現行のiPad Airは画面サイズが10.9インチですが、12.9インチの大型モデルも準備中であることは何度も噂されてきました。そんななか、著名なディスプレイアナリストが画面パネルの出荷が今月中に開始され、大型iPad Air本体も「予想より早く」発売されると示唆しています。
ディスプレイ関連サプライチェーン専門調査会社DSCCの創業者でCEOのRoss Young氏は、12.9インチiPad Airのパネル出荷が12月にスタートしたと述べています。Young氏は第6世代iPad miniの画面サイズを発表前に的中させたり、数々の実績がある人物です。
12.9” iPad Air panel shipments started in December…
— Ross Young (@DSCCRoss) December 10, 2023
先月もアップルのサプライチェーン情報に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏が、2種類のiPad Airを2024年第1四半期に量産開始すると述べていました。
これが本当であれば、上位モデルの12.9インチiPad Pro画面サイズが被ることになります。が、ひとつには次期Proモデルの画面はミニLEDバックライトから有機ELに移行すると予想されていること。もうひとつは、まるでMacBookのように見えるPro専用Magic Keyboardも準備中と噂されており、高級感で差別化を図るのかもしれません。
また、次期iPad Proは大幅な値上げになると予想されていますが、12.9インチiPad Airは従来型の液晶ディスプレイを採用すると噂されています。つまり、Proと比べればかなり安くなりそうです。
Source:Ross Young(X)
via:Wccftech