文房具
2021/5/24 10:30

【文房具総選挙2021】結果発表!「切る・貼る・綴じる」部門1位は老舗の定番に一工夫!

仕事や勉強など、作業がはかどる機能をもつ「はかどり文房具」の頂点を、ファンの厳正なる投票で決定する企画。第9回目となる今回の「文房具総選挙2021」は、2020年4月から2021年3月に発売・発表された文房具のなかから、史上最多となる8部門・99商品がノミネートしました。

 

まずは各部門の結果を発表していきましょう。ここでは、機能別部門「切る・貼る・綴じる」部門の結果をお伝えします。

【機能別部門】「切る・貼る・綴じる」部門の部門賞と上位商品は?

コロナ禍の巣ごもりで増えた、ダンボールの開梱作業やDIYで活躍するアイテムが多数入賞。特にひとつで複数通りに使えるアイテムが票を集めました。

 

■第1位
オルファ「クランクハイパーAL型」

“切る”以外にも使える、万能工具レベルの大型カッターナイフ

人気の「Xデザイン・ハイパーシリーズ」の最新モデル。後部にM字型ツメを備え、こじ開けやスジ入れ、空回りするネジを抜くときの補助など、様々な用途に使える。ワンタッチでしっかりロックできるオートロック機能付きで安全だ。実売価格税込890円

 

【コレではかどる!】軍手のままでも滑らず作業しやすい
究極の握り心地を追求したダブルインジェクション成型とX型のラバーグリップで、抜群のグリップ感を実現。軍手を着けたままでも滑らずに握れて、しっかり力をかけられる。

 

↑M字型ツメの根元は、隙間にも差し込みやすいクランク形状になっている

 

投票したファンのコメントは?

「プロ向けの商品に見えますが、ダンボールを使った工作などでも活躍してます!」「切る以外のシーンでも使えるので、一家に一本あると安心」などのコメントが寄せられました。

 

選考委員はこう見た!

文具ソムリエール・菅未里さん「コロナ禍の配送利用の増加で需要が増大し大注目の部門でした。メーカー各社が日々のもどかしさを解決すべく商品を出した中でオルファがしっかりと一位の座をつかみ取り、カッターの老舗として強さを見せつけました。」

文房具ライター・きだてたくさん「もともとオルファのハイパーシリーズファンなので、最新版の『クランクハイパーAL型』の1位は嬉しいところ。一方、“貼る”文房具の票が伸び悩んだのは残念。」

ライター/放送作家・古川耕さん「この1年での通販需要が反映したのか、開封に使えるカッター類が12フィニッシュ。もとより信頼感の高いハイパーシリーズが、ちゃんと評価されたのが喜ばしい。」

 

■第2位
ミドリ「ダンボールカッター」

通販ヘビーユーザーの必需品が、より使いやすく進化!

ダンボールの開梱や雑誌の一枚切りに対応する、開梱ツールの第2世代。左右対称の形の刃を搭載し、欠けたら反転させてもう一度使える。開閉部には軽い力で開けられるスプリングバネを内蔵。税込1078円

 

【コレではかどる!】開梱する場所に磁石でピタッ!
従来モデルではウラ面のみに内蔵していた磁石を、オモテ面にも入れて両面貼り付けを可能に。開梱作業を行う場所の近くに貼っておけばサッと使えて、紛失の危険性も減らせる。

 

■第3位
サンスター文具「スティッキールはさみ Tasuno」

ハサミとドライバーが一体化した“あると助かる”便利ツール

“普段はあまり使わないけれど、たまに必要!”という需要に応えて、コンパクトハサミにプラスドライバーを内蔵。本体はスリムなペン型で、ペン立てなどに常備しておきやすい。税込990円

 

【コレではかどる!】大小のビットで大体のネジに対応!
プラスドライバーは、時計の電池交換やメガネの緩み調整など、いざというときになくて困る隠れた必需品。内蔵のビットは差し替えによって大小ネジに対応するので、様々なネジに使える。

 

■第4位
コクヨ「Bobbin(ボビン)」

持ち運びしやすい小型のマステシリーズ

持ち歩きしやすい小さなマステ「ボビンテープ」とその周辺ツールのブランド。「コマキキ」と「ボビン芯」を使えば、他ブランドのマステを巻き替えて小型化できる。テープカッターも揃える。税込198円〜

 

■第5位
コクヨ「テープのり〈ドットライナープチモア〉」

小型タイプなのに、最後まで軽い力でスーッと引ける!

のり切れの良さで人気のテープのり「ドットライナー」の小型タイプ。内部のギアを一新し、小型テープのりに多い、“残量が少なくなると引き心地が重くなる”という弱点を克服している。税込231円

 

「文房具総選挙2021」結果発表まとめ

【大賞】

「文房具総選挙2021」にノミネートされた、史上最多8部門・99商品のなかから、頂点に立ったのはどの文房具!? 全体の上位5位までを発表します。
https://getnavi.jp/stationery/604308/

 

【トレンド部門】
仕事がはかどる! テレワーク&フリーアドレス文房具部門

コロナ禍で特に需要が広がったのが、本部門のアイテム。仕事道具をまとめる収納ツールから、狭いデスクでも使える省スペースアイテムまで、快適な環境構築を助ける商品が目白押し! 12商品がノミネートしました。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/604334/

 

【トレンド部門】
勉強がはかどる! 学生応援文房具部門

昨年に引き続き、ノートをきれいに取れる、使っていてモチベーションが上がるなど、学習効率を高めてくれる文房具が数多く登場。資格取得などに向けて勉強中の大人も要注目! 13商品がノミネートしました。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/605239/

 

【トレンド部門】
デジタルと連携してはかどる! デジアナ文房具 部門

今回新たに設置された部門。もっか、スマホやPCと連携することで、機能を拡張できる文房具が増加中。本部門では、それらの商品に加え、デジタル機器の使い心地を向上させる周辺アイテムもピックアップしました。9商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/605241/

 

【機能部門】
書く・消す 部門

人気ブランドから待望の多色・多機能ペンや細径モデルが登場するなど、ボールペンを中心に熾烈な戦いが予想された本部門。インク色にこだわった商品も注目されました。19商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/605243/

 

【機能部門】
記録する 部門

白でも黒でも書けるノートや、油性ペンで書き込めるホワイトボード、半分に折りたためる手帳など、常識を覆すユニークかつ画期的なアイテムが満載。いままでにないフォーマットを採用した手帳も話題でした。11商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/605245/

 

【機能部門】
分類する・印をつける 部門

付箋を中心に、9アイテムがラインナップ。名前の読み方を彫った印鑑や、メモを取れるIDカードホルダー、定規やマーカーペンの代わりに使える付箋など、新発想の商品が多く選出されました。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/605247/

 

【機能部門】
切る・貼る・綴じる 部門

コロナ禍で増えた荷物の梱包・解梱作業の効率アップを図るアイテムを中心に、多彩な商品が集結。携帯はさみをはじめ、コンパクトながらも使い勝手を極めた商品など、13商品がノミネートしました。その第1位と上位入賞商品は?

 

【機能部門】
収納する 部門

今年は省スペースで使えるだけでなく、中身の取り出しやすさにもこだわった“立つペンケース”が多数ノミネート。雑貨のような素材やデザインの収納アイテムもトレンドとなりました。13商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/605251/

 

【選考委員特別賞】

「文房具総選挙2021」の選考委員を務めた文房具のプロ7名が、それぞれ「これぞ受賞に値する!」と感じたはかどり文房具を1点ずつ、特別賞として選出しました。
https://getnavi.jp/stationery/605226/

 

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