提供:宝酒造株式会社
お酒の強さも、好きな味わいも人それぞれ。それなのに、なぜ私たちは同じテーブルを囲んでこんなにも楽しい時間を過ごせるのでしょうか。その理由のひとつは、自分好みに、自由に仕立てられる「割る文化」にあるのかもしれません。
お酒を濃いめで楽しむ人もいれば、お茶や炭酸で軽やかに飲む人もいる。そんな違いが当たり前に共存するのが、「割る文化」の面白さです。今回は酒量も嗜好も異なる三人が集まり、それぞれの一杯を片手に、「割る楽しさ」とそこから生まれる心地よいコミュニケーションについて、前後編で語り合います。その前編をお届けします。


酒量も嗜好も三者三様! 三人の飲酒スタイルとお酒の原点

パリッコ 今日はよろしくお願いします! 僕らそれぞれ、お酒の楽しみ方が違うと思うんですけど、みなさんは普段どのくらいの頻度でお酒を飲まれてますか?
つるた 私は、ひとりではあまり飲まないので、家でもお店でも、飲むのは週1回あるかなっていう感じです。

中村 私も週に1、2回ぐらいですね。私の場合はお店か、近所に住んでる友人の家で飲むケースがほとんどです。
パリッコ 僕はほぼ毎日飲みますね。仕事として飲みに行くほか、ネタ探しで外食もするので、いまは飲酒全体でいうと家が7割、外が3割くらいです。つるたさんは、いつからお酒が好きになりました?
つるた 学生時代の飲み会が原点ですが、周囲のペースにはついていけず……。20代後半に友人が開いたスナックに行くようになって、お酒の楽しみ方に目覚めました。

中村 私はやっぱり「酒噺」のおかげです! その前は梅酒とか、ジュース感覚の甘いお酒ばっかりでしたけど、「酒噺」の取材で出会ったみなさんにチューハイや焼酎のおいしさを教えていただくなかで、「私は甘くないお酒のほうが好きだったんだ!」ってことがわかりました。

プレーンから個性派まで? 乾杯から広がるそれぞれの「定番」
パリッコ それでは、みなさんの定番のチューハイを作っていきましょうか。僕は酒場の金字塔、プレーンチューハイから。25度(%)の極上〈宝焼酎〉をソーダで割りました。

中村 私はやっぱり、芋ソーダ。今日のベースは「ISAINA」です。

つるた 私は乳酸菌飲料割り。割り材の乳酸菌飲料は果実系のフレーバーが好きで、今日は桃味にしました。定番となると、やっぱりこれですね。炭酸は苦手なので、乳酸菌飲料はソーダタイプではないものを選んでいます。ベースは、新商品の宝焼酎「アドリブ」を使いました。
中村 わ!「アドリブ」、かっこいいですね!
つるた 近所で売っていたので試してみたら、これがびっくり! アルコールのツンとした香りが気にならなくて、ジュース系の割り材にもぴったりなんですよ。私にはすごくしっくりきました。

パリッコ 本当だ。全然クセがない! アルコール度数が22%っていうのもユニークですね。
つるた パリッコさんは、ほかにも定番の割り方があるんですよね?
パリッコ そうなんです。家で飲むときは、このプレーンチューハイにレモンエキスを入れることもよくありまして。あとはお茶系。特にごぼう茶、黒豆茶、無糖紅茶がスタメンですね。
中村 緑茶やウーロン茶じゃないんですね。
パリッコ それは家にストックしている茶葉に緑茶やウーロン茶がないからなんです。ごぼう茶や黒豆茶は、香ばしい味わいが好きで、朝とか日常的にも飲んでるんですよ。それを結局お酒で割っちゃってるんですけど(笑)。
中村 合理的ですね。しかもおいしそうです! ではあらためて……。
三人 カンパーイ!

