ゲーム&ホビー
2022/5/31 15:30

新PS Plusで遊べる初代PSゲームを専門家が検証! プレイステーション クラシックよりはマシだが……

リニューアル版PlayStation Plus(PS Plus)は日本で6月1日からサービス開始予定ですが、すでに一部アジア諸国では提供が始まっています。そのため、最上位プラン「プレミアム」で遊べる初代PSやPSPのクラシックゲームを実際に遊んだ人たちから、あまりデキがよくないなどの報告が寄せられていました。

 

では専門家が実際に検証してみてどうだったか、テストした結果が発表されています。

 

ゲーム映像技術の検証で知られるDigital Foundry社は、良いニュースと悪いニュースを伝えています。まず良い報せは、動作がひどかったミニ復刻ゲーム機「プレイステーション クラシック」で使われているコード(プログラム)とは違う、ということです。

 

各クラシックゲームにはPS5とPS4用の2バージョン用意され、それぞれ高解像度レンダリング、さまざまな表示モード(デフォルト、レトロ、モダン)巻き戻しなどの新機能やオプションが追加されていることはプラス評価です。

 

そして悪いお報せは、クラシックゲームの大半は、残念ながら50Hzで動作すると判明したことです。初代PS時代にはテレビ放送規格が「NTSC」(60Hz)と「PAL」(50Hz)の2つあり、当時のゲームも地域により2種類ありましたが、新生PS Plusは主に滑らかさが劣るPAL版を使っているのでは? との疑いが裏付けられてしまったわけです。

 

実際にプレイしてみると、50Hzで動作する『サルゲッチュ(Ape Escape)』が本来の25fps(毎秒25フレーム)ではなく、30fpsで表示されるそうです。つまりエミュレーション側で滑らか動作を補っているようですが、元のPAL版とフレームレートが食い違っているため、スタッター(カク付き)の問題があると述べられています。

 

この検証では3つの表示モードも対象となっていますが、「デフォルト」と「モダン」はほぼ同じに見えるそうです。「レトロ」はドットの周辺にスキャンラインフィルター(昔のテレビのように走査線を再現し、ドットをにじませる)を導入しているものの、正確に合わせられていないと指摘されています。

 

総合的にいって、Digital Foundry社はPS Plusプレミアムのエミュレーションに物足りなさを感じているようです。とはいえ、リニューアル直後に提供されるクラシックゲームは数少ないため、検証されたものも今後出てくる全タイトルのごく一部に過ぎないはず。今後、ソニーがクォリティ向上に力を入れることを期待したいところです。

 

Source:Eurogamer
via:Gameseradar