ダイキン工業は、からだを芯から温める遠赤外線と、温風を素早く吹き出し、広範囲を温める機能を組み合わせた遠赤外線暖房機「ハイブリッドセラムヒート」を発売しました。実売価格は7万3000円前後(税込)です。
ハイブリッドセラムヒートは、遠赤外線と温風を組み合わせた「ハイブリッド自動」運転を搭載。起動時に温風で足元から素早く温め、徐々に温風のパワーを抑えながら、からだを芯から温める遠赤外線に切り替わります。寒い朝でも素早く温まるうえに、遠赤外線の効果でぬくもりが持続するとのこと。加えて、遠赤外線による「輻射」運転や、足元から暖かさが広がる「温風」運転など、さまざまなシーンに合わせて選べる3つの運転を搭載。
また、安全性については、誤操作を防止する「チャイルドロック」に加え、前面パネルの表面温度を業界で最も低い最大50度以下に制御する「ひかえめモード」を搭載するなどで配慮しています。さらに、エアコンや床暖房などと一緒に使用した際、室温が約22度に到達すると、自動で遠赤外線の出力を抑えた運転をし、省エネ性を向上させています。
本体デザインは、暖炉型のシルエットで、暖かさを表現。本体色はダークグレーで、さまざまなインテリアと調和するとのこと。そのほかの仕様は以下のとおりです。
出力:ハイブリッド自動/250~1100W(可変式、運転開始時は1250W)、輻射/250~1100W、温風/250~1250W
定格消費電力:0.25~1.25kW
運転音:最大40dB
重量:約10kg
電源コードの長さ:3m
本体サイズ:約幅500×奥行き226×高さ522mm