「炭酸なし、むしろイイ!」20代3人が無炭酸チューハイ「するり」を徹底チェック

ink_pen 2026/10/7
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「炭酸なし、むしろイイ!」20代3人が無炭酸チューハイ「するり」を徹底チェック
中山秀明
なかやまひであき
中山秀明

GetNaviお酒・グルメアドバイザー。GetNavi内食・外食のトレンドに精通した、食情報の専門家。現場取材をモットーとし、全国各地へ赴いて、大手メーカーや大手小売りから小規模事業者まで、幅広く取材している。酒類に関する知識量の多さでは、大手ビールメーカーでも一目置かれる存在。GetNavi・GetNavi webのほかに、テレビや大手企業サイトのコメンテーターなど幅広く活躍。

いま、お酒業界で確実にキテるトレンドが“無炭酸”のチューハイです。

特に20~30代の若者に受けているようで、東京の渋谷や下北沢、大阪の心斎橋のライブハウスに近いコンビニではお茶の缶チューハイが大人気。同店のお酒の棚は明らかに他店より品ぞろえが豊富で、その事実を物語っているといえます。

「炭酸がしんどい」若者の声から生まれた「するり」

そのなかでも注目したいのが、「タカラ無炭酸チューハイ するり」です。同商品は2026年4月から一部コンビニエンスストアで先行販売されてきましたが、好評を受け、10月13日から全国・全ルートで販売を開始します。

宝酒造の発表によると、同社の調査では、20代の約54%が「缶チューハイを飲んでいるときに、炭酸がしんどいと感じることがある」と回答しています。

こうした若い世代の声を背景に、「するり」は20代の女性社員を中心に、都内在住の20~30代会社員と進めた共創プロジェクトから誕生。ネーミングや味わい、デザインにも参加者の声が反映されています。

↑今回の主役は「タカラ無炭酸チューハイ するり」。味は「国産シャインマスカット」と「国産白桃」の2種類で、各194円。コンビニ先行発売です

では、若い世代のニーズから生まれた無炭酸チューハイは、開発に参加していない別の20代にも本当に刺さるのでしょうか。

そこで今回は、お酒の好みが異なる20代の男女3人に試飲を依頼。炭酸なしでも物足りなくないのか、どんな人やシーンに向いているのか、2つのフレーバーはどう違うのかを率直にジャッジしてもらいました。

タカラ無炭酸チューハイ「するり」

無炭酸のお茶ハイはあまり飲まない3人。そのワケは?

集まっていただいたのは、大学4年生の剣道部メンバー。やはり食べ盛りで、お酒との付き合い方はそれぞれですが下戸はいません。各人のプロフィールから簡単に紹介しましょう。

剣道では副将または大将のSSさん。甘党で強炭酸は苦手。お酒はフルーツサワーや梅酒、果実フレーバーの韓国焼酎も飲む。おつまみは卵料理が好物で、よく行く居酒屋の「チーズニラ玉」が推し。K-POPも大好きで、韓国酒場に惹かれ気味。

大学の部活ではマネージャーを務めるTMさん。ビールやウイスキーハイボールは苦手で、柑橘サワーや果実酒、甘めのカクテルをよく飲む。幼少期から御朱印集めが好きで、お気に入りは伊勢神宮。現在のスタメン御朱印帳は、大洗磯前神社謹製。

先鋒、次鋒を任されることが多いNTさん。辛口のビール党で、週3日程度飲むアルコールラバー。つまみは揚げ物、特に唐揚げに目がない。昭和カルチャーが好きで、アナログカメラやレコードなどに興味津々。

3人とも、「タカラ無炭酸チューハイ するり」はこの日が初体験。そこで無炭酸チューハイについてたずねると、全員無炭酸チューハイ=お茶ハイという認識で、ふだんは積極的に飲んでいないとのこと。理由を聞いてみました。

