100ZX3S(100V型)……110万円
・85ZX3S(85V型)……69万3000円
・75ZX3S(75V型)……52万8000円
・65ZX3S(65V型)……41万8000円
・55ZX3S(55V型)……35万2000円

TVS REGZA取締役副社長の石橋泰博氏はZX3Sシリーズについて「高い色表現力を実現しながらリーズナブルな価格帯でRGB Mini LED商品を提供する2つ目のラインです」と語りました。

「サウンドシステムの違いなどもありますが、ピーク輝度とエリア分割数の違いでラインアップが分かれていると考えてください」(石橋副社長)

↑TVS REGZA取締役副社長の石橋泰博氏
↑レグザZXシリーズのラインアップの違い

石橋副社長はZXシリーズについて、「レグザ史上最高の色表現を目指したZX1、ZX2シリーズと、高い色表現力を実現しながらリーズナブルな価格帯でRGB Mini LED商品を提供するZX3シリーズの2つのラインによって、国内のテレビ市場の『RGB Mini LEDマーケット』をレグザが牽引していきたいと思います」とアピールしました。

RGB 3原色のLEDによって色鮮やかな画質を実現

ZXシリーズの映像技術について改めて紹介しましょう。ZXシリーズのバックライトはRGB(赤、緑、青)の3つのLEDを搭載しています。

「3つの独立したLEDを1つのパッケージにして光らせており、発光の偏りを均一化するためにレグザはLEDの方向をいろいろな向きに配置させることで、発光の均一性を実現しています」(石橋副社長)

↑3原色のLEDの光を均一に分散させるため、LEDの向きを交互に変えて配置している

映像エンジンはほかのZXシリーズと同様にレグザエンジンZRαを搭載しています。

「3色のLEDをレグザエンジンZRαが独立でコントロールすることでさまざまな色を忠実に再現できるだけでなく、漏れ光の特性もよくなり、視野角も非常に広くなるのがRGBの有効な点だと思っています」(石橋副社長)

↑不要な色のバックライトを光らせないことで視野角も広くなるという

そのほか、画面のエリアごとにLEDの電流を制御して、明るい部分のLEDの点灯時間と電流を上げることで輝度をアップする「RGB輝度ブースト」もZX1S、ZX2Sシリーズと同様に搭載しています。

↑エリアごとにLEDの電流をダイナミックに制御することで明るい部分の輝度をアップする「RGB輝度ブースト」も搭載している

ZX3Sシリーズは生成AI技術によって、おすすめのコンテンツを対話形式で提案してくれる「レグザ インテリジェンス」に対応。また、音声でコンテンツを検索できる「レグザAIボイスナビゲーター」はZX1S、ZX2Sシリーズと同様に家族の声の識別が可能で、家族一人ひとりにパーソナライズされたプロフィール自動切り替え機能を搭載しています。

↑2025年モデルから搭載しているレグザ インテリジェンスにも対応。ZX1S、ZX2Sシリーズと同様に、家族の声を識別してプロフィールを自動的に切り替える機能を備えている

RGB Mini LEDレグザ開発陣が最新モデルをアピール

製品説明の後には、開発陣によるトークセッションも開催されました。

レグザ インテリジェンスのパーソナライズを担当するクラウド事業センターの佐々木 梓氏は、ZXシリーズで初めて搭載したプロフィール自動切り替え機能を次のようにアピールしました。

「『みるコレ』は今まで“推し活”に力を入れてきましたが、家族が録画した番組がまとめて表示されてしまうと、自分が見たい番組にすぐにたどり着けないという問題がありました。今回、プロフィール切り替え機能を導入したことで、誰が使うかによって表示される内容自体を切り替えられるようにしました。しゃべるだけで音声認識によって自動的にプロフィールが切り替わるので、使っている側はプロフィールを切り替えている感覚もなく自然に使えるのが大きなポイントだと思います」

↑レグザインテリジェンスのパーソナライズを担当するクラウド事業センターの佐々木 梓氏

RGBパネル技術を担当するビジュアルコア技術ラボの中山 玲偉氏はRGB Mini LEDパネルの注目ポイントについて次のように語りました。

「RGB Mini LEDは色鮮やかなだけでなく、暗いところは暗く、明るいところは明るくというLEDの本来のよさも失われていません。一般的にRGB Mini LEDになると処理量が増えてしまうので、従来の画質向上機能やエリア分割数を少なくして制御してしまうことがありますが、レグザは自社開発のZRαというエンジンを使っているので、その機能を失うことなく高コントラストを実現しています」

↑RGBパネル技術を担当するビジュアルコア技術ラボの中山 玲偉氏

画質・エンジン技術を担当するビジュアルコア技術ラボの小西 秀吾氏も次のようにアピールしました。

「色鮮やかに見せられるのはRGB Mini LEDの特徴ではありますが、エンジン担当としてはやはりレグザエンジンZRαの総合的な高画質技術にぜひ注目していただきたいです。基本的な画像処理からAIを使った高画質化技術まで、これまでレグザで培った集大成とも言える高画質技術が搭載されています。これは他社に真似できないと自信を持っているところです」

↑画質・エンジン技術を担当するビジュアルコア技術ラボの小西 秀吾氏

音質技術を担当するAVシステムラボの高橋 大氏は次のように語りました。

「迫力の重低音と音の広がり感だけでなく、我々は『音像』も気にしています。画面のセンターあたりに人の声が来るように、しかも画面の前で鳴るように心がけています。それを聞いていただきたいと思います」

↑音質技術を担当するAVシステムラボの高橋 大氏

センシング技術を担当するネットワーク&AIアプリケーションラボの入江 祐司氏は「レグザセンシングに注目していただきたい」と語りました。

「レグザセンシングは電波センサーで人の位置を特定し、その人の位置に応じて映像や音声を最適化するというもので、レグザが2023年に業界で初めて搭載した技術です。各社とも同じようなセンシング技術を導入していますが、我々は先行者として電波センサーによる新機能をどんどん開発していきたいと思いますので、今後ともご期待ください」

↑センシング技術を担当するネットワーク&AIアプリケーションラボの入江 祐司氏

最後にプロダクトプロデューサーを務めるディスプレイ商品企画の槇本 修二氏は次のようにアピールしました。

「レグザのよさは非常に階調が整っていて、高いコントラスト、そしてノイズ感のない映像、構造を再現する遠近感まで出せるこの画質だと考えています。その映像に合った音響システムにも本当に力を入れています。さらに使いやすさですね。映像、音響、使いやすさの三位一体によって視聴体験を進化させるように取り組んできました。ぜひRGB Mini LEDレグザを手に取っていただいて、感動の体験をしていただきたいと思っています」

↑プロダクトプロデューサーを務めるディスプレイ商品企画の槇本 修二氏
Related Articles

関連記事

もっと知りたい!に応える記事
Special Tie-up

注目記事

作り手のモノ語りをGetNavi流で