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2021/4/23 22:00

ミニマリストな生活にベストバイな「dripのMacBookケース」、革製品の醍醐味をすべて味わえる【愛用品コラム31】

本連載ではGetNavi web編集長・山田佑樹が日々の生活で愛用している品々を紹介していきます。

【#愛用品 コラム31: dripのMacBookケース「No.02 Leather MacBook Case」】

●起

大学生のとき、MLBのスタジアムジャンパーを買った。ボディにウール、袖が革というオーソドックスなタイプだ。当時の僕は、毎日のようにネイキッドバイクで移動していた。そのスタジャンと一緒に。という生活が続いたあと、ある変化が起きた。バイクの姿勢だと割と肘が曲がっているから、その部分の革にシワが残ったのだ。

 

●承

ちょうど就職活動中だった僕は、そのエピソードを面接で話してみた。「モノは使い込むほどにその人の生き様が刻まれる」というニュアンスだったと思う。「だから、モノと付き合うことは人生を記録することであり、モノと過ごす楽しさをGetNaviでやりたい」。結果、受かった。

 

いまはバイクから降りてしまって、スタジャンもほとんど着れていない。けれど、革に生き様を残す生活は一部続けている。それがdripのNo.2 MacBook Caseだ。

 

●転

No.2 MacBook Caseはシンプルだ。表面には何もない。中面にさりげなくタグが付いているだけ。MacBookケースと言いつつ、最近はiPadとペンシルを入れ、iPadで作業したり、紙資料にメモしたりするときの下敷きとして使っている。結果、何が起こったかというと、すげー汚れた。筆記の文字が下写りしたり、出先のカフェの汚れが付いたり。でも確実に、日々の生き様が刻印されている。

 

●結

革製品には2つの方向性があると思っている。キレイに育てて美しいエイジングを楽しむ。もうひとつが、ガシガシ使いまくって生き様エイジングを楽しむ。僕の中でNo.2 MacBook Caseは後者だ。でも、たまには労ってあげたい。

 

GetNavi web編集長・山田佑樹の「愛用品コラム」はInstagramでも展開中。週3回公開しています。