Peachが成田-仁川線に就航! 朝発・昼着でソウルを満喫できる

ink_pen 2026/10/6
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Peachが成田-仁川線に就航! 朝発・昼着でソウルを満喫できる
会田 肇
あいだはじめ
会田 肇

カーライフアドバイザー。カーナビやドライブレコーダーなど身近な車載ITグッズのレポートを行うほか、最近はその発展系であるインフォテイメント系の執筆も増えている。海外で開かれるモーターショーや家電ショーにも足を運び、グローバルな視点でのレポートに役立て、最近はその経験を活かして旅行系のレポートも執筆している。

2026年9月20日朝、成田空港第1ターミナルの国際線搭乗口28Bは、いつもの出発前とは少し違った華やかな雰囲気に包まれていました。この日、Peach Aviation(Peach)が東京(成田)-ソウル(仁川)線を新規開設。その初便となるMM651便の出発を前に、就航記念セレモニーが開催されたのです。

↑Peachの成田-仁川への初便が出発する成田空港第1ターミナルの搭乗口28B。「成田から、昼にはソウル。」の装飾で乗客を迎えた

Peachにとって成田空港発着の国際線を新規開設するのは2019年以来、約7年ぶり。すでに運航している台北(桃園)線に続く、成田発着では2路線目の国際線となります。

そして今回は、新路線だけが主役ではありません。10月1日から着用を開始するPeachの新制服も関東圏で初披露され、新たな路線と新たな装いがそろってお披露目される記念すべき一日となったのです。

満を持して開設した路線でも強みを生かす

セレモニーは8時30分からスタートしました。登壇したのは、Peach Aviation 執行役員 事業戦略企画統括の福島志幸氏、韓国観光公社 日本地域センター長の鄭槿喜氏、成田国際空港 取締役 営業部門長の神崎俊明氏。さらに韓国の伝統衣装「チマチョゴリ」を着用したモデルも加わり、日韓を結ぶ新路線の門出に華を添えました。

↑成田-仁川線の就航を祝う関係者。左右の客室乗務員を挟んで、中央がPeach Aviation 執行役員 事業戦略企画統括の福島志幸氏、右が韓国観光公社 日本地域センター長の鄭槿喜氏、左が成田国際空港 取締役 営業部門長の神崎俊明氏

福島氏は、Peachが2026年に創業15周年を迎え、7月には就航以来の累計利用者数が8,000万人に達したことを紹介。その節目の年に成田-仁川線を開設できたことへの感謝を述べました。

また、福島氏は自身の家庭でも韓国が身近な存在になっていることに触れ、「我が家は、すっかり韓国じみてまして、家族含め韓国の大ファン」と紹介。これから韓国へ向かう初便の乗客を「非常にうらやましい」と笑顔で送り出しました。

↑成田-仁川線に就航する思いを語るPeach Aviation 執行役員 事業戦略企画統括の福島志幸氏。「家族そろって韓国の大ファン。これから韓国へ向かう初便の乗客がうらやましい」と語っていた

一方で、成田-仁川線は多くの航空会社が同じ路線を運航する世界でも数少ない路線。そこにPeachが新路線を就航させることについて福島氏は「満を持して」と表現しました。

Peachでは6月、7月の定時運航率が90%を超えたほか、自社都合による大幅な遅延が発生した場合などに、条件に応じて宿泊費や交通費の一部を負担する補償制度も導入。福島氏はこうした取り組みを通して、競合が数多くある中でPeachが選ばれるための強みとしていく考えを表明しました。

朝出発で昼からソウルを楽しめる

初便MM651便は9時30分に成田を出発し、12時25分に仁川へ到着するダイヤが組まれています。

セレモニーで成田国際空港の神崎氏は、この時間帯を踏まえ「朝、成田を出て、昼にはサムゲタンが食べられる」と表現したのが印象的でした。つまり、午前中に日本を出発して、到着した日の午後からさっそくソウルを楽しめることが、この便の大きなメリットというわけです。

