家電
2023/6/17 20:45

Jackeryもついにリン酸鉄リチウムイオン電池に! 2042.8Whの大容量ポータブル電源などを発売

Jackery Japanは6月14日、ポータブル電源の新製品「Jackery Plus」シリーズ3機種を発表した。ラインナップは、「Jackery Solar Generator 2000 Plus」「Jackery Solar Generator 1000 Plus」「Jackery Solar Generator 300 Plus」で、いずれもソーラーパネルがセットになっている。フラッグシップモデルの「Jackery Solar Generator 2000 Plus」(35万5000円・税込)は同日に発売された。

↑Jackery新製品発表会では、お笑いコンビ・よゐこの濱口優さん(左)とタレントの南明奈さん(右)夫妻が登場

 

バッテリーを強化した新モデル

「Jackery Plus」シリーズは、従来の三元系リチウム電池イオン電池に代わり、寿命の長いリン酸鉄リチウムイオン電池を採用。充放電サイクル4000回を経た後でも70%以上電池残量を維持できるという。同社の独自急速充電技術「ChargeShield技術」も搭載したことで、1日1サイクル(※)で使用した場合、10年以上の利用ができるという長寿命化を実現した。さらに、高速ソーラー充電により、最短2時間でフル充電ができる。

※ 1サイクルは、ポータブル電源を満タンの100%まで充電して、その電気が0%になるまで放電し切った状態

↑「Jackery Solar Generator 2000 Plus」はバッテリー容量2042.8Wh、定格出力3000Wの高出力。家電の99%を稼働させることができる

 

↑高速ソーラー充電では、業界最高クラスの最大25%の変換効率を実現

 

また、バッテリー単体で発売される「Jackery ポータブル電源 2000 Plus」は、同容量の「Jackery Battery Pack 2000 Plus」(17万5000円・税込)を最大5つ接続することが可能。別売りの「Jackery Connector」(1万6800円・税込)を使用した並列接続により24kWhまで拡張し、200Vの電圧を必要とする電気製品を使用することができる。

↑拡張バッテリーを使用すれば家庭用小型サウナも使える

 

↑会場では、新製品のポータブル電源でどこまで家電を同時使用できるかなど、濱口さんと南さんがゲームを通して長所と魅力を紹介した

 

大容量ながら静音性にも優れており、静音充電モード時には30dB以下レベルを実現。さらに、EPS機能を搭載しているので停電時などには自動的にバッテリー給電へと切り替わるほか、同社専用アプリでデバイス状態の確認やリモートコントロールも可能となっている。もちろん従来の製品同様、BMSにより過充電や過放電を防止する高い安全性も確保されている。

↑専用アプリでは遠隔ON/OFF操作、電源状況の確認などができる

 

ポータブル電源のみの「Jackery ポータブル電源 2000 Plus」は28万5000円(税込)、「Jackery ポータブル電源 2000 Plus」と「Jackery Battery Pack 2000 Plus」のセットは44万円(税込)。「Jackery Solar Generator 1000 Plus」「Jackery Solar Generator 300 Plus」の2機種は、2023年夏以降に順次発売予定だ。

 

6月14日の発売を記念して公式オンラインストア、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでは、特別キャンペーンを実施中。「Jackery ポータブル電源 2000 Plus」を15%オフで購入できて、ソーラーパネル「Jackery SolarSaga 100」が1枚もらえる。または、「Jackery Solar Generator 2000 Plus」が20%オフになる。

 

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