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2024/2/28 19:30

あたなた解けますか? ”構造的把握力検査”にチャレンジ【説明の種類】

『就活をひとつひとつ』シリーズは、累計980万部突破のロングセラー参考書「ひとつひとつわかりやすく。」シリーズの「就活版」。自己分析、面接、インターンシップ、SPI対策まで、シリーズ全7冊を展開しています。

 

今回は『SPI3 構造的把握力検査をひとつひとつわかりやすく。』より、「説明の種類」の問題と解説を紹介。この問題、あなたは解けますか?

 

【構造的把握力検査とは?】

リクルート・マネジメント・ソリューションズ社が全国各地のテストセンターにおいて、10年ほど前から実施しているコンピュータテスト。ものごとの背後にある共通性や関係性を、 構造的に把握する力を測定する。

この能力は、情報を俯瞰(ふかん) 的に捉えて自分なりに分類・整理したり、未知の問題を過去の経験と関係づけて理解した上で、すでに獲得している知識を応用して対応策を考えたりするのに必要な力ということができる。

 

問題

次のア〜オを、指示に従ってP(2 つ)とQ(3 つ)に分類するとき、P に分類されるものはどれか。下の選択肢A〜Jで答えなさい。

 

【指示】ア〜オはいずれもオオカミに関する記述である。その説明のしかたの違いによって、P とQ の2 つのグループに分けなさい。

 

 オオカミについての最も古い文字記録がある「古風土記逸文(こふどきいつぶん)」では
大口真神(おおくちのまかみ)と書かれていて、信仰の対象であったことがわかる。

 

 オオカミが登場する「赤ずきん」はグリム童話として知られているが、実はグリム兄弟以前に詩人のシャルル・ペローが民話をもとに創作したものである。

 

 オオカミには自分のテリトリーに侵入した他の動物を警戒して、その後をしばらくついて回るという習性がある。

 

 絶滅したニホンオオカミは、更新世に日本列島にすでに存在した大型オオカミと氷河期後期にユーラシア大陸から渡ってきたオオカミが交雑し、適応進化したものである。

 

 オオカミの絶滅で崩れた生態系のバランスを取り戻すため、アメリカのイエローストーン公園ではオオカミの再導入が試みられている。

 

【選択肢】

A:アとイ  B:アとウ  C:アとエ  D:アとオ
E:イとウ  F:イとエ  G:イとオ  H:ウとエ
I :ウとオ  J:エとオ

 

【目の付けどころ】説明する対象

オオカミについての説明をどのような観点で分類するか難しいが、オオカミという対象そのものを説明しているか、あるいはオオカミと関連していることがらについての説明か考えてみるとよい。

 

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