サムスンは最新フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズを発売したばかりですが、中国向けに地域限定の機能を提供していると報じられています。

著名リーカーのIce Universe氏は、中国版のGalaxy S25 Ultraでは独自機能として「インテリジェント ドラッグ&ドロップ」機能が提供されると述べています。この機能は、共有したいものを長押しして、別のアプリにドラッグするだけでシェアできるというもの。
Continuing to introduce the Samsung S25 Ultra, this feature is unique to the Chinese version: intelligent drag and drop.
Intelligent drag and drop is an intelligent interactive system that allows you to seamlessly drag and share content. To use this feature, hold down any text,… pic.twitter.com/T30NgNqbMu— ICE UNIVERSE (@UniverseIce) January 27, 2025
例えば、WhatsAppで写真や文書を送るとき、送信したいアイテムをタップして長押しすると、それを共有できるアプリが右側に表示されます。希望するアプリのアイコンにそのアイテムをドラッグすると、すぐに開くことができます。
このドラッグ&ドロップ機能は、中国メーカー・Honorのスマートフォンでも利用可能。同社は中国の国内市場で人気を集めており、Galaxy S25に同じ機能を搭載することは、サムスンが現地ブランドに対抗するための方法の一つでしょう。
中国市場では、消費者がよりよいスペックと低価格の両立を求めるため、アップルのiPhoneも苦戦を強いられています。iPhone 16の大きなセールスポイントであるApple Intelligenceが、現地では提供できていないことも事態を悪化させている模様。
サムスンがなぜドラッグ&ドロップを他の市場にも提供しないのかは不明です。もしかすると中国での反応を見てから、日本や米国でもソフトウェアアップデートにより追加するのかもしれません。
Source: Ice Universe (X)
via: PhoneArena