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2017/6/27 13:00

さらば“積ん録”の日々よ! パナソニック「外からどこでもスマホで視聴」を使い倒して実感したこと

BDレコーダーにせっかく大量のテレビ番組を録画しても、結局見る時間がなくて“積ん録”になっている人は多いのではないでしょうか。パナソニックのディーガなどに対応する「外からどこでもスマホで視聴」を利用すれば、いつでもどこでも効率良く視聴可能! どこがどう便利なのか、AVライターの山本さんが詳しくレポートします。

【私が試しました】

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↑AVライター・山本 敦さん。取材のため国内外を問わず頻繁に出張。長時間移動時の楽しみは、モバイル機器を使っての映像コンテンツ視聴

 

【今回お試ししたアイテム】

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パナソニック

高精細・広色域・高輝度なUltra HD Blu-rayを再生できるBDレコーダー。「チャンネル録画」に対応し、最大10ch×28日ぶんの番組を、7TBの内蔵HDDに全録できます。アプリを使えばスマホでのリモート視聴も手軽に行えます。

 

自宅のテレビとスマホでシームレスに番組を楽しめる

出張や旅行の長時間移動中はもちろん、電車を待っている間などのちょっとした空き時間にも、モバイル機器で映像コンテンツを楽しみたい。流行している定額制のVODサービスに加えて、テレビ番組のリモート視聴も活用したい。そんなふうに考えていたところ、パナソニックの「外からどこでもスマホで視聴」がより便利になったという話を聞き、早速試してみました。

 

手持ちのスマホに専用アプリ「パナソニック メディア アクセス」(無料)を入れて、ディーガを宅内ネットワークに接続。こちらも無料の「クラブ パナソニック」会員に登録すれば、準備は完了。たったこれだけの手順で、自宅のディーガに録画済みの番組だけでなく、ディーガに内蔵するチューナーでリアルタイムに受信している放送中の番組も、いつでもどこでもスマホに飛ばして楽しめるようになります。ちなみに、この機能はディーガだけでなく、同社テレビのビエラでも利用可能。

 

アプリの操作は、直感的でなじみやすい印象。スマホの画面をタッチしながら、見たいチャンネルや録画番組を選択するとスムーズに再生が始まります。タイムラグもあまりなく、ストレスなく視聴できました。自宅のディーガで再生して途中までテレビで見ていた録画番組の続きを、外出した後にスマホで見ることも可能。毎朝の通勤時間に最新のニュースや人気ドラマをチェックしておけば、勤務先や学校での話題に乗り遅れずに済むでしょう。反対に、帰りの電車などでリモート視聴していた番組の続きを、家に戻ってからディーガをつないだ大画面テレビに映してゆったり楽しむという使い方もできます。屋内外で「シームレス」に視聴できるのは、想像以上に便利だと感じました。

 

パケット通信料を気にせず使える機能がうれしい!

スマホでテレビ番組を自由に見られるのはうれしいけれど、4G/LTEのモバイルデータ通信は毎月のパケット量に制限があるから安心して使えない……そんな人も多いでしょう。ディーガには、パケットを節約しながらスマホ視聴を楽しめる、ふたつの便利な機能があります

 

ひとつは、宅内ネットワークでレコーダーからスマホに録画番組を転送しておく「番組持ち出し」。アプリで起動した番組表から、持ち出したい番組を選んで「持ち出し」をタップするだけで、スマホやタブレットにダウンロードできます。持ち出した番組を見る際にはデータ通信が発生しないため当然パケット量は減らないし、飛行機内などネットに接続できない場所でも録画番組が楽しめてしまいます。番組を持ち出す際の画質は4種類から選択でき、メモリの容量に合わせた使い方ができるのも良いですね。

 

また、スポーツの試合など絶対に見逃せない番組を外出先でリアルタイム視聴したい場合は、データ通信量をセーブできる「パケット節約」モードがオススメ。1GBのパケット量で、約15.5時間も放送を見られます。5インチ程度のスマホ画面で視聴するぶんには画質も十分にキレイだし、映像が途切れる心配も少ないように感じました。

 

