ノートPC、ノート、ペンケース、ケーブル…もう手で抱えるのやめない?「Mag+o」で社内移動を再設計

ink_pen 2026/7/19
  • X
  • Facebook
  • LINE
ノートPC、ノート、ペンケース、ケーブル…もう手で抱えるのやめない?「Mag+o」で社内移動を再設計
きだてたく
きだてたく
きだてたく

1973年京都生まれ、東京都内在住。フリーライター/デザイナー。 小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の子がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文房具を持ち込んで自慢すればいい」という結論に辿り着き、そのまま数十年、何一つ変わることなく現在に至る。自称世界一の色物文具コレクション(3000点以上)に囲まれながらニヤニヤと笑って暮らす日々。ウェブサイト「デイリーポータルZ」では火曜担当ライターとして活躍中。

ミーティングなどのためにオフィス内を移動する際の荷物は、日常的にわりと多い。

実際、ノートPCは必須として、さらにメモを取る用のノートとペンケース、プリントアウトした資料、付箋や電源、ケーブル類といった小物あれこれを加えると、かなりの量だ。場合によっては、片手で抱えきれずワタワタするなんてことも十分に考えられるだろう。

こういうときの最適解は専用のミーティングバッグなんだけど、見た目にちょっと大仰すぎると感じることも。社内の移動をスッキリさせるのは、意外と難しいものだ。

その点でちょっと面白く使えそうなのが、ノートを中心にペンや付箋などの小物を集約させるシステムこと、ナカバヤシ「Mag+o」(マグト)シリーズである。

バッグのようにごっそり収納するのではなく、手元をちょっとスッキリさせるだけなのだが……それだけでも意外と快適になるはずだ。

ノートをハブにするMag+o

冒頭で述べたとおり、ナカバヤシ「Mag+o」は「ノートを中心にペンや付箋などの小物を集約させるシステム」なので、単品ではあまり機能しない。というか、シリーズのラインアップを複合的に使うのが前提のシリーズなのである。

ベースは「マグネットノートスリーブ」

まずベースとなるのが、「Mag+o マグネットノートスリーブ」(以下、ノートスリーブ)。

こちらはA5サイズのノート表紙に取り付けることで、付箋やメモ、小物をマグネットで貼り付けておけるようになるノート用アクセサリーだ。

構造的には薄いスチール板をPUレザーで包んだもので、その上下にマグネット内蔵フラップが付いている。

ナカバヤシ

Mag+o マグネットノートスリーブ A5

1760円(税込)

使用時はまずノート表紙に「ノートスリーブ」を乗せて、上下のフラップを表紙裏に回す。すると表紙を挟むような形で磁力でパチンと貼り付いて、固定完了。フラップのマグネットはそこそこ強く、高級リングノートの厚手表紙でも問題なく貼り付いてくれる。

これによって、ノート表紙がマグネット貼り付け放題になるという仕組みだ。とても単純なのだが、これが思った以上に面白い。

↑表紙の裏側にフラップを折り返すと、磁力でパチッと留まる。
↑スチール板がノート表紙に固定されて、マグネットをくっつけ放題に。

ノート表紙に“貼って遊べる”3種類のマグネット

貼り付ける側としてラインアップされているのは、「Mag+o マグネットセット/3個入」と「Mag+o マグネット付箋ホルダー」。

↑(左)「Mag+o マグネットセット/3個入」990円。(右)「Mag+o マグネット付箋ホルダー」880円(ともに税込)。

「マグネットセット」は円盤・オーバル・スクエア(ペンループ付き)の3種類セットで、それぞれにPUレザー製のカバーで包まれたシート状マグネットだ。こちらも磁力は必要十分という感じで、メモ用紙などを「ノートスリーブ」に貼り付けることができる。

↑シート型のマグネットセットは、薄いながらも意外としっかりくっつく。

よくできているなと感じたのは、包んでいるカバーの方が中のマグネットより一回り大きいところ。カバーのフチに指を引っかけると、貼り付けた状態から簡単にペロッと剥がせるようになっているのだ。

薄いマグネットはなかなか剥がしにくいので、こういった工夫が地味に重要なのである。

↑剥がすときは、フチに指を入れればペリッと剥がしやすい。

付箋ホルダーは“必要十分”のミニマル仕様

もう1つの「付箋ホルダー」は、これもシート状マグネットを内蔵した付箋収納ケースで、75×75mm付箋、もしくは75×25mm付箋3列を収納可能。

↑75×75mmの付箋はノートに補足情報を追記しやすいので、常備しておくと地味に重宝する。

ただし収納部のマチがかなり薄いので、付箋は10枚ぐらいがギリギリといったところ。なので、新品の付箋束から入るだけ剥がして収納するという、ちょっと面倒な運用になってしまう。

これに関しては、厚みがあるとノートに貼った際に凹凸が大きくなりすぎて持ちにくい、という理屈だと推測できる。携帯性と収納量はどうしてもトレードオフ関係であり、「Mag+o」シリーズはスマートさを優先したということだろう。

ペンケースも名刺入れもいらない? いろいろな運用アイデア

さて、これでノートにマグネットが貼れるようになったわけだが、ではどういった運用方法がよさそうだろうか。

まず、シンプルに便利なのは「マグネットセット」のペンループ。とりあえずループひとつあればペンを合わせて携帯できるので、場合によってはこれでペンケースがまるっと省略できるかもしれない。

↑ゴムバンドのループはやや細めで、直径10mm前後のペンがちょうど収まるぐらい。太めの多色ペンには対応しない。

円盤とオーバルのマグネットはメモなど薄いものを貼り付けるのがメイン用途になるが、実際に試してみて効果的だったのが、名刺を貼っておくという使い方だ。

一般的(180〜220g)な名刺なら、5〜6枚重ねて貼っても十分に固定できるので、社外での打ち合わせ1回分なら十分に賄えそう。つまり、名刺入れも省略できるということになる。

↑ノート表紙が名刺ストッカーに。これも移動時の荷物を減らすのに役に立ちそう。

ケーブルもガジェットも「ぺたっ」と一括管理

さらに考えてみると、なにも貼り付けられるのは「Mag+o」シリーズに限ったことではない。マグネットでくっつくものなら、なんだって構わないのだ。

例えば、マグネット内蔵のケーブルクリップなんかはどうだろうか。

USBケーブルなどの地味に嵩張るものは、こういったシリコン製のベルトクリップで巻いてノート表紙にピタッと貼ってしまえばわりとスッキリとする。

↑ケーブル類もくっつけてしまえば、ガジェットポーチも不要に!?

ほかにも、表紙に貼って片付くものはアイデア次第でいろいろと考えられそうだ。

重さ+100g。それでも“トータルでは身軽”

弱点としては、まず「ノートスリーブ」をくっつけた時点でノートが約100g重くなってしまうこと。スチール板と大きめの磁石が入っているので、この重量はどうしても仕方ないところだ。

↑ノート自体はかなり重くなるが、ひとまとまりにすることで持ち運びやすさは大幅にアップする。

とはいえ、ペンケースや名刺入れなどが手持ちから省略できれば、重さに関しては“行って来い”になる可能性はかなり高い。さらにくっつけることで可搬性もアップするのだから、使い方によってはむしろメリットのほうが大きいかもしれない。

個人的に、こういった「アイデア次第でさらに便利になりそう」なアイテムは大好物なので、しばらくいろいろと運用を試してみるのが楽しみである。

Related Articles

関連記事

もっと知りたい!に応える記事
Special Tie-up

注目記事

作り手のモノ語りをGetNavi流で