サムスン幹部が、次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズにおいてディスプレイとカメラを大幅に強化することを予告したと報じられています。
金融メディアのSeeking Alphaが書き起こしたサムスンの最新決算説明会によると、同社のモバイル・エクスペリエンス担当副社長のダニエル・アラウージョは、次期Galaxy S25シリーズの新機能についてコメントしたとのこと。これは将来のサムスン製スマートフォンに搭載するAIに関しての質問に答えたものです。
アラウージョ氏は、Galaxy S24シリーズで初搭載された「Galaxy AI」が、新型折りたたみ機やウェアラブル機器にも展開されるなど、自社の取り組みを振り返っています。さらに「進化するAI技術のトレンドを先取りしていく」とも述べています。
それらと並行して、ハードウェアの改良を続けていくことにも言及。特にGalaxy S25シリーズは、ディスプレイとカメラを中心に「最高級のアップグレード」を行うほか、AI性能を高めてプレミアムな体験を提供するため「業界最高水準」のチップとメモリを使うと約束しています。
Galaxy S25シリーズのディスプレイやカメラが具体的にどのように強化されるのかは不明。とはいえ、プロセッサについてはクアルコム製の「Snapdragon 8 Gen 4」あるいはサムスン独自開発の3nmチップ「Exynos 2500」を搭載する可能性が高いと見られています。
最上位モデル「Galaxy S25 Ultra」に関しては、超広角カメラと光学3倍レンズがともに解像度50MP、つまりS24 Ultraの4~5倍になるとのリーク情報もありました。ディスプレイもさることながら、カメラの強化こそが人気の鍵となるでしょう。
Source: Seeking Alpha
via: 9to5Google