提供:ロボロック
タイパ重視の現代社会において、新三種の神器の一角を担うと言われているロボット掃除機。ドラム式洗濯乾燥機や食器洗い乾燥機に比べて、普及に伸び悩む時期が続いています。
「便利そうだとは思うけれど、狭い部屋には持て余してしまいそう!」とか「これまでどおりのスティッククリーナーで掃除は十分だよね!」などと、導入を躊躇する人の言葉もよく耳にします。

今回紹介する、ロボロック『Qrevo L Pro』はまさにその閉塞感を打破する救世主になり得る逸品です。
TVチャンピオン「スーパー家電通選手権(2002年)」にて優勝して以来、あまたの家電の変遷を見続け、その選び方・使い方を発信してきた『家電王』に、ロボット掃除機の賢い選び方を教わります。
目次
ロボット掃除機は“普及”フェーズに入った

コロナ禍以降、多様な働き方が容認されて、在宅ワークをする人も増えています。自宅にいる時間が増えるのですから、当然汚れも目に付くし、それをきれいにしたいニーズは高まります。
また、在宅ワーク主体でなくても外で働いている不在時間帯にタイパよく、部屋をきれいに保ってくれるロボット掃除機は一度使うと、もう手放したくないし、その経験を知り合いにも勧めたくなります。

中村 私の息子夫婦もロボット掃除機は手放せないと重宝しています。子ども(私からみたら孫)が産まれてハイハイなどをし始めたら、床を水拭きしてきれいにしたいニーズからロボット掃除機を使い始めました。
こういった経験を話す知り合いが増えると、それまで無関心だった人も具体的に興味が湧いてくるのではないでしょうか。
犬猫などのペットがいても同様のことが起きていますし、ワンルーム1人暮らしでも便利に使いこなしている人もいます。まさにこうしたユースケースの広がりとともに、普及に向けた好循環サイクルが始まっているのです。
買う前に知っておきたい、ロボット掃除機選びの基準
買うなら、「安さ」よりも使い続けやすさを見る
ロボット掃除機を導入したなら、使い続けないと意味がないので、自身の住まいに必要な機能がちゃんと搭載されているかの確認が大事です。
安さを優先するあまり、機能をあまり吟味せずに買った結果、床掃除した際の毛がブラシに絡んでしまい、ロボット掃除機のメンテナンスに手間が取られ過ぎると、使いたい気持ちが薄らいでしまいます。
家電王が考える、ロボット掃除機に必要な条件
私がロボット掃除機に期待するメリットは以下の2つです。
- 徹底的かつ丁寧な清掃力
- タイパ(人の時間の節約)
現在の主流は「吸引」+「水拭き」が同時にできる2in1タイプです。自宅がフローリング中心でカーペットやラグなどがあるならば、清掃力の確保には以下の機能が必須です。
- 水拭き機能
- 自動的に吸引力をブーストする機能
- 水拭きモップをリフトアップさせる機能
さらに、ブラシや髪の毛やペットの毛が絡まりにくいことも大事なポイントと言えます。

そして、タイパ良くロボット掃除機を使うには、充電ステーションはゴミ収集だけでなく、以下の機能を備えていると便利です。
- 水拭きモップへの自動給水
- 水拭きモップの自動洗浄
- 水拭きモップの温風乾燥
上記までやってくれると抜群にメンテナンスの手間が減り、満足度が爆上がりします。人がするのは数か月おきの紙パック交換と汚水捨て、清水補充くらいになります。
中村 ひとくちに「ロボット掃除機」と言っても、ライフスタイルに合わせてさまざまなモデルがあるので、価格を考慮しつつも自宅に適した製品を選ぶことが大事です。

さらに大事なポイントは以下の2つです。
- マッピング機能
- 障害物回避能力
マッピング機能や障害物回避能力がきちんと機能しないと、タイパよく掃除してくれません。
例えば、マッピングが機能しないと外出中に掃除の設定をしたにも関わらず、帰宅した際にまだ掃除が終わっていないかもしれません。
また、回避能力が機能しないと、ロボット掃除機を使用する心理的ハードルが高くなってしまいかねません。床に洗濯物や電源コード、子どものおもちゃなどがあった場合、それらを全部片づけてからでないとロボット掃除機を動かせないなんてことも⋯⋯。
中村 徹底的かつ丁寧に掃除するには、製品自体のサイズ(幅や高さなど)も考慮しなくてはいけません。ソファの下やダイニングテーブルの足回りなど、掃除して欲しい場所にそもそも入れなければ掃除ができません。
Qrevo L Proは、ロボット掃除機の欲しい機能をどう満たしているか

ロボロックのQrevo L Proは、同社のフラッグシップモデルで評価された実力のある機能を、ミドルレンジモデルながら贅沢に実装しているハイコスパモデルです。
この章では、以下の機能を中心に紹介していきます。
- 18,500Paの強力吸引
- 毛が絡まりにくいブラシ構造
- お手入れが簡単なオムニホイール
- 10mm自動モップリフト
- 水拭き機能
- 45℃の高温乾燥ステーション
- マッピングとアプリ操作
18,500Paの強力吸引
18,500Paという上位モデルにも引けを取らない強力な吸引力で、フローリングの目地の隙間などに入り込んでいる細かな埃や、カーペットやラグの毛の奥に入り込んだハウスダストなどもしっかりと吸い上げてくれます。床をくまなくきれいにするとともに、ロボット掃除機の底面自体をきれいに保つ効果もあります。


