【インタビュー連載・心と体に響くプロダクトデザインの深淵】#2 日立冷蔵庫「まんなか冷凍 HZCタイプ」

ink_pen 2026/4/15
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【インタビュー連載・心と体に響くプロダクトデザインの深淵】#2 日立冷蔵庫「まんなか冷凍 HZCタイプ」
神野恵美
かみのえみ
神野恵美

ライター・編集者・家電評論家。"家電裏番長"として、世の中にあるさまざまな便利家電・ガジェットを駆使して生き延び、マザーとの二刀流もそろそろやれやれ卒業。料理、掃除、洗濯、野球、旅行、音楽、映画鑑賞などなど周りが呆れるほど趣味人間。"モノ"よりも実は"コト"優先で生きている。

プロダクトの企画・開発担当者らへのインタビューを通して、「なぜこの道具は心地よいのか?」という問いに対するつくり手たちの思想と哲学をハードとソフトの両面から探っていく本連載。

今回注目したのは、日立が2月に発売した冷蔵庫の最新モデル。かつてキッチンの隅に置かれる“白い箱”だった冷蔵庫から、いまやLDK(リビング・ダイニング・キッチン)という空間の中心となり、インテリアとしての調和を求められる存在へと進化していくなかで、日立が目指したのは、単なる機能の羅列や強化ではなく、長年培ってきた“日立らしさ”を現代の暮らしに合わせて再定義することでした。

日立 「まんなか冷凍 HZCタイプ」R-HZC62Y

●サイズ/質量: W685×H1843×D738mm/127kg ●定格内容積:617L [冷蔵室:317L、製氷室24L、冷凍室上段33L/下段125L、野菜室118L] ●年間消費電力量:267kWh/年 ●カラー展開:チャコールグレー、ナチュラルホワイト

開発の出発点:10年後を見据えた“日立らしさ”の再定義

冷蔵庫は一度購入すれば10年、あるいはそれ以上の長い年月を共にする、生活に最も密着したプロダクトの1つである。今回の開発における最初の問いは、「日立の冷蔵庫とは何か?」というアイデンティティーの再確認。日立グローバルライフソリューションズ ホームソリューション事業部 プロダクトマーケティング本部 商品企画部 冷蔵庫グループ 主任の兼坂尚宏氏は、次のように説明した。

最初からキャッチーなコピーやコンセプトが固まっていたわけではありませんでした。ただ、共働き世帯が一般的になり、家の中での過ごし方や、キッチンとリビングの境界線が溶け合っていく中で、10年以上使い続けていただく冷蔵庫として、何が本当に“良いもの”なのかを改めて考え直したいという想いが出発点でした

そんな中、日立がこれまで培ってきた“日立らしさ”の核は、何と言ってもその“技術力”にある。「真空チルド」などの鮮度技術は、長年ユーザーから高い評価を得てきたものだ。しかし、「それらの技術を単に“機能”として提示するだけでは、現代の洗練されたライフスタイルには不十分ではないか?」という問いを出発点に、開発陣は日立の強みである技術力を維持しつつも、それをどのように今の時代に送り出す製品として昇華させるかに苦心したという。兼坂氏は次のように振り返った。

日立の冷蔵庫には、「設定をしなくてもカタログ通りの効果が実感できる」という大きな強みがあります。扉を開いて「この食材はこの設定で……」と悩む必要がなく、置くだけでいい。この“技術を意識させない使いやすさ”を今のデザインや生活シーンの中にどう着地させるかというのが鍵でした

↑日立グローバルライフソリューションズ ホームソリューション事業部 プロダクトマーケティング本部 商品企画部 冷蔵庫グループ 主任の兼坂尚宏氏

背景には住宅環境の変化がある。昨今、“LDK”という間取りが一般的になり、冷蔵庫は“キッチンの奥にある隠れた家電”から、リビングからも常に見える“空間の一部”へとその立ち位置を変えてきたとも言える。日立製作所研究開発グループ デザインセンタ UXデザイン部 主任デザイナーの野村皓太郎氏は次のように明かす。

