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2022/10/12 11:45

Metaのアバターに足が生える。Xbox Cloud GamingやTeamsにも対応へ

米メタは開発者向けイベント「Meta Connect 2022」にて、VRプラットフォーム「Horizon Worlds」の改善のほか、VRヘッドセットによる「Xbox Cloud Gaming」や「Microsoft Teams」への対応などを発表しました。

↑メタより

 

これまで、Horizon Worldsでユーザーが使用するアバターは上半身だけが地面から浮かぶという、ちょっと不自然なものでした。しかし来年度のいずれかのタイミングにて、上画像のようにアバターに下半身が実装されます。

 

メタによれば、表情豊かでより写実的なアバターの導入も検討しているとのこと。さらにInstagramの「Reels」や「Messenger」、「WhatsApp」でアバターが利用できるようになるとも明かしています。また今年後半には、VRのアバターストアが公開され、服や特定の外観が購入できるようになります。

↑メタより

 

さらにVRヘッドセット「Meta Quest」シリーズに、米マイクロソフトのクラウドゲームサービスのXbox Cloud Gamingが今後対応します。これにより、VRヘッドセットの大画面で高画質なゲームを楽しむことが可能になります。ただし、こちらの機能のリリース時期は発表されていません。

↑メタより

 

また、メタのコラボレーションツール「Horizon Workrooms」では、TeamsやOffice、Windowsも利用できるようになります。これにより、Meta Questはビジネスでもさらに活用できるようになりそうです。

 

イベント発表されたハイエンドVRヘッドセット「Meta Quest Pro」とともに、大幅に強化される同社のVRプラットフォーム。ゲームから事務作業までVR上でこなす時代がくるのか、注目したいものです。

 

Source: The Verge 1, 2, 3