近年では大手チェーンが営業する回転レーン式の店が台頭し、より身近な存在となった寿司。しかし最近では、回転レーン式でなくても安くて手軽に寿司が楽しめる店が急増しています。 そこでGetNavi webでは、これらの店を「安旨寿司」と命名。なかでも、押さえておくべき人気店をピックアップしてご紹介します!
まぐろだけボーノ 白川/六本木一丁目
【店舗情報】
住所:東京都港区六本木2-3-3 三重ビル1F
交通:東京メトロ南北線 六本木一丁目駅徒歩3分
六本木の「まぐろだけボーノ 白川」は、店名通りメニューがまぐろだけの店。握りは赤身、とろのみ。丼物は5種類と実に硬派なお店です。店主は寿司と日本料理の道を歩み、高級料理店の板長も経験。その過程で「もっと気軽にまぐろを食べてほしい」と考え、この店を開きました。
まぐろは三崎漁港から、店主も敬愛する目利きが厳選した1本をまるごと仕入れています。種類は本まぐろ、インドまぐろ、ばちまぐろから、その季節に最も味のいいものを選んでいるとのこと。
さらに店では、まぐろの質を見つつ12~24時間熟成。こうして提供されるまぐろは、他店のものとはひと味違います。赤身は味に深みが出て、脂はまろやかさと甘みが増大。ワン&オンリーの味で、まさに“ボーノ(イタリア語でおいしい)”なのです。
かっぱ寿司/御徒町
【店舗情報】
住所:東京都台東区上野4-2-10
交通:JR山手線ほか 御徒町駅徒歩2分
御徒町で人気No.1寿司店といえばこの店。チェーンの「かっぱ寿司」ではなく、昭和25年創業以来、御徒町で営業する独立店です。ここは来客数がとにかく多い! 道の両側にある1号店と2号店は常に満席。系列の居酒屋と合わせて3店で、年間27万人が訪れるそうです。
その理由はただひとつ、ネタの良さにあります。社長自ら毎朝築地に行き、活きのいいネタを安く仕入れているとのこと。扱うまぐろは本まぐろのみ。貝類にもこだわり、ほぼ全種類を生で提供しています。
さらに開店から20時注文分までは、寿司と刺身が全品半額。同店は「価格表示は一貫分。注文は二貫で」がルールですが、一貫540円の大とろが20時までなら二貫540円で食べられます。土日は一日中行列が絶えない人気店ですが、それも納得の超ハイコスパです。
築地海鮮 すしまみれ 新宿本店/新宿
【店舗情報】
住所:東京都新宿区歌舞伎町1-2-3
交通:JR山手線ほか 新宿駅徒歩5分
“眠らない街”新宿で24時間営業を行う「築地海鮮 すしまみれ新宿本店」が、都内6店舗の旗艦店として生まれ変わりつつあります。築地はもとより、各地から産地直送の旬の魚を入荷する体制を構築。特に本まぐろとサーモンにはこだわり、味と仕入れを徹底的に追求しているとのこと。
また、仕込みも原点回帰。例えばえびは生のえびから湯引きし、1尾1尾殻をむくなど、伝統的な江戸前の仕事を再現しています。
店内は明るく開放的。板前は軽妙な会話で客をもてなします。新宿でいつでも活きのいい寿司を気軽に楽しめる店として、覚えておきたい一軒です。
いろは寿司 中目黒本店/中目黒
【店舗情報】
住所:東急東横線ほか 中目黒駅徒歩4分
交通:東京都目黒区青葉台1-30-10 2F
中目黒「いろは寿司」は、昔ながらの柔和な接客とネタの新鮮さにこだわりつつ、リーズナブルな価格で提供する人気店。若い人向けにシャリを大きめで提供するなど、人情味にあふれた“町場の店”です。
シャリはふんわり握られ、口に運ぶとほろりとほどける感覚が味わえます。米やわさびの量は頼めば調整してくれ、多くの種類を食べたい人に最適。さらにしょうゆは自家製だしで割り、店の寿司に合うテイストに調合しています。
そんな妥協のない味を守りながら、年中無休で深夜4時まで営業。遊び慣れた大人が夜な夜な集う中目黒には、欠かせない存在となっています。
や台(たい)ずし 八王子中町/八王子
【店舗情報】
住所:東京都八王子市中町12-8
交通:JR中央線ほか 八王子駅北口徒歩5分
「今日はがっつり飲みたいが寿司も食いたい」、そんなときにはつまみが豊富な「や台ずし」へ。全国に170店以上を展開している。寿司は職人握りだが一貫64円からと激安。揚げもの、焼きものなどのつまみが充実しているのも特徴だ。
取材した「八王子中町」は、魚は築地から仕入れ、白身は活け〆を、まぐろは本まぐろを使用。そのため脂の乗りがよく、赤身にも適度に脂があって実においしい。
都心には神田店がありますが、もっと23区内に増えていいと思えるほどの魅力が満載。多摩地域にはいくつもあるので、ぜひ行ってみてください。
※価格やネタは変動する場合があります。