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2021/10/11 11:15

パナソニックからプロ向けのボックスカメラが新発売! PCから最大12台の同時制御が可能

パナソニックは、ボックススタイルのフルサイズミラーレス一眼カメラ、LUMIX BOX「DC-BS1H」を12月16日から発売すると発表しました。小型で機動力のあるボックススタイルのボディに映像制作に特化した機能を凝縮した本機は、表現の幅が拡がる撮影を可能にします。

 

さまざまな動画フォーマットに対応し、自動追従するオートフォーカスを搭載

↑本機が対応する動画サイズ

 

動画性能では、ハイエンドモデル「LUMIX S1H」の高機能を継承し、広いダイナミックレンジと優れた色再現を実現する14+ストップ V-Log/V-Gamutや、高感度撮影に優れたデュアルネイティブISOテクノロジーを搭載しました。6K24p 10bit(横縦比3:2)、5.9K30p 10bit(横縦比16:9)などの高解像度動画の時間無制限記録や、HDMI経由での動画RAWデータ出力に対応するなど、さまざまな動画フォーマットに対応します。

 

また、人物の頭部を認識し、その被写体に合わせてピントを合わせ続けるリアルタイム認識オートフォーカスも搭載されています。さらに、鳥、イヌ科、ネコ科に対する動物認識も搭載されているので、これらの動物に合わせても、オートフォーカスが自動追従します。

 

多彩な入出力端子を装備。PCから最大12台の同時制御が可能

 

さらに、ボックススタイルの形状を活かし、豊富な入出力のインターフェースを搭載。BNC端子とLAN端子を搭載し、3基のBNC端子はそれぞれ3G-SDI出力、タイムコード(TC IN/OUT)、Genlock入力に対応しています。また、SDカードスロットを2つ装備。ひとつのSDカードの記憶容量が埋まった場合、もう1枚のSDカードに引き続き撮影データ保存を続ける機能も用意されています。

 

LAN端子を用いて、最大4K60p 50Mbpsの有線IPストリーミング、PCからの複数台制御(最大12台)、PoE+対応機器からの給電、SDKを活用した外部からの機器制御が可能です。スマートフォン用アプリ「LUMIX Sync」によるリモート撮影機能も搭載しています。撮影現場に合わせて自在にカスタムできる本機は、三脚やジンバルを活用したスタイルに加えて、マルチカメラでの撮影や配信にも対応しています。さらに、寒冷地でも対応するマイナス10℃の「耐低温設計」なので、過酷な撮影環境でも安心して使えます。

 

なお、LUMIX BOX「DC-BS1H」の価格はオープンとなっています。