また、Peachはすでに羽田-仁川、中部-金浦、関西-ソウル(仁川/金浦)線を展開しており、成田線の開設によって首都圏からソウルへ向かう選択肢がさらに増えることになります。

韓国観光公社の鄭氏によれば、2025年に韓国を訪れた日本人旅行者は約365万人に達し、2012年以来13年ぶりに過去最高を更新したということです。最近は定番の観光地だけでなく、グルメやカフェ、ビューティ、エンターテインメント、スポーツなど、個々の関心に合わせた旅行も広がっているといいます。

さらにソウルだけでなく韓国各地を訪れるリピーターも増えており、Peachの成田-仁川線就航によって日韓交流がさらに促されることへの期待も示されました。

10月1日からの新制服を関東圏で初披露

今回のセレモニーでもうひとつ注目を集めたのが、Peachの新制服です。

司会を務めたスタッフが搭乗客に「私たちの姿を見て、いつもと違うことに何かお気づきでしょうか」と問いかけ、10月1日から導入される新制服であることを紹介。この日が成田空港、そして関東圏での初披露となりました。

新制服は創業15周年にともなうブランドリニューアルの一環として導入されるもので、2012年の就航以降初めて全面的に刷新されます。

ベージュのグラデーションをベースに、新しいブランドカラーのピンクやブラウンをアクセントとして採用。従来のPeachの鮮やかなイメージから少し趣を変え、柔らかさや温かみを感じさせるデザインとなっています。

↑2012年の就航以来、初めて全面刷新されるPeachの制服。ベージュを基調とし、パンツスタイルやワンピースなどを用意する。なお、客室乗務員と地上係員は共通デザインとなる

機能面でも、客室乗務員が頭上の荷物棚を扱う動作や、運航乗務員の操縦時の動き、地上スタッフの立ち座りなど、実際の業務を考慮。ストレッチ性や耐久性、メンテナンス性にも配慮されています。客室乗務員と地上係員の制服は共通デザインとなり、ワンピースを新たに設定したほか、パンプスだけでなくスニーカーも選択できるようになります。

ただし、この日のMM651便に乗務する客室乗務員と運航乗務員は現行制服を着用。つまり初便の乗客は、搭乗口では新制服、機内ではこれまで親しまれてきた現行制服と、1日のうちに新旧両方のPeachを見ることができたのです。

初便搭乗者には限定の記念品もプレゼント

初便の搭乗客には、就航を記念したグッズも配られました。

Peachのロゴ入りトートバッグをはじめ、「NRT-ICN」「MM651/MM652」と記されたフライトタグ、Peachロゴ入りの小物、さらに「Narita Airport」と韓国観光ブランド「Imagine your Korea」のロゴが入ったトラベルグッズなどがセットになっており、初便搭乗の記念になる内容となっていました。

↑初便の搭乗者に配られた就航記念グッズ。Peachのエコバッグや、伸縮式コップ、NRT-ICNのフライトタグなどが用意された

初便の使用機材はエアバスA320neo(機体番号:JA219P)。この便は予約段階で188名+幼児1名と満席でしたが、当日1名のキャンセルが発生したため、最終的には187名+幼児1名が搭乗。定刻9時30分の8分遅れとなる9時38分、ほぼ満席の乗客を乗せてPeach機は仁川へ向けて出発しました。

↑MM651便の搭乗が始まった28B搭乗口。就航初便とあって多くの乗客や関係者でにぎわいを見せた
↑初便の搭乗者一人ひとりに就航記念品を手渡すスタッフ。韓国の伝統衣装「チマチョゴリ」も華を添えた

約7年ぶりとなる成田発着国際線の新規開設、ほぼ満席となった初便、そして10月からの新制服の関東圏初披露。創業15周年という節目を迎えたPeachにとって、今回の成田-仁川線就航は、単なる新路線の開設にとどまらず、これからのPeachを首都圏でアピールする象徴的な一日となりました。

↑定刻より8分遅れの9時38分に出発したMM651便。雨で濡れた成田空港の滑走路をほぼ満席の乗客を乗せて離陸し、仁川へと向かった
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