カーボンフレーム採用で20万円以下はお値打ち! 折りたたみE-BIKEの新モデル「Aura」を試乗

ink_pen 2026/7/23
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カーボンフレーム採用で20万円以下はお値打ち! 折りたたみE-BIKEの新モデル「Aura」を試乗
鈴木博之
すずきひろゆき
鈴木博之

フリーランスエディター/ライター。これまでさまざまなジャンルの雑誌編集に携わり独立。現在はモビリティやガジェット、ライフスタイル分野を中心に雑誌・Web媒体で取材・執筆を行う。メーカー発表会や現地取材をもとに、プロダクトの背景や開発ストーリーを掘り下げた記事を得意とする。

折りたたみ電動アシスト自転車(E-BIKE)は便利な反面、「重い」「価格が高い」というイメージを持つ人も少なくありません。一般的なモデルでは20kg前後になることも珍しくなく、カーボンフレームを採用した軽量モデルになると30万円以上するケースもあります。

そんななか、クラウドファンディング「GREEN FUNDING」に登場したのが、RAITOOE(ライトー)の折りたたみE-BIKE「Aura(オーラ)」です。

RAITOOEは海外で約10年間にわたり電動モビリティを展開し、累計5,000台以上を販売してきたメーカーで、Auraはその実績をベースに日本の道路事情や法規制に合わせて仕様を見直したモデルとして投入されます。Auraの特徴は、カーボンフレームを採用しながら折りたため、超早割価格では17万9800円(税込)から購入できるところです。

つなぎ目のないカーボンフレーム採用で約15.6kgの軽量ボディを実現

Aura最大の特徴は、T700とT800カーボンファイバーを組み合わせたモノコック構造を採用したこと。溶接跡のない滑らかな仕上がりは、クロモリやアルミフレームにはないポイントです。

バッテリー、マッドガード、キックスタンドを除いた車体重量は約12.65kg。走行できる状態では約15.6kg。クロモリフレームと比べると約71%、アルミ合金フレームと比べると約34%の軽量化を実現しているとのことです。そのため一般的な折りたたみE-BIKEより軽く、階段で持ち上げたり、クルマへ積み込んだりするときの負担を軽減できます。

↑カーボンフレームを採用し、総重量15.6kgだから片手で持ち上げられる
↑慣れれば1分もかからず折りたたむことが可能

折りたたみ機構は特許を取得していて、前後輪のハブにはマグネットを備え、折りたたむと車輪同士を固定でき、サドルを持って押して移動することも可能。自宅での保管スペースを抑えられるほか、車に載せて旅行先へ持ち運んで現地でサイクリングを楽しむ使い方にも向いています。

↑フレーム内にケーブル類が内蔵され、折りたたみ部分は特許を取得
↑折りたためば車輪同士をマグネットで簡易的に固定できる
↑シートポストを伸ばして押しながらの移動も可能

同社によると、Auraは海外で展開してきた車体をベースに、日本の電動アシスト自転車の法規制に合わせて制御を最適化。サドル形状なども国内ユーザーを意識した仕様へ変更しています。開発段階ではリムまでカーボン化することも検討しましたが、「まずは多くの人に乗ってもらえる価格にしたかった」ことから、リムにはアルミを採用しています。

最大約60km走行できる250Wモーターを搭載

駆動ユニットには36V・250Wのリアハブモーターを採用しています。最大トルクは42Nmで、ペダルを踏み込む力を検知するトルクセンサーを組み合わせることで、自然なアシストフィールを実現。Samsung製セルを採用した36V・7Ahバッテリーをシートポストの中に収納し、シートポストを外しての充電も可能。

アシストモードは、エコモード、ノーマルモード、ブーストモードがあり、エコモードでは最大約60km走行できるため、街乗りから週末のサイクリングまで対応できる航続距離を確保しています。

↑太めのシートポスト内にバッテリーが内蔵される
↑シートポスト先端にDCプラグがあり充電器は専用品
↑シートポスト底部にプラグを差し込むポートがある

実際に試乗すると、急激に加速するタイプではなく、踏み込み量に応じて自然にアシストが立ち上がる印象でした。初めて電動アシスト自転車に乗る人でも違和感なく扱えそうです。また、軽量設計のため、アシストをオフにしても重さを感じにくく、一般的な自転車に近い感覚で走行できました。

ブレーキはTEKTRO製油圧ディスクブレーキを装備しており安定した制動力を確保。ハンドルにはカラーTFTディスプレイを搭載し、速度や走行距離、アシストモード、バッテリー残量などを一目で確認できます。

↑油圧ディスクブレーキを前後輪に採用し、雨の日でも安心

ラインアップはカーボンハンドルとアルミハンドルの2種類

Auraのラインアップはカーボンハンドル仕様「Aura H-C18」とアルミハンドル仕様「Aura H-A18」の2種類。カーボンハンドル仕様は一体成形を採用しているため、ディスプレイはセンター埋め込み型で、よりスポーティーなデザインを実現しています。また、ケーブルをハンドル内に収納しているため、ハンドルまわりがすっきりしています。変速機はSHIMANO ALTUSの8段変速を採用し、平坦路から坂道まで幅広いシーンで走行できます。

一方、アルミハンドル仕様は高さの調整が可能で、USB Type-C給電機能を備えているためスマートフォンなどの充電にも対応します。変速機にはSHIMANO TOURNEYの7段変速を採用し、ライト形状など若干の違いがあります。

↑「Aura H-C18」(写真手前)と「Aura H-A18」の2種類から選べる
↑カーボンハンドル仕様は、センターに大型ディスプレイを設置
↑独特な形状のカーボンハンドルとハンドルポスト
↑モードの切り替えは+-ボタンで、表示切り替えはMボタン
↑カーボンハンドル仕様の変速機はSHIMANO ALTUSの8段変速

現在販売されているカーボン製E-BIKEを見ると、エントリーからミドルクラスで30万円から50万円程度の価格帯です。その中でAuraはGREEN FUNDINGで、アルミハンドル仕様が超早割17万9800円(税込)、カーボンハンドル仕様でも20万円(税込)という価格を実現しました。配送は2026年10月を予定しています。

別売りで指紋解錠アラームディスクロックやボトル型バッテリー、輪行バッグ、バッテリー充電用防火バッグ、CO2ミニインフレーター&軽量マルチツールなどを用意。カーボンフレームやカーボンハンドルは市販のアクセサリーをそのまま装着できないケースもあるため、専用アクセサリーがラインアップされているのも特徴です。

保証期間は、フレーム、フォークが5年、モーター・ドライブユニット3年、バッテリー2年、サドル、ペダル、グリップが6か月間、そのほかのパーツは1年間ついています。

カーボンフレーム採用の折りたたみE-BIKEとしては、価格と装備のバランスに優れた1台といえます。

【RAITOOE Aura H-C18(カーボンハンドル)スペック】

フレーム:T700/T800カーボンファイバー
サイズ:長さ1,485×幅600×高さ1,070mm
折りたたみサイズ:長さ780×幅540×680mm
重量:約15.6kg(バッテリー、マッドガード、キックスタンド装着時)
タイヤサイズ:18インチ×1.75
モーター:250Wリアハブモーター
最大トルク:42Nm
バッテリー:36V 7Ah(Samsung製セル採用)
充電時間:約3時間
変速:SHIMANO ALTUS 8速
ブレーキ :TEKTRO 油圧ディスクブレーキ
航続距離:最大約60km(エコモード)
フレームカラー:アイボリーホワイト/スターブルー/サンイエロー
ディスプレイ:カラーTFTディスプレイ

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