キッチンのトレンドが変わり、冷蔵庫は今や“見せる家電”の1つです。ゆえに、今回は企画・デザインだけでなく、設計チームも含めて一丸となったなることが不可欠でした。商品企画のチームを中核にして、設計の現場とも議論しながら、デザイン性を極限まで高めていきました

↑日立製作所研究開発グループ デザインセンタ UXデザイン部 主任デザイナーの野村皓太郎氏

空間に溶け込むための質感・色彩

日立が今回の冷蔵庫で最も追求したのは、インテリア、キッチン、そしてリビングという異なる空間のどこに置いても成立する“調和性”だ。日立製作所研究開発グループ デザインセンタ UXデザイン部 デザイナーの王玉氏によると、冷蔵庫という巨大な“もの”としての構成を根本から見直し、その答えを“質感”に求めたという。

HZCタイプではフロストガラスドアを採用していますが、単なる“曇りガラス”のような表現では、空間の中でただの“板”になってしまいます。ガラスの裏面にメタリックな要素を施すことで、ガラスの透明感を際立たせつつ、ガラスの深い奥行き感を残す設計にしました。ガラスの美しさを立てつつも主張しすぎない。そのバランスが重要でした

特に興味深いのは、最近のデザイントレンドである“マット(ツヤ消し)”に対するアプローチの仕方だ。野村氏は「各メーカーがマットな質感を追求しすぎた結果、どれも似たような印象になってしまったという課題感があった」と話し、次のように続けた。

一時期、業界全体がマットな質感の全盛期だったんです。でも、やりすぎると質感が沈んでしまい、かえって安っぽく見えたり、汚れが目立ったりする。そこで今回は、フロスト(ツヤ消し)の良さを残しながら、できるだけ“光沢”に近い質感を狙うという、非常にシビアなラインを攻めました

↑光沢とマットの狭間の質感を目指して採用された独自のパネル構造

一方、王氏はこの光沢とマットの狭間にある質感を“微細な反射”という言葉で説明する。

人が近づいた時に、周囲の景色や光が本当にわずかに映り込む。この反射があることで、インテリアとの一体感が生まれるんです。この反射の強弱については、デザイナーだけでなく、設計や製造の現場とも、数値にできない“情緒的な部分”で何度も議論して試作を繰り返しました

↑日立製作所研究開発グループ デザインセンタ UXデザイン部 デザイナーの王玉氏

色選びについても、徹底した検証が行われた。今回採用されたのは“チャコールグレー”と“ナチュラルホワイト”の2色。王氏によると、この2つの色には現代のインテリアに対する深い洞察が込められているとのことだ。

チャコールグレーは、暗すぎず、最近のキッチンでよく使われる石材や木材の質感に合わせやすいトーンに調整しました。白についても、ただの真っ白ではなく、陶器のようなわずかな粒状感を持たせた質感にこだわっています。触れた時の手触り、指紋の付きにくさまで、コンマ数ミリ単位での調整を繰り返しています

野村氏は、「量産品でここまでこだわるのは非常に珍しいケース」と語る。その理由を次のように語る。

実は白は特に難しいんです。マットにしすぎると“抜け感”がなくなってしまう。そこで、マットにし過ぎず、ほんのり光沢感のあるマットを目指し、フロストガラスのツヤの消し具合を細かく調整しています。この質感を量産品で安定して再現することが技術的に難しく、ツヤの消し具合を数値化して管理しました。量産品としては非常にハードルが高かったのですが、製造現場と連携し、私たちが理想とする質感を形にすることができました

↑チャコールグレーとナチュラルホワイトの2色を展開する。どちらも現代のインテリアの潮流から選ばれた色で、なおかつ光沢とマットの狭間にある質感が採用されている

機能美と実用性の境界線を求める“0.1mmの攻防”

ハードウェアの造形面で最も激しい議論が交わされたのは、引き出しハンドルの形状だったそうだ。正面から見た時にできるだけハンドルが目立たず、ガラスの面積が最大に見えるようにしたいデザイナー側と、毎日の開閉のしやすさを担保したい設計側。この両者のこだわりが、文字通り1ミリ単位の攻防を生んだ。