TM お茶ハイは、ちょっと苦手なイメージですね。アルコール風味の主張が強い気がするんです。

NT 僕もお茶ハイは、お酒の味が強いイメージがありますね。また、僕は炭酸入りのお酒のほうが好きなので、どちらかといえばお茶ハイは得意じゃないです。

SS 逆に僕は炭酸がないほうが好きなので、お茶ハイもアリですよ。まあでも、宴会でピッチャーがあれば飲むという感じですね。甘いほうが好きなので、自分からお茶ハイを注文することはないです。

また、NTさん以外は甘いお酒が好きという前提もありつつ、早速「タカラ無炭酸チューハイ するり」を飲んでもらうことに。なお、シャインマスカットと白桃のどちらもアルコール度数は5%。国産果実ピューレやペーストを使う一方、甘味料ゼロで仕上げている点も特徴です。

↑味へのこだわりは随所に。アルコールの刺激が少ない樽貯蔵熟成酒と、味に厚みを与える樽貯蔵熟成酒。この2種の樽貯蔵熟成酒が、お酒としてのおいしさの要

マスカット味は「ワインよりカジュアルでフレンドリー」

ファーストインプレッションは、まだ口に含まず香りから。すると、「あっ! これはおいしそう!」とSSさん。

SS 香りからしてフレッシュですね。炭酸が入ってないのでバチバチッと立ち上る感じではないですが、フルーツの自然な香りが豊かで僕はスゴく好きです。

TM うんうん。爽やかなフルーツ感、っていうのかな。生の新鮮な香りの印象で、わかりやすい。

NT それに、自然な香りだよね。ガムとかグミのような、いかにもって感じではなくてフルーツをそのままカットしました、みたいな。

続いて、いよいよ本題。「タカラ無炭酸チューハイ するり〈国産シャインマスカット〉」から飲んでもらいました。3人とも共通した意見は、飲みやすさと違和感のなさ。

NT 甘さはあるけど、重くなくてサラッと爽やかな飲み口。ビール党の僕でも全然嫌じゃない。あと、お酒臭さがなくてゴクゴクいけちゃいそう(笑)。

TM そう、苦手なアルコール感がぜんぜんない! それに果実味や香りはすごく感じるけど、甘さは上品で思ったより大人な印象。後味がすっきりしていて、料理にもよく合いそう。

SS 個人的に、炭酸がないのがめっちゃイイ! マスカットの上品な味と香りがしっかり感じられ、でもワインとは全然違う。同じぶどうのお酒といっても、こっちのほうがカジュアルでフレンドリー。もちろん、アルコール度数がワインより低いってのもあるけど。

白桃味は「甘みが豊かでジューシー」

お次は「タカラ無炭酸チューハイ するり〈国産白桃〉」。先ほどのシャインマスカットにはピューレが採用され、こちらには白桃ペーストが使われています。

TM こちらも香りが自然で、飲むとスゥーッと入ってふんわり広がる感じ。まさにフルーティーっていうのかな。炭酸がないからか、サラッとクリアでスイスイ飲めちゃう(笑)!

NT シャインマスカットに比べると酸味が控えめなぶん、甘みを感じるかな。なんだろ、こっちもアルコール感がないからかな、めっちゃジューシー。

SS スイスイ飲めるってのが、まさにそれ。ほどよい甘さとすっきりした飲み口がバランスよく、アルコールが5%入っていることに気付かないぐらい飲みやすい。あと、こうして並べてみると、それぞれ色がちょっと違うんだね。

TM あ、確かに確かに!

NT 透明ではなく白濁してると、ちょっと贅沢な感じがする。缶からそのまま飲むのは手軽だけど、香りが豊かなので家とかではグラスに移し替えたほうがよりおいしく飲めそう。

SS 僕はこの2種類どちらも好きな味だけど、シーンによって使い分けるのがいいと思った。シャインマスカットはお風呂上がりなどリフレッシュしたいとき。白桃のほうは、食事のときに合わせたいかな。

NT そうなんだ、僕は逆っすね。マスカットは甘さが控えめなぶん、すっきりしてるので、おつまみと一緒に楽しみたい。白桃のほうは、食後とかにカクテル感覚かな。

TM 私も、どちらかといえば食後かな。でも白桃のほうは、甘じょっぱい料理にはむしろ合うかも。タレ味の焼鳥とか、酢豚とか春雨サラダとか。マスカットは、サムギョプサルなど脂っこい韓国料理がよく合うイメージ。

