ホットクックで“ガッツリ系ラーメン”を再現! 「マシマシ」で作ったら食べ盛り男子は満足できるのか?

ink_pen 2026/9/28
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ホットクックで“ガッツリ系ラーメン”を再現! 「マシマシ」で作ったら食べ盛り男子は満足できるのか?
神野恵美
かみのえみ
神野恵美

ライター・編集者・家電評論家。"家電裏番長"として、世の中にあるさまざまな便利家電・ガジェットを駆使して生き延び、マザーとの二刀流もそろそろやれやれ卒業。料理、掃除、洗濯、野球、旅行、音楽、映画鑑賞などなど周りが呆れるほど趣味人間。"モノ"よりも実は"コト"優先で生きている。

食べ盛りの子どもの食事は、いかに効率と量産化を図るかが毎日の重要課題。そのうえ、ここ数年の物価高による食費の高騰により、家庭でできるだけ栄養のある食事を大量に用意するというハードルがますます高くなったと感じます。

わが家でも、特に息子が食べ盛りの高校時代(しかも運動部!)の食事の支度は、朝夕の準備はもちろんのこと、お弁当に補食にと朝からてんやわんやでした。毎日、仕事に家事に精魂尽き果てていた日々を思い出します。

そんな生活を支えてくれたのは、やはり便利な調理家電。中でも、カレーや煮物、週末の作り置き総菜などに大活躍だったのが、自動電気調理鍋でした。

いまや共働き家庭の“三種の神器”の1つにも数えられる自動電気調理鍋ですが、男子学生の大好物であるあの“ガッツリ系ラーメン”の自作にも大活躍していました。

今回は、2016年の発売以来、根強い人気と支持を集める、自動電気調理鍋の代表格、シャープの「ホットクック」を活用し、わが家で実践していた、ガッツリ系ラーメンの自作例を紹介します。

↑わが家で使っているのは2024年8月発売の最上位モデルである「ヘルシオ ホットクック KN-HW24H」

ホットクック歴10年のわが家がたどり着いた“量産ラーメン”の知恵

2016年秋に初代ホットクックが発売されて以来、まもなく10周年を迎えるホットクックですが、わが家は初代以降ずっとホットクックを愛用しています。当時、息子はまだ小学生でしたが、食育も兼ねて「できるだけ手の込んだ食事を」と、家庭で簡単にいろいろなメニューが作れるホットクックを活用していました。それが、食べ盛りの成長期に入るにつれて、だんだんと“質より量”という方向に。そしていつの間にか、とにかくなんでも“メガ盛り”へと進化(?)していったのです。

そんな息子が高校時代にハマっていたのがガッツリ系の濃厚ラーメン。豚の旨みがたっぷり溶け込んだ濃厚スープと太めの麺に、山盛りの野菜炒めとチャーシューが特徴のラーメンです。あまりに足繁くお店に通っていたので、「家庭でも簡単に似たようなメニューを再現できないだろうか?」と考え、思いついたのがホットクックの活用でした。

↑内鍋の容量は2.4L。2~4人向けの1.6Lモデルと、1~2人向けの1Lのタイプもラインナップ。食べ盛りの子を持つ世帯には容量大きめが最適

最新モデルはこちら シャープ「ホットクック(KN-HW24K)」
公式通販価格:8万2500円(税込)

“炒め機能”で大量野菜をシャキッと仕上げる

現在、さまざまな電気調理鍋が登場していますが、なかでもホットクックは無水調理と「かきまぜユニット」と呼ばれるパーツによる自動かき混ぜ機能が特長。ホットクックにはこの2つの機能を利用した手動メニューとして、炒め機能が搭載されています。

↑ホットクックの一番の特長は「かきまぜユニット」。かき混ぜ工程になると2本の棒(ウイング)が自動で展開します

内鍋に材料をセットして、加熱時間を設定するだけで、“ほったらかし”で野菜炒めが出来上がります。大容量タイプの2.4Lモデルなら、真夏の暑い日にコンロの前に立たずとも、シャキシャキでマシマシの野菜炒めが勝手に大量に出来上がるのです。とっても簡単。

といっても、無水鍋なので仕上がりは“炒め煮”に近くなります。試行錯誤を重ねた結果、加熱時間を短めの5分程度に設定することで、野菜から水分が出過ぎるのを抑え、シャキシャキの食感が維持できるようになりました。

↑内鍋にキャベツ、もやし、ニンニクと調味料をセット
↑トップメニューから「手動で作る」→「炒める」を選択
↑調理時間を設定。加熱時間は調理温度に達してからの時間。シャキシャキ感を残すには、野菜が煮えすぎないように短めに設定しておき、加熱が足りない場合は延長するのがポイント
↑出来上がり。鍋で炒めると労力のかかる大量の野菜炒めも手間なしラクラク!