「ハンドルの見え方には徹底的にこだわりました。ハンドル部の正面を側面より一段高くすることで、正面から見た時の樹脂の露出を削減し、ガラス面が一番大きく見えるようにしました。周囲のフレームを極限まで薄くして、正面から見た時にはほぼ“見えない”くらいの構成にしています」と王氏。

デザイナーである野村氏や王氏にとって、究極の理想は、ハンドルさえない“何もない平滑な面”だという。とはいえ、冷蔵庫は毎日、1日に何度も開閉する実用的な“道具”であり、もちろん使い勝手を捨てるわけにはいかない。そのため、デザイン側と設計側の激しいせめぎ合いとなった部分だという。「ここは設計チームも含めて、本当に大変な議論になりました。手の大きさは男性と女性、大人と子どもで全然違います。デザインチームは『もっと浅くしたい!』『もっと攻めたい!』と言うのですが、実際にプロトタイプを作って試してみると、『これでは指がかからなくて、使いやすさを捨てることになる』という結論になったこともありました」と兼坂氏は振り返る。

↑正面から見た時にガラス面が一番大きく見えるように周囲のフレームを極限まで薄くすることを目指す一方で、誰にとっても開閉しやすい形状を両立するためにミリ単位での調整が行われたハンドル部分

試作のプロセスについて、「実際に自分たちで樹脂を削ったり、プロトタイプを数えきれないほど繰り返しました。AIによるシミュレーションも活用しましたが、最後はやはり人間の感覚です。いろいろな人に実際に試してもらい、『ここまでは絶対に幅が必要だね』というギリギリの落とし所を見つけていきました」(王氏)。

↑ハンドル部分のプロトタイプの一部を紹介する王氏。AIによるシミュレーションも行われたが、最後は人の手で実際に感触を確かめながら選定されたという

細部へのこだわりはそれだけではない。ハンドルの手掛けの部分にも、実は日立らしい細やかな配慮が隠されているという。「ハンドルの手掛け部も、実は真っ直ぐではないんです。指が当たる部分に、わずかな“R”(曲線)を付けています。こうすることで、斜めから手を入れた時でも、自然に指がなじむようになっています」と王氏。

↑斜めから手を入れた場合でも自然に指がなじむことに加えて、清掃性にも配慮して、ハンドルの手掛け部分にはわずかな曲線が設けられている

野村氏によると、フラットな外観の美しさもこだわりを追及した部分だ。「正面から見た時に樹脂フレームが見えないように、ガラスを長く取る工夫もしています。こうした数値化できない、あるいは一見してわからないような細部へのこだわりが、プロダクトとしての品位を底上げし、工業デザインとしての美しさと実用性を高い次元で両立させているんです」(野村氏)

また、「デザイナーとしては、ネジが見えることすら本当は妥協したくない部分です」と語る野村氏。デザインへの強い思いとこだわりを次のように語った。

目立たない部分であっても、樹脂の質感をどのように上げるか、ネジをどう隠すかを常に考えている。見えない部分を見直して、少しでもノイズを消していく。その積み重ねが、最終的な品位につながるんです

↑空間に品位をもたらすために、正面からの見た目は極力ノイズを消してフラットにすることが目指された
↑ドアのヒンジ部分の留め具が正面から見えないようにわざわざ段差を設けて裏側に隠れ込む構造が採用されている

“設定いらず”が実現する究極のUX――置くだけで鮮度が保たれる「らくうま高鮮度」

機能面においては、従来モデルから搭載してきた鮮度保持機能を横断的に整理し、「らくうま高鮮度」というひとつのコンセプトに再定義した。兼坂氏によると、実はこの機能こそが「これまでの家電開発の常識を覆すような深いUX(ユーザーエクスペリエンス)の思想が込められたもの」だと語る。