NT なるほど。僕はワインつながりじゃないですけど、シャインマスカットは欧風料理がよく合うと思った。ピザやラザニアみたいに、チーズをたっぷり使う濃厚なイタリアンとか。白桃のほうは、和洋中幅広く合う気がするかな。

SS 白桃は和食にも合うと思うんだけど、違う? ちょっといま、味噌汁が飲みたい気分だし。

TM え、味噌汁? でも白桃が和食にも合うってのはわかる。味噌煮込みとか、いいんじゃないかな。

無炭酸だからちびだら飲みにも適してる!

「タカラ無炭酸チューハイ するり」のシャインマスカットと白桃、それぞれの味と、オススメのペアリングを語り合ってもらった最後は、改めて総評を聞いてみました。

NT パッケージなどの第一印象という意味では、年齢関係なく「無炭酸」ってのが気になると思いますけどね。「どんな味なんだろう?」って興味が湧くんじゃないかな。

SS 僕みたいに、炭酸が得意じゃない人って若年層のほうが多いんですかね? であれば、この商品が刺さる20代はたくさんいると思いますよ。実際、僕は今日飲んでめっちゃおいしいと思ったし。

TM うん、味わい的にもどちらもお酒臭さがないし、軽やかだからエントリーにはすごくよさそう!

NT あといまふと気づいた。だんだん氷がとけてきたけど味が薄まる感じがないよね。炭酸ありのチューハイだと氷の加水で味も炭酸もぼやけがちだけど、これはそもそも無炭酸だから、ちびだら飲むのにも適してるんじゃないかな。

SS 確かに! ゆっくり飲む人にもオススメできそう。

NT ちなみにフレーバーは、この2種類なんですよね? もし今後シリーズ化して何か新しいフレーバーが出たら試したいよね?りんごや巨峰とかも合いそう!

TM 無炭酸だから甘い柑橘も馴染むかなー。

NT わかる。酸っぱい系は、シュパッと炭酸でリフレッシュしたい感じだよね。

TM うん! 今日の味もおいしかったし、同期にもオススメしたい!

好みの違う3人が出した最終ジャッジ

若い世代のニーズから生まれた「するり」は、開発に参加していない別の20代にも本当に刺さるのか――。今回の答えは、3人そろって“アリ”でした。

SSさん(炭酸が苦手・甘党)
「炭酸が苦手な自分には、むしろ無炭酸がイイ!」
刺激が少なく、果実の味や香りをゆっくり楽しめる点を評価。

TMさん(アルコール感が苦手・甘いお酒が好き)
「お酒っぽさが控えめで、初心者にもすすめやすい」
アルコール感が目立たず、軽やかに飲める点を評価。

NTさん(炭酸好き・辛口ビール党)
「炭酸派でもアリ。ゆっくり飲むときに選びたい」
甘さが重すぎず、食事と一緒に“ちびだら飲み”できる点を評価。

好みの異なる3人が、それぞれ別の魅力を見つけたことからも、「するり」は単に“炭酸が苦手な人のためのお酒”にとどまらず、果実チューハイの新たな選択肢になりそうです。

「果実チューハイ=炭酸入り」と思っている人こそ、一度試してみると、無炭酸ならではの心地よさに気付くかもしれません。

タカラ無炭酸チューハイ「するり」

全国販売とともに〈国産ピンクグレフル〉を追加

全国・全ルートでの販売開始に合わせ、10月13日には新フレーバー〈国産ピンクグレフル〉が新登場。今回試飲した〈国産シャインマスカット〉〈国産白桃〉と合わせ、全3フレーバーで展開されます。

試飲した3人からも「新しいフレーバーが出たら試したい」という声が上がっていただけに、無炭酸とピンクグレープフルーツの組み合わせがどのような味わいになるのかにも注目です。

文・中村秀明

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