見た目は洗練、中身は超タフ! 水中撮影も余裕でこなす「arrows Alpha2」実機レビュー

ink_pen 2026/9/30
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見た目は洗練、中身は超タフ! 水中撮影も余裕でこなす「arrows Alpha2」実機レビュー
小川秀樹
おがわひでき
小川秀樹

編集プロダクションで編集・ライターとしてのキャリアをスタート。ビジネス、旅行、スマホ関連、著名人インタビュー記事などを幅広く制作してきました。趣味は国内外の旅行。特に東南アジアの文化を好み、タイとミャンマーには3年間の在住経験があります。

2026年8月27日、人気のarrowsシリーズに新たな選択肢となる「arrows Alpha2」が加わりました。

本機はハイエンド級のスペックやタフネス性能を備えつつも、10万円を切る手に届きやすい価格帯を実現したモデルです。特に注目なのが、水中撮影も可能という高い防水性能。本記事では「ケースなしの水中撮影」や、水から引き上げた直後の「水滴による誤タッチ検証」など、実際にハードな環境下に置いたうえで実力を検証していきます。

洗練された質感と、1.15mmの狭ベゼル

「タフネススマホ」と聞くと、どこか武骨でゴツゴツとしたデザインを思い浮かべる人が多いかもしれません。

しかし、arrows Alpha2の外観はそのイメージを覆すほど洗練された仕上がりです。ボディにはアルミニウムとグラスファイバーという異なる素材を組み合わせ、背面はマットで落ち着いた質感、側面はほのかな輝きを放つ上品な質感に仕上げられています。この質感のコントラストが、タフネス機らしからぬ高級感を醸し出しています。

↑カラバリは「Indigo」「White」「Red」「Blue-Green」の4種類(販売チャネルにより異なる)

ディスプレイのベゼル幅が1.15mmとスリムに抑えられていることもポイントです。比較的コンパクトなボディサイズでありながら、高い画面占有率のおかげで迫力のある画面を楽しめます。

↑1.15mmのベゼル幅によりすっきりとした印象を受ける。ディスプレイは3,000nitと明るい

次に、各種ボタンやセンサー周りを見てみましょう。arrows Alpha2は、ボタンやセンサーが各種アプリと密接に連動しており、日常のちょっとした操作を格段にスムーズにしてくれます。特に印象的な3つの機能を紹介します。

・アクションキー:一発起動ボタン

↑左側面のアクションキー。ザラつき加工が施されているので、位置がわかりやすい

左側面にあるアクションキーを押すと、独自AI「arrows AI」などを一発起動できます。設定でAI以外のアプリの起動を割り当てることもできるので、自分好みに設定しておくと便利です。

↑1回押し、2回押し、長押しそれぞれに割り当てができる

・電源キー:「Exlider」による直感的な操作

右側面にある電源キーには、指でなぞったり、タップしたりするだけでスクロールやズームができる「Exlider」機能が備わっています。下の動画では両手を使いましたが、片手しか使えない混雑した電車などで活躍しそうな機能です。

・背面センサー:自律神経測定

↑二つのカメラレンズ下にあるのがセンサー。日々触れるスマホで手軽に健康測定できるのは強み

最近はスマホやPCで手軽に健康状態を測定できる機種が増えてきています。本機種は背面カメラの下部に専用センサーを配置。ここに指を当てるだけでヘルスケアアプリと連動し、日々の自律神経測定などを手軽に行えます。

↑オリジナルのヘルスケアアプリ「F Healthcare」で計測データを管理できる

ハイスペ×タフネス×長寿命なスペック

続いて、性能面をチェックしてみましょう。以下は、SIMフリー版のarrows Alpha2 M10のスペックです。

項目スペック
OSAndroid 16
CPU (SoC)Dimensity 8350 Extreme(オクタコア)
メモリー(RAM)/ ストレージ(ROM)12GB / 512GB または 8GB / 256GB(microSDXC最大2TB対応)
ディスプレイ約6.4インチ 有機EL(Super HD / リフレッシュレート最大144Hz / 最高輝度 3,000nit)
バッテリー容量5,370mAh
防水・防塵IPX6 / IPX8 / IPX9 / IP6X(水深1.5m対応・泡ハンドソープ洗浄/アルコール除菌対応)
耐久性MIL規格 23項目準拠 / 独自落下試験クリア
サポート期間OSアップデート最大3回 / セキュリティ更新最大5年
重量 / サイズ約187g / 約155×72×8.6mm

スペックのうち、特に注目したい3つのポイントをまとめました。

・日常操作から負荷のかかる作業まで快適な「Dimensity 8350 Extreme」

搭載CPU(SoC)はハイエンド級の処理性能を持つ「Dimensity 8350 Extreme」。大容量12GB RAM(または8GB)との組み合わせで、Webブラウジングやアプリの切り替えはもちろん、写真・動画の編集や高画質ゲームまで、スムーズにこなせます。

