Samsungは、2011年に「Sペン」を発売して市場をリードしてきました。一方、Appleが独自の「Apple Pencil」を投入したのは2015年のことでした。
しかし、それから10年以上が経過した今日、SamsungはSペンにApple Pencil Proの技術を取り入れる可能性があるとの噂が報じられています。
iPadのディスプレイ内部にあるデジタイザ層は、Apple Pencil Proからの静電容量信号(電気信号)を検出する仕組みになっています。Apple Pencil Proには、これらの信号を送るためのリチウムイオンバッテリーが内蔵されており、iPadを通じてワイヤレスで充電することが可能です。
対して、SamsungのGalaxy Sシリーズやタブレットのパネル下に配置されているデジタイザ層は、電磁界を発生させることでSペンに電力を供給しています。なお、一部世代のSペンには、Bluetoothを利用した「エアアクション」機能のために小さなバッテリーが搭載されています。
今回の話題の核心は、リーカーのSchrödinger氏が指摘した「次世代のSamsung Sペンは、Apple Pencil Proと非常によく似た仕組みになる可能性がある」という点です。
これは、次期「Galaxy S27 Ultra」に搭載されるデジタイザ層が簡略化され、Sペンに電力を供給するための電磁信号を発しなくなる可能性があることを示唆しています。その結果、新しいSペンにはより大きな容量のバッテリーが搭載され、Qi2.2ワイヤレス充電に対応する可能性も出てきています。
SamsungがApple Pencil Proの機能を踏襲しようとしているのであれば、新しいSペンには、指で押し込む「スクイーズ」ジェスチャーや、精度を高める「触覚フィードバック」、さらにはジャイロスコープを活用したブラシ制御機能である「バレルロール」など、独自のカスタマイズを加えた機能が導入されると考えても不思議ではありません。
Source: Schrödinger (X)
Via: Wccftech