ここでは、上半期に売れたモノ・話題になったコトを「フード」カテゴリから総ざらいしていこう。王道の「カスタードスイーツ」から、健康志向の高まりを反映する「プラズマ乳酸菌」や「ALC0.00%」、ほかSNSでバズった食品などを一挙に紹介。……さて、アナタは全部ご存知ですか!?
※こちらは「GetNavi」 2022年8月号に掲載された記事を再編集したものです。
≪その1≫カスタードスイーツ
卵の甘さとコクが感じられる濃厚なカスタードシュー
【コンビニスイーツ/2022年3月発売】
ローソン
生カスタードシュークリーム
150円
甘みとコクのある「プレミアムエッグ」を使い、低温でじっくり炊き上げた濃厚なカスタードクリームを使用。乳味感のある北海道産生クリームと、甘く豊かな香りのマダガスカル産バニラビーンズがマッチする。
柔らかいパンと王道カスタード ほかにない一体感を楽しめる
【コンビニスイーツ/2022年3月発売】
ファミリーマート
ファミマ・ザ・クリームパン
128円
牛乳と卵の配合にこだわった、バランスの良いカスタードクリームをたっぷり使用したクリームパン。生地にはパネトーネ種を採用し、卵黄や生クリームを配合した。ふんわりとした口当たりと、コク深い味わいを楽しめる。
●「ファミマ・ザ・クリームパン」と「ファミマ・ザ・メロンパン」は、沖縄では仕様と価格が異なる
2022年上半期にヒットしたスイーツの共通点は、カスタード。様々なスイーツがあるなかで、安心感のある間違いない味が求められているということだ。カスタードは馴染み深く、老若男女問わず愛される味。この王道素材をベースに、こだわりを注ぎこんだり、新提案を加えたりしたスイーツが注目を集めた。
例えば、ローソンの「生カスタードシュークリーム」。カスタードの要である卵に徹底してこだわることで、これまでの概念を超えるシュークリームを生み出した。3月14日の発売から4日で販売100万個を達成。これは2019年に旋風を巻き起こした「バスチー」に次ぐ2番目の早さだ。さらに約2か月で1000万個ほどを売り上げるメガヒットとなった。
また、ファミリーマートの「ファミマ・ザ・クリームパン」も飛ぶように売れた。柔らかいパンと王道カスタードの組み合わせで、3月22日の発売から2か月ほどで約1000万食を突破し「ファミマ・ザ・パン」シリーズ最大のヒットを記録。同時期に発売された、南フランスの伝統菓子をイメージした「トロペジェンヌ」も発売後24日間で約100万食が売れた。その後もオレンジピール入りにリニューアルしたが、とにかくカスタードを意欲的に使ったスイーツがいまアツい!
【ヒットの裏付け】一時は品切になるほどの人気でSNSでも大反響
「生カスタードシュークリーム」と「ファミマ・ザ・クリームパン」は、発売から約2か月でどちらも1000万食を突破。「やっと買えた」「幻のスイーツ」など、SNSでの品切れ投稿が売り上げを後押しした。
カスタードスイーツはコレも話題に!
ファミリーマート
トロペジェンヌ(オレンジピール入り)
230円
オレンジピール入りの滑らかなブリオッシュ生地で、ブルターニュ産の発酵バターを配合したコクのあるクリームをサンド。バターのリッチな風味が口の中に残り、贅沢な余韻に浸れるのが特徴だ。