デジタル
2021/1/5 19:00

2021年は「デジキャンプ」の時代だ。三密回避の快適アウトドアで活躍する「デジタルガジェット」3選

アニメなどの影響もあって、じわじわ流行していたキャンプブームは、コロナ禍で火が点いた。人気のキャンプ場は早朝から入場待ち。流行語大賞では「ソロキャンプ」がトップ10入りしている。

 

コロナ禍におけるキャンプのメリットは、三密を避けられるレジャーだということにある。飲食店では難しい、ソーシャルディスタンスを保ちつつの会食もできる。

 

そしてもうひとつのメリットが、キャンプ道具は災害時の備えにもなるということ。このところ急増している大規模災害でライフラインが途絶えたような場合でも、ソーラーパネルやモバイルバッテリー、ウォーターサーバー、コンロやストーブなど、キャンプ道具が揃っていればしばらく生活できる。

↑ソーラーパネルなどは災害対策グッズとしても活用

 

2021年は、キャンプを快適にしつつ、イザというときの備えにもなるような「デジキャンプギア」にいっそう注目が集まりそうだ。今回は、テクニカルライターの湯浅顕人さんがデジキャンプギアのオススメアイテム3品を紹介する。

 

【解説する人】 

テクニカルライター

湯浅顕人さん

PC&AVに通じるライター。紙に記録するのが苦手で、ほとんどの作業をスマホやPC上で行っている。「キャンプの流行で、不便さに慣れていない初心者が増え、豪華なキャンプ『グランピング』が普及しつつあります。そうしたことから、お金をかけてもアウトドアに便利な道具をどんどん導入するというスタイルが広まっていくはずです」(湯浅さん)

【その1】クリーンなエネルギーを個人が持ち運ぶ時代に!

オウルテック

ソーラーパネル

価格未定(2021年春発売予定)

折りたたんで持ち運べる太陽光発電装置。USB端子(Type-A/C)でスマホやタブレット、ノートPCなどを充電できるほか、モバイル電源で標準的なアンダーソン端子も装備。最大出力100Wを備えている。

↑折りたたみ時は幅444×高さ340㎜で、約3㎏とコンパクト。肩掛けストラップや設置用のスタンドも付属する

 

【その2】人気モデルが音質強化&アプリ進化で便利に

Soundcore by Anker

Soundcore3

5990円

最大24時間の連続再生ができ、IPX7の防水性能も備えたBluetoothスピーカー。最大16Wと大出力で、パッシブラジエーターとチタニウムドライバーによりクリアな高音と深みのある低音を実現。複数台をペアリングして同時再生も可能だ。

↑スマホのSoundcoreアプリに対応。イコライザーで音質の調整や、BassUp(低音強化機能)のオンオフができる

 

【その3】コンセントも備えた大容量モバイル電源

SmartTap

ポータブル電源 PowerArQ2

実売価格5万9800円

容量500Wh(11.1Vで4万5000mAh)で、AC出力も最大300Wと余裕たっぷり。多種の端子やワイヤレスでの充電が可能だ。IP21の防塵防水性能や、ソーラーパネル充電のコントロール機能(MPPT)、LEDライトも備える。

↑多彩な端子を装備。USB(Type-A/C)やシガーライターのほか、電源コンセント(AC)やソーラーパネル対応端子も用意する

 

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