“最強スマホ”の呼び声も高いiPhone 7。その新機能や進化点の便利なポイントと注意するポイントをご紹介しています。今回は処理速度や省電力性能をアップさせたA10 Fusionチップ、タッチセンサーとなったホームボタン、使い勝手の向上が期待されるiOS 10のメリット・デメリットを一挙ご紹介！
処理速度を高めつつ省電力性能も向上！
A10 Fusionチップ
最新iPhoneに最新CPUを搭載するのは、いまやお約束。iPhone 7/7 Plusも処理速度をアップしつつ、省電力性も高めたチップが搭載されています。
高速なのに省電力！ストレスフリーな動作を実現
例年、新型iPhoneにはほぼ新型CPUが搭載されてきました。iPhone 7/7 Plusも例に漏れず「A10 Fusion」と呼ばれるクアッドコアCPUを搭載。処理性能は先々代のiPhone 6より2倍も高速になったうえ、省電力性能も向上させています。グラフィックスの処理速度はiPhone 6の3倍も高速化。高精細なゲーム映像などを滑らかに表示して快適にプレイすることができます。
見た目は従来通りながら押しても沈まないタッチセンサーに
ホームボタン
円形の物理ホームボタンは、代々受け継がれてきたiPhoneを象徴する仕様。タッチセンサーとなり、振動で疑似的に押し込んでいると感じさせるようになりました。
可動しなくなって浸水や故障の可能性が低減
押せばすぐホーム画面に戻れるホームボタンはiPhoneの象徴的な仕様。iPhone 7に採用されたホームボタンは、形状こそ従来の物理キーに似ているものの、押しても沈まないタッチセンサーに変更となりました。沈み込む代わりに、Tapticエンジンが振動を発生させ、ボタンを押したような感触を手に伝えてくれる仕様です。感触は3種類から選択できます。
新型のiPhoneと言えばiOSのメジャーアップデート！
iOS 10
CPUと同じく、新型iPhoneとともに新iOSがリリースされるのは、恒例行事。ハードとソフトが揃って初めてiPhoneは進化するといっても過言ではありません！
本体を持ち上げるだけでホーム画面を表示するなど使い勝手を着実に向上
iOS 10の特徴は、「マップ」など標準アプリの強化と、管理システムHomeKitに対応する家電を一元管理するアプリ「ホーム」の追加。また、本体を持ち上げるだけでロック画面を表示する機能も追加され、一段と使いやすくなりました。なお、iOS 10はiPhone 7よりひと足早く9月14日から提供されており、iPhone 6sなど従来機種もインストール可能です。
家電をコントロールできる新アプリ「ホーム」を搭載
これは照明やカメラ、センサーなど対応する家電を遠隔操作できるアプリ。現在のところ対応製品は少ないが、将来的にはエアコンや冷蔵庫などスマート家電全般をiPhoneで操作できる見込みです。
「マップ」が国内の乗り換え案内に対応
iOS標準の「マップ」が日本国内の交通機関の乗り換え案内に対応。運賃や時刻表などに基づいて経路を表示します。この機能は10月からの予定です。
「メッセージ」の機能が一気に多彩に
描かれていく過程がアニメーションする手書きメッセージ（写真）に対応。リンク先の画像を表示する「リッチイメージ」なども追加されました。