つるた やっぱり、パリッコさんのお酒は定番でもバリエーションが多いですよね。さすがです。
パリッコ まあ、飲んできた杯数やお店の訪問数が多いから、自然とレパートリーが増えるんですよ。僕自身、仕事で飲んで新発見することも多々ありますし。他にも家では豆乳割りや、焼酎のシークヮーサー割りもたまに飲みますね。
つるた 豆乳割りって面白い! そのヒントになっているのも大衆酒場なんですか?
パリッコ そうなんです。豆乳割りも、意外に提供している酒場はちらほらありまして。シークヮーサー割りは、横浜の角打ちで発見してハマりました。
「薄め」も「濃いめ」も思いのまま。なぜ私たちは“割るお酒”を選ぶのか
つるた パリッコさんはお酒を割って飲むほうが多いですか?
パリッコ 仕事柄もあっていろいろ飲みますけど、プライベートでは割る酒がほとんどです。例外は、僕がほぼ毎日飲んでる「タカラ 焼酎ハイボール〈レモン〉」かな。まあ、これも甲類焼酎を割った缶チューハイですけどね。

中村 私は芋焼酎のソーダ割りが最近のお気に入りなので、基本的には割ったお酒しか飲んでません。でも、昔から割って飲むほうが多かった気がします。つるたさんはどうですか?
つるた 私は昔からいまでも、割る派ですね。そのスタイルが、例のスナックで確立されました。
パリッコ 割り方やバリエーションを教えてもらったってことですか?
つるた そうですね。その店ではメニューにないチューハイを作ってもらったりしました。あとは、自分がお湯割り好きなんだなってことを知りました。焼酎はもちろん、ウイスキーもお湯で割りますし、お茶割りも温かくして飲みます。季節に関係なく、夏でもホットですね。
中村 つるたさんが割る派なのは、なにかきっかけがあったんですか?
つるた もともと、アルコール感の強いお酒があまり得意ではなかったというのが大きいですね。ビールのアルコール度数はそこまで高くないですけど、炭酸系はお腹が張りやすい印象もあって。だからビールはあまり飲んでこなかったですね。おつまみもしっかり楽しみたいので。

中村 私も近いですね。酔いすぎないように、なるべく度数が低いお酒を選びたいって考えると、割るお酒は自分好みに調整できるじゃないですか。だから、お店で注文するときも「薄めでお願いします」ってよく言ってます!
パリッコ 僕はつい濃いめにしたくなっちゃうので、あまり薄めにはしないですね(笑)。逆にカタめ(濃いめ)に作れるのも、割るお酒の魅力だと思います。
つるた すごい! パリッコさんはやっぱり、割るお酒ひとつをとっても、こだわりがあるんですね?
パリッコ こだわりというほどではないんですけど、お酒そのものが好きなんですよね。何を飲むかよりも、雰囲気や楽しさ、誰と飲むかを重視しています。だから、そこにお酒があれば充分なのかもしれません。
中村 私も近いかな。最近のマイブームは焼酎ソーダですけど、あえてお酒との付き合い方を表すならエンタメ派ですかね。毎日飲むわけではないし、外飲みが多いので、遊びのひとつというか。

つるた なるほど~。私にとってのお酒を飲むことは、知的好奇心を満たしてくれるものですね。ソフトドリンクも種類は豊富ですが、組み合わせの自由度という意味では、お酒の世界はめちゃめちゃ広いし、奥深いですよね。今日も、この時点ですでに勉強になってます!
ハッカ油にザクロまで!? アドリブが効くオリジナルチューハイの魅力
つるた では次は、作ってみたいオリジナルチューハイというお題で、それぞれ披露していきましょう。こちらもパリッコさんのはすごそうですね。
パリッコ イチオシは、隠し味に食用のハッカ油をたらしたプレーンチューハイです。ハッカは1滴でも多いぐらいなんですけど、これは夏にオススメ。香りはもちろん、ひんやりするのでお風呂上がりにもぴったりですよ。よりシンプルに、ベースはさっきの「アドリブ」で作ってみました。

