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音楽
2019/10/21 21:00

感傷的な気分のときに聴きたい「しっとり系オトナJAZZ」30曲

秋も次第に深まってきましたが、それこそ秋の夜長になんとなくジャズが聴きたくなるって人も多いのではないでしょうか? これってなぜなんでしょうかね。秋に入ると日本各地で「東京JAZZ」、「ブルーノート・ジャズ・フェスティバル・イン・ジャパン」、「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン」といった主要なジャズ・フェスティバルの開催が続きますが、季節的にジャズを欲する深層心理に裏付けされたものだったりするのかもしれません。

 

そもそも皆さんが抱えているジャズに対するイメージってどんなものがありますか? ファンキー、ソウルフル、クール、ハードボイルド、大人の音楽、シングルモルトが飲みたくなる音楽、ムーディー、サロン的寛ぎ感、リラックス、しっとり、そして切ないなどなど、いろいろなイメージをお持ちだと思います。

 

今回は秋深しということで、直球で「しっとりした大人のジャズ」をお届けしてみたいと思います。あえてジャズに関する細かい説明はいたしません。むせび鳴くトランペットをフィーチャーした枯れたサウンド、凛としたピアノとヴォーカルとが静かに溶け合うジャジーな楽曲、ヴィブラフォンを取り入れた暖かいラテンタッチの楽曲と、ジャズ・ヴォーカルからインストゥルメンタル・ジャズまで幅広く取り揃えてみました。どれもちょっと「切なくて」「ハートウォーミング」なところがポイントかもしれません。

 

「Spotify」アプリをダウンロードすれば有料会員でなくても試聴ができますので、秋をイメージさせる「しっとりしたジャズ」で、秋の夜長を彩っていただければうれしいです。

【「しっとり系の大人ジャズ」30曲】

1.Nights Lights/Gerry Mulligan Sextet ジェリー・マリガン・セクステット(1963年)

2.Autumn Nocturne/Lou Donaldson ルー・ドナルドソン(1958年)

3.My One And Only Love/John Coltrane ジョン・コルトレーン(1963年)

4.The Kiss/ Harbie Hancock ハービー・ハンコック(1966年)

5.Beatrice/Sam Ribers サム・リバース(1964年)

6.Soiree/Bill Evans ビル・エヴァンス(1970年)

7.Tranquility/Bobby Hutcherson ボビー・ハッチャーソン(1965年)

8.Virgo/Wayne Shorter ウェイン・ショーター(1964年)

9.Pretty Ballad/Keith Jarrett Trio キース・ジャレット・トリオ(1969年)

10.Love Gets Old/Chris Botti クリス・ボッティ(2003年)

11.Body and Soul/Tony Bennett, Amy Winehouse トニー・ベネット、エイミー・ワインハウス(2011年)

12.Unforgettable(Duet with Nat King Cole)/Natalie Cole ナタリー・コール(1991年)

13.All or Nothing At All/Tessa Souter テッサ・ソーター(2008年)

14.Wandering/Oscar Peterson オスカー・ピーターソン(1969年)

15.Somewhere In The Night/Cal Tjader カル・ジェイダー(1965年)

16.I Love You/Milt Jackson ミルト・ジャクソン(1964年)

17.Malvalita/Dave Pike デイヴ・パイク(1962年)

18.All of You/Fats Sadi, Francy Boland, Jimmy Woods, Kenny Clark ファッツ・サディ、フランシー・ボラン、ジミー・ウッズ、ケニー・クラーク(1966年)

19.Look For The Silver Lining/Chet Baker チェット・ベイカー(1954年)

20.I’m Glad There Is You/Julie London ジュリー・ロンドン(1956年)

21.Autumn in New York/Helen Merrill ヘレン・メリル(1960年)

22.The Masquerade Is Over/Nancy Wilson, Cannonball Adderley ナンシー・ウィルソン、キャノンボール・アダレイ(1961年)

23.In Your Own Sweet Way/Wes Montgomery ウェス・モンゴメリー(1960年)

24.Opening Montage/Tom Waits トム・ウェイツ(1982年)

25.Doubts2/Ibrahim Maalouf イブラヒム・マーロフ(2013年)

26.Love Theme From Spartacus/Yusef Lateef ユセフ・ラティーフ(1961年)

27.When Sunny Gets Blue/McCoy Tyner マッコイ・ターナー(1964年)

28.Steppin’ Out/Kurt Elling カート・エリング(2011年)

29.Don’t Know Why/Norah Jones ノラ・ジョーンズ(2002年)

30.Davy/Marlena Shaw マレーナ・ショウ(1975年)