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2017/8/12 19:00

「ゴルゴ13」連載50年の集大成! 貴重原画や秘蔵モデルガンなどファン必見の特別展が開催決定

スナイパーという異色のテーマでありながら多くの人々の心を打ち、熱狂的なファンも多い「ゴルゴ13」。そんな本作品が2018年で50周年を迎えることを記念した展覧会「連載50周年記念特別展 さいとう・たかを ゴルゴ13」が、今年10月6日より大阪で、2018年9月22日より神奈川で開催されます。

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貴重展示多数! まさに集大成としての展覧会

本展覧会の全体監修は、「SPコミックスコンパクト ゴルゴ13」で全話の解説を執筆しているゴルゴ13研究家・杉森昌武氏が担当。会場は「軌跡」「狙撃」「女性」「制作」「人気」の全5章で構成され、それぞれ違った側面からゴルゴ13という作品の魅力を感じることができる展覧会となっています。

 

見どころ①初公開を含む原画を多数展示

名作としてファンの間で有名な「海へ向かうエバ」を含む、全エピソードから厳選された原画が多数展示されます。初公開のものはもちろん、印刷されなかった“幻の原画”も登場予定。筆力やインクの濃淡など、原画ならではの魅力を感じることができます。

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↑「海へ向かうエバ」より (C)さいとう・たかを

 

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↑「潮流激る南沙」より (C)さいとう・たかを

 

見どころ②門外不出のモデルガン12丁が集結

さいとう・プロダクション内の“武器庫”に保管されているモデルガンが、今回初めて一般公開されます。なかには、武器の描写を担当する専門スタッフがディテールまでリアルに描くためにカスタマイズしたモデルも。どの場面で使われたのかも振り返りながら、細部に至るプロのこだわりを見ることができます。

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↑展示モデルのひとつ、M16フルスクラッチ。第521話「STOCK(ストック)」(2012年)にて、引退したスイスの銃職人がゴルゴのために作ったカスタムモデルを忠実に再現した、完全オリジナルモデル(さいとう・プロダクション「武器庫」より)

 

見どころ③制作の裏側に迫る! プロダクション再現コーナー

著者であるさいとう・たかを氏の歩みを振り返るとともに、制作現場を会場に再現。ネーム割りやスタッフの描き入れのパネルに加え、筆記用具や執筆の際に参考とする写真・資料もあわせて展示され、作品が仕上がる様子をリアルに知ることができます。

 

見どころ④ゴルゴ愛用のアーマライト16を体感

ゴルゴが愛用するアーマライト16を「実際に構えてみたい」というファンの声に応えるため、見た目・重量を精巧に再現したモデルを用意。構えてスコープでターゲットを覗いたり、記念写真を撮影したりできます。

 

見どころ⑤山本恭司による公式テーマ曲

日本を代表するギタリスト・山本恭司氏が、本展覧会の公式テーマ曲「13th Shot」を制作。会場はもちろん、テレビCMでも流れる予定で、会場では限定CDが発売される予定です。

 

そのほか、コアなファンでも揃えられてないという2種類の貴重なゴルゴ本「別冊ゴルゴ」「ゴルゴ増刊号」(ともに小学館)の全巻展示や等身大パネルを用いた記念撮影コーナー、上半身の傷を忠実に再現した数量限定フィギュアほかオリジナルグッズの販売コーナーなどを用意。加えて、大阪会場では隣接するレストランにて「ゴルゴバー」「ゴルゴカフェ」が開設される予定です。

 

ファンならぜひとも訪れるべき本展覧会。8月13日からは、いよいよ特典ポスター付き前売券が発売開始となるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

 

【大阪展示開催概要】

会期:2017年10月6日(金)~11月27日(月)

会場:大阪文化館・天保山(海遊館となり)

 

【神奈川】

会期:2018年9月22日(土)~11月30日(金)

会場:川崎市市民ミュージアム

 

■詳しい展覧会情報は公式サイトをチェック!

https://www.golgo-13.com/

 

(C)さいとう・たかを