物価高や忙しい日常の中で冷凍食品の活用が広がる近年、パナソニックは冷凍冷蔵庫「WXタイプ」「HYタイプ」の新モデルを4月下旬に発売します。4月15日、新製品体験セッションと称したメディア関係者向けイベントが開催され、冷凍の質を大きく底上げする新技術と、家庭のエネルギー利用を最適化する新サービスが紹介されました。
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生活者ニーズの変化に応えるラインアップ
このほど発売となる2つのタイプの冷蔵庫は、ともに2025年に初代モデルが発売。
WXタイプがフラッグシップにあたり、大容量・高級デザイン・フル機能を搭載しているのが特長で、容量650L、601L 、551Lをラインアップ。
HYタイプは、幅65cmのスリム設計で、省スペースながら大容量を実現しているのが特長。通称「コンパクトBIG」と呼ばれ、容量は551L、501L、451Lの3製品を展開しています。
パナソニックによると、特にHYタイプが好調で、従来モデルと比較して前年同期比で約1.6倍の販売台数を記録したとのこと。こうした中、2026年モデルでは、物価高による冷凍活用の増加や、まとめ買いや作り置きの定着、時短調理ニーズの高まりなど、生活者の行動変化を踏まえ、冷凍機能が強化されました。

3か月後の霜つきを約80%抑える新制御技術
強化された機能の1つが「霜つき抑制冷凍」。従来モデル同様、上段ケースに設けられたカバーに加えて、センサーで温度を検知して従来よりも庫内の温度変動を抑えることで、3か月後の霜つき量を従来よりも約80%抑制。従来は約1か月程度とされていたおいしく保存できる期間を延長します。
また、新制御技術によって、ケースカバーのない下段ケースにおいても2週間後の霜つきを約27%抑制することが確認されているそうです。



業界初のデマンドレスポンス対応で“エネルギーを賢く使う冷蔵庫”へ
新モデルのもう1つの大きな特長が、家庭用冷蔵庫として業界で初めて“デマンドレスポンス(DR)”に対応した点です。DRとは、電力需給がひっ迫する時間帯に電力消費を抑え、余裕のある時間帯にシフトすることで電力ピークを平準化する仕組みです。
パナソニックは今回、中部電力ミライズと共同で「DR自動運転サービス」を開発し、新モデルに搭載しました。節電を要請する電力会社からのシグナルを受け取ると、冷蔵庫が自律的に運転モードを最適化し、ユーザーが操作しなくても省エネに参加できる仕組みです。
冷蔵庫は家庭用の家電の中でも消費電力が大きな家電とされていますが、常時電源をオンにしておく必要があるため、エアコンなどの他の家電製品のようにはユーザー側で節電のために運転のコントロールが難しい家電でもあります。そこでパナソニックは今回、冷凍の質の向上に加えて、“電力の使い方”を最適化する新しい価値を提示したかたちです。

下げDRのデモンストレーション




WX/HYタイプ 新モデルのラインアップと価格
今回発表された新モデルは全6機種。いずれも2026年4月下旬に発売予定。
各タイプとモデルの仕様と価格は以下のとおり。
■WXタイプ(プレミアムタイプ)
| 型番 | 定格内容量 | 本体サイズ | 直販オンラインストア価格(税込) |
|---|---|---|---|
| NR-F65WX3 | 650L | 幅750×奥行745×高さ1828mm | 38万6100円 |
| NR-F60WX3 | 601L | 幅685×奥行745×高さ1828mm | 36万6300円 |
| NR-F55WX3 | 551L | 幅685×奥行699×高さ1828mm | 34万6500円 |
■HYタイプ(コンパクトBIGシリーズ)
| 型番 | 定格内容量 | 本体サイズ | 直販(オンラインストア)価格 |
|---|---|---|---|
| NR-F55HY3 | 551L | 幅650×奥699×高さ1850mm | 31万6800円 |
| NR-F50HY3 | 501L | 幅650×奥650×高さ1850mm | 29万7000円 |
| NR-F45HY3 | 450L | 幅650×奥650×高さ1720mm | 27万7200円 |
新色「ストーンブラック」が登場
WXタイプには新色として「ストーンブラック」が追加されました。石目調ガラスを採用した落ち着いた質感が特徴で、キッチン空間に自然に溶け込むデザインです。