・1.8m落下耐性、IPX9防水など圧倒的なタフネス性能

MIL規格(米国国防総省の調達基準に沿った落下、耐衝撃などの厳しい試験)23項目準拠の耐久性に加え、IPX9の高温・高圧水流にも耐える防水性能を確保。さらに泡ハンドソープでの洗浄やアルコール除菌にも対応しており、ハードなアウトドアから衛生面が気になる日常使いまで幅広くカバーします。

・長期間安心して使い続けられる手厚いサポート体制

OSアップデート最大3回、セキュリティ更新最大5年を保証。最新のAndroid 16を初期搭載していることも含め、ハードの頑丈さだけでなくソフトウェア面でも長く安全に使い続けられる環境が整っています。

水濡れ・水中撮影の検証とカメラの実力をチェック

上記のとおりタフネスさを誇るarrows Alpha2ですが、とりわけ防水は圧巻の性能で、「水中撮影」まで公式にアピールしている点が大きな特徴です。防水をうたうスマホは数多くあれど、水中での撮影を前面に押し出せるモデルはそう多くありません。

そこで、実際に水濡れ状態や水没させた環境でどこまで使えるのか、その挙動を検証してみました。

・水滴が付着した状態での操作性

まずは本機を水に沈めてから引き上げ、画面全体に水滴が付着した状態で操作を行ってみました。

静止した水滴がついている程度であれば誤動作は皆無で、画面のスクロールやズームも普段通りスムーズにコントロールできました。高温耐性も備えているため、湯船に浸かりながらの「お風呂スマホ」としても快適に活躍してくれそうです。

ただし、上からシャワーの水流が直接当たるような状況では、激しく当たる水滴をタッチ操作と誤認識してしまう場面が見られました。シャワーを浴びながらの操作や、激しい雨の中で端末を剥き出しにして使うようなシーンでは注意が必要です。

なお、側面センサーによるスクロール機能「Exlider」は、水滴がついている状態だと少々反応が鈍くなる場面がありました。濡れているときは素直に画面を直接操作するほうが快適です。

・水中撮影での挙動と操作感

続いて、実際に本体を水に沈めて撮影を試みました。

水没させるとタッチパネルは一切反応しなくなる仕様なので、カメラの操作は側面にある音量キーで行います。

操作方法音量キー(上)音量キー(下)
1回押しシャッターシャッター
長押し連続シャッター(連写)写真 / 動画のモード切り替え

動画モードに切り替えたあとは、シャッターボタンがそのまま録画の開始/停止キーとして機能します。

水中では画面タッチによるズームや各種設定変更ができないため、「あらかじめ水上で画角や設定を決めてから沈める」という割り切りは必要ですが、ボタンの長押しで写真と動画をスムーズに行き来できる設計は実用的です。

実際の作例が以下の写真です。光量が乏しく暗い環境での撮影でしたが、一見すると水中で撮ったとは思えないほどクリアな仕上がりとなりました。

メインカメラにはソニー製の最新イメージセンサー「LYTIA 710」(約5,030万画素・1/1.5インチ大型センサー)が採用されており、同センサーの描写力の高さを水中でも実感できます。

↑水深は約30cm、水道水を使用。淡水のみOKなので海での使用は不可なことに注意したい

このように、水中での写真の品質も高いものでしたが、上記のとおりズームや細かな設定ができないため「水中撮影目的」で買うというものではありません。

しかし、水中でも問題なく撮影できるほどの防水性能を備えているからこそ、日常での水濡れや万が一の水没に直面しても、絶対的な安心感につながると感じました。

「タフで高性能なメイン機を長く使いたい人」に刺さる一台

arrows Alpha2を触ってみて最も強く感じたのは、洗練された見た目からは想像もつかないほどの圧倒的なタフネスぶりです。

しかも、ただ頑丈なだけではありません。「Dimensity 8350 Extreme」や大容量メモリーを搭載し、処理性能もハイエンド級。日常使いから負荷のかかる作業までストレスなくこなせるため、メイン機としてガシガシ使い倒せるポテンシャルを秘めています。

さらに、OSアップデート最大3回・セキュリティ更新最大5年という手厚いサポート体制も魅力。端末の頑丈さも相まって、「過酷な環境や日常でハードに使っても、長期間安心して使い続けられるメイン端末」と位置づけられます。

販売チャネルによっては10万円未満で購入できるケースもあり、この耐久性と基本スペック、そして長期運用できる安心感を考慮すると、非常にコストパフォーマンスの高い一台に仕上がっていると言えるでしょう。

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