乗り物
2017/1/1 9:00

2017年は“列車旅”が流行る! チケット争奪戦必至のプレミアムな列車を一挙公開

2016年の鉄道業界は、3月の北海道新幹線開通が話題になりました。2017年は、最上級のサービスを提供する「クルーズトレイン」や、地元有名店による絶品料理を堪能できる「グルメ列車」がヒットのキーワードに。その理由を、魅力とともにご紹介します!

 

郷土色あふれた料理や弁当で鉄道旅の楽しさが倍増!

鉄道の旅の楽しみとして、欠かせないのが駅弁ですよね? 車窓を眺めながら食べる駅弁の味は格別。その楽しさを追求したのが“グルメ列車”です。その沿線にまつわる食材を盛り込んだ料理を食堂車で提供したり、特別に仕立てた弁当を用意したり、各地で趣向を凝らしたグルメ列車が注目を集めています。2017年は、「四国まんなか千年ものがたり」などが運行を開始するとあって、さらに盛り上がるのは間違いありません。

 

また最上級のサービスを追求し、話題を呼んでいるのがクルーズトレイン。著名な料理人が監修した極上の料理に加え、ホテルのような豪奢な設備。旅を楽しむための列車です。2017年はJR東日本で「TRAIN SUITE 四季島」が、JR西日本では「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」が運行を開始。どちらの列車もチケット争奪戦は必至です。

 

周遊コースで最上級の旅を満喫!

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JR西日本

TWILIGHT EXPRESS瑞風

ツアー費用27万円〜(ロイヤルツイン) 2017年6月17日運行開始

最長2泊3日の周遊コースを用意したクルーズトレイン。著名なフードプロデューサーのもと7名の料理人が沿線の食材を考慮したメニューを監修します。食事以外も最上級のサービスを提供。

 

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2泊3日の周遊プランを例とした瑞風の運行ルート。京都・大阪から出発して、岡山駅、穴道駅・松江駅、東浜駅で観光地に立ち寄り、京都・新大阪が終着となります。

 

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食堂車「ダイナープレヤデス」は、オープンキッチンを採用。車内調理のライブ感を感じつつ、大きな窓を流れる美しい景色を眺めながら食の匠による料理を堪能できます。

 

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料理はフードコラムニスト門上武司氏(写真右)がプロデュースを担当。

 

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料亭「菊乃井」3代目主人・村田吉弘氏(写真中央)も瑞風の食事を監修しています。

 

 

土讃線をたっぷり味わえるグルメ列車が登場!

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JR四国

四国まんなか千年ものがたり

乗車賃3740円 2017年4月1日運行開始

(大人の運賃+特急料金+グリーン料金/多度津〜大歩危)

香川県の多度津駅と徳島県の大歩危駅を往復するグルメ列車。多度津発の下り便は「そらの郷紀行」、大歩危発の上り便は「しあわせの郷紀行」となり、地元有名店が手掛ける絶品料理を提供します(いずれも食事は事前予約が必要)。土、日、祝日と月曜、金曜に運行。所要時間は片道約150〜180分。

 

 

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そらの郷紀行では、金刀比羅宮が運営する神椿の料理長がプロデュース。写真は香川の食材をふんだんに使った「さぬきこだわり食材の洋風料理」(5500円)です。

 

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しあわせの郷紀行は地元食材が豊富な「おとなの遊山箱」(4500円)を用意。

 

2017年に運行予定の主な“グルメ列車”を一挙掲載

本格コース料理を楽しめる列車から、おでんを肴に呑める列車までバラエティ豊か。期間限定の車両もあるので、旅の予定は早めに立てましょう。

 

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