中村 うわ、これすごい! ハッカ油がパワフルで、いい意味で隠し味になってないです。私の推しはシンプルですけど、果汁100%のブラッドオレンジジュース割り。ジュース割りって、けっこうアルコールの香りが邪魔になりがちだと思うんですけど、クセの無い「アドリブ」ならよりマッチするんじゃないかなと。

つるた うん、おいしい! まさに「アドリブ」の本領発揮ですね。アルコール感が気にならなくて、お酒に慣れていない人にもオススメしたいです。私の推しはザクロジュース割り。ベースは「宝焼酎」です。私自身は「アドリブ」が好きなんですけど、ザクロみたいに味がしっかりした割り材なら、「宝焼酎」のおいしさも楽しめると思いました。

中村 ザクロ、凝縮した果実味とキレのある酸味がイイですね! 濃厚な中華や韓国料理みたいなしっかり系のおつまみには、「宝焼酎」でキリッといきたい気分です。
パリッコ ちなみに、中村さんはどれぐらいのアルコール度数が好みなんですか?
中村 25%のお酒1に対して、ソーダを5くらいの割合で割っています。これでだいたい4%ぐらいなんですけど、5%でもすぐ酔っちゃうから、自分にはこれくらいがちょうどいいなと思ってます。
つるた お酒に強くないということで、何か気を付けていることってありましたか?

中村 翌日早朝から仕事のときは、飲みすぎには気を付けますね。でも、我慢というほどでもないですよ。それに、薄めて飲むことに抵抗はないですし、薄くできる点も割って飲むお酒のいいところだと思います。
つるた パリッコさんは早朝からお仕事の日も多いと思いますが、お酒との付き合い方で気を付けていることはありますか?
パリッコ 意識しているわけではないですけど、家族もいるので昔ほど無茶な飲み方はしなくなりました。眠くなる時間も早くなりましたし。あと、味の好みでいうと僕は7%に行き着きました。「タカラ 焼酎ハイボール〈レモン〉」が7%というのも大きいですね。ちなみに、うちは宝焼酎の4リットルのペットボトルを常備してまして、そこにディスペンサーポンプを付けてるんですよ。それを、1杯で3プッシュっていうのをマイルールとしています。これでだいたい7%になるんです。

つるた 私は、アルコール度数はあまり気にしてなかったです。お店で割ってもらった場合も、それがベストな状態だと思っていたので。
中村 自分に合った濃さに調整できるから、お酒に強い人も弱い人も無理なく同じテーブルで楽しく飲める。割るお酒って、サイコーですね!
パリッコ直伝!「通」な割り方とは?
つるた あと、パリッコさんにお酒のプロとして、「これぞ通!」と思う割り方や、印象に残っている飲み方も聞いてみたいです。
パリッコ そうですね。これが通かはわかりませんが、名水の土地の水割りは絶品ですね。たとえば関西でいえばやっぱり、京都の伏見や兵庫の灘。
つるた 私、九州の温泉水を愛飲してるんですけど、現地で割って飲んだらもっとおいしいんでしょうね。今度行く機会があったら試します!
パリッコ ぜひぜひ! 余談ですが、お湯割りが好きとおっしゃってましたけど、グラスに先に焼酎を入れてお湯を注ぐか、その順序を逆にするかで焼酎の場合は特に味わいが変わるので、ぜひ試してみてください。
つるた ありがとうございます。今日は本当に勉強になるな~!

前編はここまで。後編では、三人それぞれがいままで試したなかで「意外と合う!」と思った割り材や、知人から教えてもらった割り方で印象に残っているチューハイなどを紹介しながら、割るお酒の魅力についてより深く語り合います。

取材・執筆/中山秀明 撮影/我妻慶一
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・宝焼酎
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・極上〈宝焼酎〉
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・宝焼酎「アドリブ」
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・全量芋焼酎「ISAINA」
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