「コレ押さえときゃ間違いない!!」的ブランドと、そのアイコニックなモデルをフィーチャー。生まれては姿を消していく商品が多いなかで、世代を超えて愛され、文化的価値さえ備えた時計、G-SHOCK。
※こちらは「GetNavi」 2022年4月号に掲載された記事を再編集したものです。
祝 G-SHOCK誕生40周年直前!! 歴代アニバーサリーモデルを振り返る
1983年に誕生したG-SHOCKは、来たる2023年にブランド誕生40周年を迎える。これまで1993年の10周年アニバーサリーモデルの発表以降、節目の年にスペシャルモデルをリリースしている。ここでは、人気爆発で入手困難となった歴代の記念スクエアモデルを振り返る。
誕生年にちなんだ1983本の限定生産
【10周年】 DW-1983-1
G-SHOCK誕生の1983年にちなんで、1993年5月に1983本限定で発売された10周年記念モデル。ローズウッド製のスペシャルケースや、シリアル番号が刻印されたプレートなどの豪華な付属品がセットに。
G-SHOCK開発当時のプロトタイプがベース
【20周年】 DW-5000SP-1JR
2003年5月に発売された20周年記念モデル。初代G-SHOCKの開発時、関係者だけが持っていたプロトタイプのDW-5000がベースとなっている。スクリューバックには20周年の特別記念刻印が入る。
ゴールドを随所に用いたゴージャスな仕上がり
【25周年】 GW-5625AJ-1JF
2008年5月に発売された25周年記念モデル。ベゼルやバンドに記されたG-SHOCKのロゴ、液晶画面、各メタルパーツにスペシャルカラーのゴールドを採用。裏蓋までもがゴールド仕様で話題に!!
25周年記念と同じくゴールドの豪華仕様
【30周年】 GW-M5630D-1JR
2013年8月発売の30周年記念モデル。25周年記念と同じく、ゴールド×ブラックのコンビが印象的だ。高耐久性を誇るカーボンファイバーインサートバンドが採用された。
価格は驚きの770万円“金”のG-SHOCK
【35周年】 G-D5000-9JR
35周年イヤーの翌年となる2019年に発売された特別モデル。ケース、バンド、ビスに至るまで金無垢(18金イエローゴールド)を使用した。世界限定35本で、価格は税別770万円!!
40周年記念モデルは果たして……
2023年はG-SHOCK誕生40周年。これまでの傾向として、スクエアの記念モデル登場は間違いない。25周年から続く“ゴールド系モデル”も予想される。
価格高騰し続ける腕時計─G-SHOCKも高級化が進んでいる!?
いやいやカジュアルモデルも継続中!!G-SHOCK HIGH & LOW
近年のG-SHOCKの傾向として、高価格帯モデルの拡充が挙げられる。今年2月発売のMRG-B2000B-1A4JRは構造、機能、素材、仕上げなど細部まで徹底的に作り込まれたスペシャルピースで、価格は33万円。一方で、従来のカジュアル時計としてのG-SHOCKも、もちろん健在だ。伝統のスクエアフォルムを受け継ぐ5600シリーズのDW-5600BB-1JFは、1万2100円と値ごろ感十分。一点モノの高級時計としての高価格帯モデルと、複数買いも可能な低価格モデルの“両輪駆動”。ラインナップの幅の広さもG-SHOCKの魅力なのだ。
【HIGH】 テーマは戦国時代の部隊編成「赤備え」
MRG-B2000B-1A4JR(特定店限定モデル)
33万円
G-SHOCKの最上級ラインとなるMR-Gのハイエンドモデル。戦国時代の部隊編成「赤備え」をテーマとし、強さの象徴の“赤”を随所に採用している。電波受信機能とスマホリンク機能を搭載。
【LOW】 定番フォルムに実用的機能を搭載
DW-5600BB-1JF
1万2100円
伝統のスクエアフォルムを、オールブラックに仕上げたスタンダードモデル。耐衝撃構造に加え、20気圧防水、マルチアラーム、ELバックライトなど機能は十分だ。カジュアルウオッチの入門機としてオススメ。