メインブラシは床を傷つけにくいオールラバー素材で、かつフローティング設計で凹凸のある床にも追従するので、強力吸引の性能を最大限に引き出します。

毛が絡まりにくいブラシ構造
独自のアーチ形状・非対称デザインのサイドブラシは、回転時の遠心力を活用して、長い髪の毛やペットの毛をブラシ先端に導くことで、毛絡みを大きく低減しています。

サイドブラシによって、毛が伸びた状態でメインブラシに導かれるので、メインブラシにも毛が絡みづらい構造になっています。
中村 本製品をテストした際にも、多めの長い髪で大丈夫かなと思いましたが、毛の絡まりはゼロという見事な結果でしたので、これは本当に特筆すべきポイントの1つと言えます。


お手入れが簡単なオムニホイール

ロボット掃除機の裏面前方には、たいてい走行性能を安定させる全方位に動くホイールが付いているのですが、これまでの筆者の経験として、このホイール周りに髪の毛や埃がかなり絡みます。Qrevo L Proはその対策にも抜かりなく、ホイール部分に専用ブラシを内蔵し、溜まったゴミを取り除きます。
中村 まさに痒い所に手が届く機能。ユーザーからの意見を反映し、次の製品開発で改善するメーカーの姿勢は好感が持てます。
10mm自動モップリフト
カーペットやラグを検知すると、モップが最大10mm自動でリフトアップして、カーペットやラグを濡らさずに吸引掃除に切り替えますので、まさに至れり尽くせりです。
中村 実際の動きも非常にスムーズで、カーペットをしっかりと認識してサッとリフトアップする安定感があります。


水拭き機能
最大毎分200回転で高速回転する2枚の回転モップが、フローリングにこびりついた頑固な汚れもしっかり水拭きしてきれいに落とします。
しかもアプリから30段階の水量調節が設定できるので、汚れの状況に応じた使い勝手のよさも魅力です。

中村 筆者の自宅には20歳になる元保護猫のキジトラがいるのですが、フローリングには食べこぼし跡や、トイレに行ったあとの猫砂の足跡が付くので、定期的な水拭きは必須で、ものすごく重宝しています。
また、孫が息子夫婦と一緒に遊びに来る時には、事前にロボット掃除機で床を水拭きでピカピカにして、「きれいにしといたから安心して」と伝えます。


45℃の高温乾燥ステーション

天板は左がモップ清掃後の汚水、右が清掃用の清水を入れるバケツになっている
ロボット掃除機の「吸引」+「水拭き」が同時にできる2in1モデルでは、モップを清潔に保つことが大きな課題です。
Qrevo L Proの多機能ステーションは、水拭きの清潔さを担保する最大75℃の高温モップ洗浄を備え、洗浄後は約45℃の温風で自動乾燥機能が付いています。
中村 モップとステーション内部を清潔・乾燥状態に保つなど、これまでに培われた経験と技術をコストバランスよく実装しているなと感心します。
マッピングとアプリ操作

Qrevo L Proは自宅の間取り、生活習慣、見落としがちな細かいスペースまでを学習します。そして日々の掃除を最もスマートな方法で行ってくれます。
また、ロボットがスムーズに動けるように椅子やテーブルの脚など引っかかる可能性がある場所を検知すると「進入禁止エリア」としての設定を自動で提案し、トラブルを未然に防ぎます。
中村 気になる場所をマップで指定する「スポット清掃」は、思い立った時に必要な分だけの掃除ができる、これも人の感情に寄り添ったよい機能です。

高額な最新ギミックではなく、“最初の1台に必要な基本性能”がそろっている
フラッグシップモデルに搭載されている、「高速振動し伸縮するモップ」、「メインブラシの間に隙間を作り髪の毛を絡ませない」、「最大8.8cmの段差をラクに乗り越える」などの優れたギミックは、最初の1台には必須ではありません。
これまで説明してきたように、Qrevo L Proは“最初の1台に必要な基本性能”がそろっているモデルです。筆者がロボット掃除機に求めるメリットや機能に共感された方はもちろん、ロボット掃除機未経験の方にもおすすめできる1台です。

Qrevo L Pro 製品スペック

| 外形寸法(本体) | 350×353×96.5mm |
| 外形寸法(ステーション) | 340×487×519mm |
| 吸引力 | 18,500Pa(最大) |
| サイドブラシ | 非対称デザインで毛絡み防止 |
| モップ洗浄 | 高温洗浄(最大75℃)・乾燥機能(約45℃) |
| ゴミ収集 | 最大65日分のゴミを収集可能 |
| 自動メンテナンス | 掃除完了後、ステーションに戻ると、充電・ゴミ回収・モップ洗浄・給水・汚水回収を自動処理 |
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文/中村 剛 撮影/ヒゲ企画