パナソニックのパワーコードレスは、同社のコードレススティック掃除機史上最大の吸引力や、毛がらみしにくいブラシ、ゴミ取れ性能を可視化するクリーンセンサーなどによる総合力の高さが魅力。今回は家電コーディネーターの資格を持つGetNavi編集部の青木が、じっくり試してわかったことをレポート!
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【今回紹介する製品】
〝軽量化トレンド〟に一石を投じる、これぞ掃除機のニューノーマル
パナソニック
コードレススティック掃除機
パワーコードレス MC-SBU840K
オープン価格
軽量ハイパワーモーターなどの採用で部屋中のゴミを強力に吸引。髪の毛やペットの毛がからみにくい構造の回転ブラシを採用し、メンテの手間が飛躍的に軽減した。LEDナビライト付き子ノズルで、家具のすき間に残るゴミも逃さない。
SPEC ●吸込仕事率:205〜約10W ●充電時間:約3時間 ●運転時間:強約6分、自動約18〜約30分、ロング約40分(ブラシ回転オフ時約90分)●集じん容積:0.2L ●サイズ/質量:W253×H1150×D218mm/2.6㎏
ブラシやセンサーなど、付加価値が満載な一台
近年のコードレススティック掃除機の高級機種は「軽量化」がトレンド。モーターやパーツを簡略化するために、吸引力や使い勝手を妥協するケースもある。
しかし筆者は、清潔な住空間を支えるメイン掃除機には、ハイレベルな吸引力・ゴミ取り能力が何より重要と考える。その点、パナソニックのパワーコードレスは実に納得感のある製品だった。
吸込仕事率は同社のコードレススティック掃除機において最高レベルの約200w(※1)で、通常、一度の走行では取り残しがちなフローリングの目地に詰まった細かいゴミも残さず吸い尽くす。自走式ブラシの推進力も絶妙で、ヘッドが床の上に浮くように軽い力で操作できるのが印象的だ。
そして目玉機能である「からまないブラシ」も、掃除後に確認してみたところ本当に毛がからまっていなくて感動。特にペットを飼っている家庭では大量の毛がブラシにからまってゴミの捕集能力が落ち、毛ゴミの除去作業も大変……という声が多いが、その苦悩から解放してくれるのはありがたい。
さらに驚いたのはクリーンセンサー。あえて普段通りの掃除機をかけたあとにパワーコードレスを使ってみたところ、クリーンセンサーが煌々と赤く光るのだ(特に壁ぎわや家具の足回り)。軽くショックを受けつつ、センサーが青く変わるまで念入りに掃除機をかけていく。部屋中で青色表示されたときの達成感・安心感はひとしおだった。
このように、強い吸引力、ゴミ取れ性能を可視化するセンサー、そしてメンテしやすいブラシが実に魅力的。使って改めて「掃除機にとって軽さだけが正義ではない」と実感した。おうち時間が長い昨今、部屋をとことんきれいに保ちたい人にぜひオススメしたい。
※1:最大吸込仕事率は205W。 205Wは「強」運転時(運転時間約6分)、「強」運転の6分後は約130 W(パナソニック測定基準による)
【軽いだけじゃダメだった!! パワーコードレスのココがスゴい】
1.からまないブラシ
業界初の円すい形ダブルブラシはメンテナンスの手間いらず
中央に向かって先端が細くなる円すい形ダブルブラシを採用。かき取った毛をブラシからほどきつつ、中央に集めて吸引する。ブラシにきつくからんだ毛を手作業で取り除く必要がないのは本当にありがたい!! 家中くまなく掃除機がけしたあとも、ブラシにからんだ毛は1本もなかった。
※2:パナソニック調べ【試験方法】人毛(長さ20cmと40〜45cm)を1サイクル0.25gとし、3畳のフローリングにまき 「強」「自動」運転で掃除機をかける。これを10サイクル行う。【試験結果】1サイクル後の回転部のブラシへのからみつく毛量が1%以下 ●毛の太さや長さ、ペットの種類によってからむ場合がある
※3:写真は試作品のためブラシの色は製品版と異なる
2.吸引力
独自のモーターとバッテリーで安定した吸引力を実現
軽量ながらコード式掃除機並みの吸込仕事率約200W(※1)を誇るハイパワーモーターを搭載。高電圧・大容量のリチウムイオンバッテリーと組み合わせ、安定した吸引力を実現する。部屋の床や棚はもちろん、ふとんやクルマの掃除まで1台でカバーできるスタミナと汎用性が頼もしい。
※1:最大吸込仕事率は205W。 205Wは「強」運転時(運転時間約6分)、「強」運転の6分後は約130 W(パナソニック測定基準による)
3.クリーンセンサー
吸引力の自動制御で“見えないゴミ”まで除去
ダニや花粉、ハウスダストなど目に見えないくらい極小なゴミまで見逃さないクリーンセンサーを装備。「自動」運転時はセンサーがゴミの量を検知し、吸引力を自動制御する。ムダな電力消費を省き、運転時間を長持ちさせられるうえ、部屋がしっかり掃除できた達成感も得られる。
【ロボット掃除機「ルーロ」もラクに使えて、しっかりきれい】
RULOナビ(アプリ)もRULO AI(本体)も進化がスゴい!!
独自の三角形状で部屋の隅まで自動掃除するルーロが、スマホアプリと本体ソフトウェアをアップデート。部屋の間取りや走行軌跡のリアルタイム表示機能が新搭載されたほか、RULO AIの進化で、障害物を避けながらギリギリまで接近して掃除できるようになった。
【ラインアップ紹介】
オープン価格
レーザーSLAM、360°レーザーセンサーなどを搭載し、360度全方位の間取りを正確に素早く認識。「アクティブリフト(※4)」「otomo(※5)」機能も備える。
オープン価格
レーザーSLAM、360°レーザーセンサーなどを搭載し、モノが多い部屋もくまなく掃除。最上位モデルも備える「otomo(※5)」機能に対応する。
オープン価格
上位機種と同様のレーザーセンサー技術を搭載。RULOナビを使い、同機の走行状況・掃除状況が外出先からリアルタイムで確認できる。
※4:本体を自動で持ち上げる段差乗り越え機能。本体正面に備えた3Dセンサーでカーペットなど障害物の高さを正確に認識し、25mmの段差も難なく通過する。床面の材質や形状によって乗り越えられない場合もある
※5:人の足の動きを認識して追尾する機能。掃除させたい場所で5秒以上立ち止まると直径1.5mをスポット掃除する。例えば子どもがお菓子をこぼした際などに自分で操作できる
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イラスト/勝間田しげる