YouTubeライブ、盛り上がり中は「広告なし」に。新機能が順次ロールアウト

ink_pen 2026/4/19
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YouTubeライブ、盛り上がり中は「広告なし」に。新機能が順次ロールアウト
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

YouTubeはここ数か月、動画とライブ配信の双方で広告が増えているとの批判を受けています。そんななか、特定の条件下でライブ配信中に表示される広告を減らすアップデートを導入したことが明らかになりました。

↑盛り上がると広告がなくなる(画像提供/Lorenzi/Unsplash)。

公式ブログによると、対象となるのは「自動広告」を有効にしているライブ配信です。自動広告とは、プラットフォーム側のシステムが広告の挿入場所や頻度を自動的に決定する仕組みを指します。

主な変更点は2つあります。1つ目は、ライブチャットでコメントが急増するなど「エンゲージメントのピーク」が検出された際、一定時間「広告なし時間帯(ad-free window)」が発生する仕組みです。YouTube側は、これを「集団的な盛り上がり(collective vibe)」を損なわないための措置と説明しており、ピークが過ぎた後に広告の配信を再開する可能性を示唆しています。

2つ目は、Super ChatやSuper Sticker、ギフト購入などでクリエイターを支援した視聴者に対し、その直後「個人向けの広告なし時間帯」を自動的に付与するシステムです。これは「購入直後の瞬間が広告によって遮られないようにする」ことを目的としており、課金したユーザーほど広告に邪魔されずに楽しめる時間が増える設計となっています。

これらの変更は、いわば「盛り上がりに貢献するユーザー」と「支援を行うユーザー」に対し、無料プランであっても広告なしで視聴できる配慮を手厚くするものです。

今回のアップデートは、スキップ不可の90秒広告が頻発する問題が起きた直後に行われました。その問題自体についてYouTube側は「バグ」であったと説明し、現在は修正済みとしています。

これらの広告なし時間帯が具体的にどの程度の長さなのか、また配信中にどの程度の頻度で発生するのかは現時点では不明ですが、アップデートはすでに順次適用されているようです。


Source: YouTube via: 9to5Google

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