日立の冷蔵庫には『まるごとチルド』や、今回新たに採用した『真空氷温ルーム』など、特別な操作をせずに“置くだけ”でカタログ通りの鮮度性能を発揮できる機能が備わっています。ユーザーは『この食材にはこのモード』と設定する手間を望んでいるわけではありません。『置くだけでいいんだ』という無意識の使いやすさ。これを鮮度保持技術と掛け合わせて定義したのがらくうま高鮮度のコンセプトです

家電は多機能になればなるほど、ボタンが増え、設定項目が複雑になりがちだ。そこでメーカーとしては「こんなにすごいモードがあります」とアピールしたくなるものだが、その一方でユーザーにとってはリアルな生活シーンにおいてはそれがストレスになることもある。それに対する日立の提示した最適解がらくうま高鮮度だ。野村氏は究極のUXについての自身の考えを次のように語る。

店頭で「らくうま高鮮度」と言っても、なかなかその本質を伝えるのは難しいかもしれません。でも、実際に使ってみた時に、「設定をしなくても置くだけでオッケーなんだ」と実感してもらうことこそが、本当の意味でのUXだと思っています

また、使いやすさの基準として、日本の平均的な女性の身長(約157cm)も考慮し、棚の高さなども設定されている。重い鍋や食材を無理のない姿勢で出し入れできるレイアウトを維持することも、日立が譲れない“使い勝手”の一部なのだ。

↑冷蔵庫内の棚の高さやレイアウトも平均的な日本人女性の身長などを考慮して設計されている

高級レストランのような“情緒的価値”を庫内デザインと照明に落とし込む

冷蔵庫を開けた瞬間の内側のデザインにも、これまでにない差別化が施された。内装の一部にブラックや中間色(グレー)が採用されている。食材の色をより鮮やかに、美味しそうに見せるための“コントラスト”を意識した結果だ。

「中のケースを中間色にしたのは、食材を置いた時にその色が際立つようにするためです。開けた瞬間に『ああ、美味しそうだな』と感じられる視覚的な演出を大切にしました」(王氏)

↑内装の一部にブラックや中間色(グレー)を採用されている。食材の色をより鮮やかに、美味しそうに見せるための配色が意識されているとのこと

さらに、庫内照明にも独自のこだわりがある。従来の明るく照らすだけの“青白い光”を一新し、より自然で奥行きを感じさせる情緒的な演出が採り入れられている。その意図を王氏は次のように説明した。

「イメージしたのは、高級レストランやラウンジのカウンターです。奥から光が優しく漏れてきて、手前の食材を美しく浮かび上がらせるような演出を目指しました。扉を開けた瞬間に、冷たい機械の中に食材があるのではなく、洗練された空間に食材が並んでいるように感じていただきたかったんです」

↑チルドルームの照明を従来の青白い光から一新。奥から光が優しく漏れ出すことで手前の食材を美しく浮かび上がらせる効果を狙ったものだ

しかし、この部分も実現するまでに一筋縄にはいかなかった部分であるという。野村氏はその理由とプロセスを次のように明かした。

白い筐体のモデルに中間色の内装を合わせることは、色の調整が非常に難しく、社内でも大きな議論がありました。しかし、“中が見やすい”という実用性と、開けた時の“驚き”の両立を目指し、最終的には研ぎ澄まされた空間を作り上げることができました

↑チルドルームの内部にもグレーを採用。高級感があり、中に置かれた食材がより新鮮で美味しそうに“映える”

10年後も「嬉しい」と思えるデザインこそが真の“サステナビリティー”

環境配慮という昨今の社会において避けられないテーマに対しても、日立ならではの独特かつ本質的なアプローチが取られている。仕切り板やカバーなど、表からは見えない部分を中心に再生プラスチックが積極的に採用されているのだ。「環境配慮はメーカーとしての義務です。ただ、あえて『再生材を使ってます!』という見た目にはしませんでした」と兼坂氏。

