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2020/8/29 11:00

BBQと相性最高のクラフトビール!「TINY GARDEN 蓼科」が気鋭ブルワリー&ビール愛好家と造った逸品

大手ビールメーカーも参入して、ますます盛り上がりを見せるクラフトビール。消費者の選択肢も増えて、こだわりの味を気軽に楽しめるようになってきました。一方で、地域の市場やコミュニティを活性化させるための手段としても、クラフトビールは注目されています。

 

2020年8月1日に発売された「GARDEN ALE(ガーデンエール)」もそのひとつ。アパレルブランドのアーバンリサーチによるキャンプ施設「TINY GARDEN(タイニーガーデン)蓼科」、長野県茅野市のブルワリー「8Peaks BREWING(エイトピークスブルーイング)」らが共同開発した1本です。誕生の経緯とともに味わいをレポートしていきましょう。

 

↑こちらが「GARDEN ALE」(参考価格:税込800円)。長野県の一部店舗のみで手に入る希少な1本です

 

アーバンリサーチのキャンプ場はビール企画も地元コミュニティも創造

GARDEN ALEは、アーバンリサーチが手がけた宿泊施設・TINY GARDEN 蓼科によって開催されたクラフトビールのワークショップ「BEER CLUB」によって生まれました。このTINY GARDEN 蓼科は、長野県・八ヶ岳のふもと、標高1250mの蓼科湖畔という絶好のロケーションにあります。詳細はこちら

 

↑長野県・八ヶ岳のふもとにある「TINY GARDEN 蓼科」

 

↑蓼科湖畔の開放的なロケーション

 

4800坪の敷地に、テントサイトや棟貸しスタイルのキャビンのほか、地元食材をふんだんに使った料理が楽しめるカフェ、ハイセンスなアウトドアギアを扱うショップ、さらには温浴施設も完備しています。

 

↑温泉旅館をリノベーションしたロッジ。カフェやショップ、温浴施設、宿泊施設が入っています

 

↑オートキャンプのテントサイトも充実

 

また、場内にはワークステーション棟やデッキが設えられたマルチスペースを備え、アクティビティやクラフト体験、ワークショップなどが盛んに開催。そのイベントのひとつがBEER CLUBだったというわけです。キャンプ場がハブとなって、地元・長野県のビール醸造家とビール愛好家のコミュニティが誕生しました。

 

八ヶ岳の食と自然を愛するクラフトビールブランドが参画

ワークショップで生まれた商品企画を実際に製品化したのが、八ヶ岳山麓でクラフトビールを醸造している8Peaks BREWINGです。代表の齋藤由馬(さいとうゆうま)さんは、清酒メーカーやクラフトビールメーカーで修業を重ねた後、2018年に同ブランドを立ち上げました。ちなみに八ヶ岳山麓はおよそ80年前に、日本で初めて大手ビールメーカーによるホップの栽培が行われた土地のひとつだそうです。

 

代表作はモルトの優しいコクが印象的な「ヤイヤイペールエール」、フルーティな香りと軽快なキレが特徴の「メタウィートエール」、国産柚子の皮を使った夏季限定の「アチーラ セゾン」などです。

 

↑「8Peaks BREWING」の代表的商品たち

 

ビール造りのコンセプトは、「ここのビールを飲むために八ヶ岳に来たといわれるような存在になる」こと。地元の食材や自然によく合う、すっきりとした苦みのある、香り高いビールが持ち味です。

 

↑八ヶ岳の自然に寄り添うビール造りがモットー

 

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