4月になり、多くの会社が入社式を迎えたことと思います。新しい環境に不安がいっぱいであろう新入社員には、積極的に声をかけていきたいところですが、「年齢が離れているし、どうコミュニケーションをとったものやら……」と会話のきっかけをつかめない人も多いのではないでしょうか? そこでご提案したいのが、「スイーツコミュニケーション」です。
まずは次のグラフをご覧ください。こちらはロッテのチョコレート菓子ブランド「シャルロッテ」が20~30代の働く男女500人に対して行った意識調査の1つ。「仕事で気分が上がらないときにされてうれしいこと」という質問に対し、昼食や飲みに誘ってくれるなどの鉄板方法は意外にも20%未満。一方、「お菓子の差し入れをくれる」は過半数の支持を獲得しており、これは選択肢のなかで圧倒的1位です。
思うに、食事に誘われるというのはうれしくはあるもののややハードルが高く、ある程度普段からコミュニケーションをとっていないと逆に緊張して身構えてしまうのではないでしょうか。一方、お菓子の差し入れはその場でやりとりが終わるので、渡すほうも受け取るほうも気がラク。しかも、疲れているときの甘いものって心にしみわたりますよね。
そこで「シャルロッテ」がオフィスでの新たな対人コミュニケーションのカタチとして提案しているのが、「スイーツコミュニケーション」です。
落ち着いたパッケージデザインが「癒し」をプレゼント
さて、先陣を切ってスイーツによるコミュニケーションを打ち出したシャルロッテシリーズですが、実はこの3月にリニューアルを実施。“見た目”や“食感”にまでこだわった、まるで専門店のような味わいの新作ショコラとなって新登場しました。
味だけでなく、「街の人に愛される老舗チョコレート店」をイメージしたというオシャレなパッケージデザインにも注目。コンビニやスーパーのお菓子コーナーを見ていただくとわかるのですが、原色に近い色を使った力強いデザインの商品が多いなか、この落ち着いた色彩のパッケージデザインは逆によく目立っています。
また、新・シャルロッテの製品パッケージには、ほっこりするような仕掛けが。なんと、特設サイトで商品を撮影すると、商品ごとに異なるアニメーションを楽しめるのです! これも会話のネタになりそうですね。
最後に、実際に編集部内でコミュニケーションをはかるべく、それぞれに試食してもらいました。
特に人気が高かったのが、「シャルロッテ ショコランタン<香る紅茶>」。「とにかく紅茶感(香り)がすごい。甘すぎない点も◎」(編集部・I)、「サクサク、ザクザクという食感が絶妙」(編集部・W)と好評でした。個人的には、「シャルロッテ アマンドショコラ」のバターとミルクの濃厚な甘さも気に入りました。
と、ここで気づいたことが1つ。普段から仕事をともにする編集部員同士とはいえ、忙しそうにしているとなかなか話しかけにくいのですが、お菓子をもって近づくと自然に会話に入れました。しかも、みな、笑顔で対応。なるほど、地味なようでスイーツコミュニケーションの効果は確かなようです。