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調理家電
2022/5/27 20:45

アイリスオーヤマ「クッキングケトル」は誰にオススメ? 競合モデルとの違いは?【レビュー動画ダイジェスト】

GetNavi webでは、YouTubeチャンネルの「家電トーク」にて、編集部員の小山雅斗(以下、小山くん)が便利な家電や最新のガジェットを紹介する動画を公開中。今回は、アイリスオーヤマの「クッキングケトル ICK-M1200-B」(実売価格1万5450円・税込、以下クッキングケトル)のレビュー動画をダイジェストでお届け。

 

キッチンに溶け込むシックなデザイン

まずは小山くん、「クッキングケトル」のシックなデザインに注目。

 

「全体にブラックを基調としているんですが、ケトルの取っ手の部分が木目調になっていて、キッチンに溶け込んでくれそうなデザインをしています。ボタンもシンプルでわかりやすいですね。液晶パネルもあるので、土台の部分に関しては多少家電っぽさもあるかな。安っぽさもなく、1万円台とは思えないような質感になっています。ケトルも結構な大きさがあるので、袋麺が袋ごと入ってしまうぐらいの大きさ。鍋をするにも2人ぶんくらいなら余裕で作れそうです」

もうひとつ、気に入ったのが鍋敷きが要らない鍋底の工夫です。

 

「鍋の内側と外側の部分に若干の高低差があるんです。高低差があるので、熱い部分が机に接しないので、鍋敷きいらずで机に置ける。これは使い勝手が良さそうです! あと、ふたに湯切り穴が付いているんですね。ケトルで麺をゆでて、そのまま湯切りができちゃう。これは、パスタが好きな一人暮らしには、かなり便利な機能じゃないでしょうか!」

↑鍋底のヒーターと接する中央部分がわずかに凹んでいるため、机に置いても熱い部分が机に触れることはありません

 

↑ふたには麺をゆでるのに便利なメッシュ状の湯切り口が付いています

 

競合モデル「ちょいなべ」との違いは?

小山くんは、本機の競合モデルであるシロカの「おりょうりケトル ちょいなべ」との違いについても言及。

 

「アイリスオーヤマはデザインは取っ手の部分が木目調になっていたりとか、操作部がボタン式になっていて、色々な操作ができるようになっています。シロカはつまみをスライドさせて温度を調整するような仕組みなので、シンプルなデザインの印象になっていると思います。自動調理機能はアイリスオーヤマの独自機能。温度を考えずに番号を指定するだけで最適な調理をしてくれるので、より直感的に使えるのかな、と思います」

↑参考:シロカの「おりょうりケトル ちょいなべ」(実売価格1万2980円)

 

↑アイリスオーヤマの「クッキングケトル」で自動調理できるメニューは、「自動メニュー」として、土台部分にプリントしてあります

 

3つのシンプル料理を実際に調理

では、実際に調理していきます。まずは、インスタントラーメンのサッポロ一番みそ味を調理。水を入れた鍋に麺を入れ、自動メニューの「2番」にセットして約5分、完成です!

「うん、ちゃんとできてます。水と麺を入れて放っておくだけなので、かなりカンタン。ただ、麺は硬めが好みなので、そのあたりを調整するには、お湯を沸騰させてから麺を入れるだけでもいいのかな。そうすれば自分好みの硬さにできるのでは」

続いて、パスタを調理。パスタをそのまま入れるには鍋の大きさが足りないと思った小山くん、手軽さを重視し、パスタを半分に折って「温度100℃の7分間」で調理スタート。7分後にふたについた湯切りを使って麺のお湯を切っていきます。

 

「カンタン! これだけでパスタの麺ができちゃいました! スゴイ!」

↑ざるを用意しなくても湯切りができる!

 

↑カンタンに麺がゆで上がりました!

 

次は小山くんの大好物、「赤から鍋」を作ります。スープを入れて、具材をどんどん入れていくと……。

 

「結構、具材の量が入りましたね! これだったら、2~3人前は入ると思います。一人暮らしなら余裕ですし、ご夫婦やカップルの方でも使えるかな、と思います」

自動メニューの「1番」を押してしばし待てば完成!

 

「お肉にも火が通っていて、いい感じです。簡単に使えたので、めちゃくちゃいいんじゃないかな、と。うん、すごく美味しくできました!」

 

 

台所のモノを増やしたくない一人暮らしに最適

レビューを終えた小山くん、本機は「特に一人暮らしにオススメ」とアツく語ってくれました。

 

「これならケトルもいらないし、もしかしたら鍋もこれ一台で代用できるかもしれない。台所をスッキリさせることができるんじゃないかと思いました。調理家電を増やしたくないな、と考えている方には最適。特に男性でインスタントラーメンやパスタをゆでることが多い方、鍋を食べることが多い人にはオススメ。普段のお手入れもめちゃくちゃカンタンですが、ひとつ気になるのは、土台の中の清掃がちょっと難しくて、そこは改善の余地があるかな。ただ、この完成度で2万円を切る価格は本当にスゴイ。これから一人暮らしをする方、友人が一人暮らしを始めて何かお祝いをあげたいな、という方には最適な一品だと思います!」

YouTubeチャンネル「家電トーク」では、小山くんが話題の家電を実際に試してみた動画を公開中。ほかの調理家電もたくさん紹介していますので、ぜひご覧ください!

 

本稿で伝えられなかったディテールもあるので要チェック!今回紹介した動画はコチラ