一方、野村氏はデザイナーの立場からその思いを次のように語る。

プロモーションのために質感を犠牲にして、「これは環境にいいんです」と言い訳するようなやり方はしたくありませんでした。お客様が10年使い続けた時に、そのデザインや質感で本当に「嬉しい」と思えるか。サステナブルであることを意識させないくらい品位の高い質感に仕上げることが、本当の意味でのサステナビリティーだと信じているからです

流行り廃りのないデザイン性こそが、長期愛用につながりやすい。「将来的には、再生プラスチックであっても通常の製品と全く遜色のないレベルの質感を実現し、それが“当たり前”である世界を目指したい」という日立の姿勢は、日本の大手家電メーカーとしての強い責任感と矜持を感じさせるものだ。

↑表からは見えない部分を中心に再生プラスチックを積極的に採用しているものの、「長く愛用してもらうことこそが本当の意味でのサステナビリティー」と10年後にも飽きのこないデザインや質感であることが大切にされている

“コネクテッド家電”としての進化と未来の食材管理

日立の冷蔵庫は、従来からアプリとの連携など“コネクテッド機能”が導入されている。新モデルでは、従来は冷蔵庫単体だったアプリが日立の家電全体を統括する「ハピネスアップ」というアプリに統合されている。「これにより、将来的に調理家電など他の製品との連携がよりスムーズになっていくはずです。冷蔵庫は単体で動くものではなく、調理という一連の流れの中にあるもの。その第一歩として、今回のアプリ統合は大きな意味を持ちます」と兼坂氏。将来のUI/UXの理想像については次のように続けた。

究極的には“設定”や“入力”という言葉自体が意識されなくなること。それが私自身が思い描いているひとつの到達点です。ユーザーがわざわざ自分でアプリに入力したり、モードを選んだりしなくても、冷蔵庫が自動で食材を認識し、自然に管理できている状態。それが実現できれば理想的です。これは自社だけで完結する話ではなく、さまざまなパートナーとの連携が必要になりますが、
そうした方向性をめざして模索を続けていきたいと思っています

↑従来は冷蔵庫単体だったアプリを「ハピネスアップ」という日立の家電全体を統括するアプリに統合
↑食材管理の画面。将来的には冷蔵庫が自動で食材を認識し管理できる状態を目指す

冷蔵庫が描く未来=“暮らしのプラットフォーム”へ

現時点で日立が思い描く“未来の冷蔵庫像”について、最後に3人それぞれに語ってもらった。ともに共通しているのは、家電という枠組みを超えた未来だ。

私は、究極的には“冷蔵庫”という“意識”自体をなくしたいと考えています。単なる“箱”ではなく、調理という行為そのものに溶け込み、インテリアと完全に一体化した“空間の一部”としてのデザイン。他の調理家電ともシームレスに繋がり、料理をより楽しくするための“場”のような存在にしていきたいです(王氏)

コロナ禍を経て、冷蔵庫は家族のコミュニケーションの結節点になりました。かつてテレビが担っていた“家族の中心点”という役割を今は冷蔵庫が引き継いでいるように感じます。私は、冷蔵庫には2つの進化の道があると思っています。1つは、食材を保存するための“存在感を消した箱”として空間に調和する道。もう1つは、家族の中心にある“コミュニケーションツール”としての道。その両方の可能性を、食品会社さんやインテリアメーカーさんと協力しながら追求していきたいです(野村氏)

住宅環境もライフスタイルも、これからも変化し続けると思います。その変化に対し、外観だけでなく、機能やサービスがどう適応していくか。常にお客様に新しい生活のご提案ができるラインアップをこれからも模索し続けたいです(兼坂氏)

日立冷凍冷蔵庫「まんなか冷凍 HZCタイプ」の商品企画・デザインチームの中心メンバーの3人。日立グローバルライフソリューションズの兼坂氏、日立製作所研究開発グループ デザインセンタの王氏、野村氏(左から)

まとめ:インタビューを通じて著者が感銘を受けた「プロダクトの思想と哲学」

数値化できない、あるいは一見してわからないような細部へのこだわりが、プロダクトとしての品位を底上げし、工業デザインとしての美しさと実用性を高い次元で両立させている

撮影/鈴木謙介

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