自宅視聴ならハイレゾ音質で臨場感たっぷりに楽しめる

本機のミュージックサーバーとしての実力にも言及しておきましょう。7TB容量のHDDを内蔵するUBX7030なら、何とCD約3500枚ぶんもの音をリッピング可能。タイトルやアーティスト情報はクラウドから自動で取得して保存されるので、管理が楽チン。保存した音源は、「ハイレゾリマスター」機能によりハイレゾ相当にアップコンバート(HDMI出力なら最大192kHz/24bit)され、高音質で楽しめます。この機能は、放送/録画番組やBD/DVD視聴時にも有効。映画や音楽ライブなどのコンテンツを、臨場感たっぷりのサウンドで満喫できます。

 

今回、最新のディーガを体験した筆者は「これはあくまで取材だ」と自分に言い聞かせながらも、徐々にその楽しさにのめり込み、ついに原稿執筆が手につかなくなるほど番組視聴にハマってしまいました。録画番組から放送中の番組まで、いつでもどこでも快適に楽しめるのは、パナソニックならではの強みであると感じました。

 

使い倒して実感! 「外からどこでもスマホで視聴」のココが本当に便利!

■スマホから録画予約もできる

レコーダーを立ち上げなくても、アプリから番組表を開いてその日の放送予定をチェック。そのまま録画予約ができます。録画先や録画モード、番組持ち出し時の画質も設定可能。

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↑番組表をタップするだけで録画予約画面に。UIは整理されていて操作しやすい

 

■「チャンネル録画」で見逃しナシ

「チャンネル録画」(全録)対応のディーガなら、話題になった番組を後からチェックすることも可能。毎日のチャンネル録画一覧をアプリから見られるため、「見逃し」がなくなります。

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↑番組表画面で、過去の番組をさかのぼれます。見たい日付にすぐ飛べるので便利

 

■番組との新しい出会いが広がる

たくさんの放送予定番組・録画番組からユーザーの好みに合うタイトルを、サムネイル付きで表示する「おすすめ番組」が便利。5つ星の「おすすめレベル」が付帯するのも面白い!

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↑「おすすめレベル」や「再生回数」を表示。人気を集めている番組がひと目でわかります

 

リモート視聴だけじゃない! 全自動ディーガ UBX7030が“絶対王者”たる 4 つの理由

「全自動ディーガ」の最上位機UBX7030は、リモート視聴機能だけでなく、単体のレコーダーとして卓越した性能を誇ります。そのスキのない実力をチェックしていきます!

 

【理由①】UHD BDから地デジまで上質な4K映像で描写

UHD BDやVODなどのネイティブ4Kソースを、より広色域で高輝度な映像に仕上げて出力。通常のBDや地デジ放送などの映像も、4Kにアップコンバート可能です。

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↑「4Kリアルクロマプロセッサ」による映像処理のイメージ。デコードした信号を補間することで高画質を実現します

 

【理由②】最大10ch×28日ぶんのチャンネル録画に対応

内蔵する11チューナー&7TB HDDを駆使して、最大10ch×28日ぶんの「チャンネル録画」(全録)に対応。録画予約不要で、いつでも過去番組をさかのぼって視聴できます。

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↑チャンネル録画したコンテンツを番組表のように表示。見たい番組にワンタッチでアクセスできて効率が良い!

 

【理由③】録画番組を自動で整理して見たい番組にすぐアクセス

チャンネル録画した番組を、ジャンルや再生回数ランキングごとに自動で整理。リモコンの「新着番組」ボタンを押すだけで表示され、見たい番組にすぐたどりつけます。

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↑「映画」や「バラエティ」などジャンルごとに見やすく整理。番組のサムネイルも大きく表示され、内容が一目瞭然

 

【理由④】ミュージックサーバーとして使えてハイレゾ再生ができる

CD音源データを内蔵HDDに保存可能。「サウンドジャンプリンク」で音楽を飛ばして、別室にあるスピーカーを鳴らすこともできます。ハイレゾアップコンバート再生にも対応。

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↑CDの楽曲を取り込む際、タイトルやアーティスト情報、ジャケット写真なども自動で保存。プレイリストも作れます

 

全自動もいいけど……“都度録”派ならコレもおすすめ!

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パナソニック
ディーガ DMR-BRG2030

6番組同時録画できる2TBモデル。1日最大8時間まで設定できる「時間設定チャンネル録画」に対応。映像の4Kアップコンや、「ハイレゾリマスター」などの機能も秀逸です。「外からどこでもスマホで視聴」にも対応。

 

■ディーガの詳細はコチラ