“煮詰める”で仕上げの水分飛ばし&香ばしさアップ

さらに、現行のホットクックには「煮詰める」という手動メニューがあります。煮汁などの水分を飛ばして煮詰めることができる機能で、フタを開けたまま調理を行えるのがポイント。ホットクックを中華鍋のように活用する裏技的な使い方です。深鍋なので、周囲を汚しにくいのも大きなメリットです。

↑手動メニューから「煮詰める」メニューを選ぶと、フタを開けた状態で加熱調理ができるため、仕上げに水分を飛ばせます
↑既に炒め工程は終わっているため、全体を大きくかき混ぜる手間もほぼ不要。ほんのり焦げ目も付けられます

自家製チャーシューは“低温調理×煮詰め”で失敗知らず

ガッツリ系ラーメンでもう1つ不可欠なのがチャーシュー。ホットクックの自動メニューには「やわらかチャーシュー」が搭載されているので、難なく作ることができます。物価高のこのご時世、市販のものを買うより自作するほうがコストが抑えられ、食べ盛りの男子に盛り盛りしてあげられます。

↑ホットクックには自動メニューに「やわらかチャーシュー」がプリセット。「発酵・低温調理」から選べます
↑内鍋にお湯を張り、調味料に漬けた豚の塊肉をチャック付きポリ袋などに入れて沈めます
↑65℃で約2時間。ホットクックのレシピでは、低温調理の前に塊肉の表面を焼き付ける工程がありますが、低温調理後に「煮詰める」機能で焼き付けると洗い物の手間も省けます
↑完成した自家製チャーシューの粗熱を取った後、適当な大きさにカット。冷蔵保存で2~3日は日持ちがするため、あらかじめ用意してストックしておくのがおすすめ

スープは自作でも手抜きでもOK

スープももちろん自作することが可能です。最上級にこだわりたいのであれば、ホットクックを活用して、豚の濃厚な旨みと背脂のコクを引き出したスープを自作するのがよいでしょう。

しかし、どこまで極めるかは時と場合によりけり。最近では「濃厚豚スープ」などの市販品も売られており、安価かつ容易に手に入るので、それらを手っ取り早く活用するほうが効率的です。

また、中華だしと醤油、オイスターソースなどの調味料を混ぜ合わせた簡単な自家製ラーメンスープに背脂(ラード)をたっぷり加えるだけでもそれっぽくなります。チューブ入りのニンニクを利用してマシマシにするなど、時間と予算を考えて臨機応変に対応しましょう。

↑丼にスープと麺を入れ、用意した具材を載せてマシマシに。お好みでネギや茹で卵などをトッピングして自由自在にマシマシ!

“なんちゃってガッツリ系”でも家庭料理としては十分おいしい

お店で食べるラーメンと比べれば、自作ラーメンは“なんちゃって”感が否めません。とはいえ、とても簡単に家庭で近いものを再現でき、家庭で作るラーメンとしては十分に満足度が高いです。時短で食べ盛りの男子の胃袋を満たし、栄養満点で食費の節約にもなるのが何よりもメリットです。何度も作るうちに創意工夫を重ねて再現度を高め、より本家に近づけることも。また、ニンニクや背脂を多めにするとガッツリ度がアップするので、そこは本家同様にお好みでどうぞ。

電気調理鍋を持て余しているユーザーもいることでしょう。一つの活用法として、なんちゃってガッツリラーメンを試してみてはいかがでしょうか。

家庭での“らしさ”の出し方&アップグレードポイント
・麺は極太をチョイス
・スープは濃口醤油を強めに
・スープに少量の背脂(ラード)を加えてコク増し
・野菜は山にする(盛り付けで雰囲気アップ!)
・ニンニクは遠慮なく!

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