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サッカー
2018/1/31 22:00

オランダで珍事! 交代した23歳FW、なんと「ベンチで退場」に

途中交代になった選手が、ベンチで退場になる珍しい出来事がオランダであった。

 

舞台となったのは小林祐希(ヘーレンフェーン)や堂安律(フローニンゲン)がプレーする1部リーグのエールディビジ。その第20節、ユトレヒト対アヤックス戦の後半アディショナルタイムである。

 

ベンチにいたユトレヒトのドイツ人FWルーカス・ゲルトラーが……。

タッチラインを割ったボールを拾うも相手FW、元オランダ代表パトリック・クライファートの息子として有名なユスティン・クライファートといさかいに。ユトレヒトにとっては、強豪アヤックスを相手に引き分けに持ち込むチャンスだったため、時間を少しでも稼ごうとボールを渡すことを拒んだようだ。

 

ただ、主審はこのゲルトラーの悪質な行為を見逃さず、2枚目のイエローカードを掲示。彼は後半13分にベンチへ下がっていたのだが、退場になってしまったのだ。まさに珍事!

 

ちなみに、1枚目のイエローは試合出場中の激しいタックルでもらったもの。

 

 

これも悪質……。ユトレヒトのジャン・デ・ヨング監督すら「レイトタックルだったのでゲルトラーはあの時点で退場になっていてもおかしくなかった」と語るプレーだった。

 

なお、試合はそのまま0-0で終了。首位PSVを追いかける2位アヤックスにとっては手痛い勝点1となってしまった。